手帳に関する意識と実態調査2015(20~60代男女対象) 

2015年11月16日
高橋書店は、東京エリア(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)と大阪エリア(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県)に住む20代から60代までの男女900名を対象に、『手帳に関する意識と実態調査2015』を実施しました。20~60代の手帳の利用実態に加え、抱えている秘密や、属性別の意識・実態の違いを調査しました。

【調査結果サマリー】

【属性別実態】ポジティブで知識欲旺盛60代、スマホに厳しい20代、こだわりやのAB型。
■どの世代よりポジティブな、60代団塊世代は知識欲旺盛、手帳を大活用。ネガなのは団塊ジュニア、30代。
⇒「友達が多く」(46.0%)、「今に満足」(71.0%)、「ストレスが少なく」(67.0%)、「金銭的に余裕があり」(72.0%)な60代団塊世代。最もネガなのは団塊ジュニアな30代。
⇒60代は知識欲も旺盛で、手帳には「知らなかった言葉」を3割(28.0%)が記入、全体(16.8%)の2倍近い値を示す。
⇒60代は使った手帳は「5年以上保管」(62.0%)、20代(51.5%)を遥かに上回る。過去の予定や記述を参照して活用。

■「取引先の前でデジタルツール利用は失礼」が最多の20代。マナーを気にして几帳面に紙の手帳を使う。
⇒「デジタルツールでのスケジュール管理は電池切れが心配」(74.0%)だし、「取引先の前でのスマホなどデジタルツールでのスケジュール記入は失礼」(67.0%)と、ゆとり世代のはずが全世代の中で20代が最もデジタルツールに否定的。
⇒20代は「きれいな文字で」(70.0%)、「なるべく細かく」(46.0%)書き込むなど紙の手帳を丁寧に使う。

■お金をかけ、お金のことについて書き込み、こだわって手帳を利用するAB型。
⇒AB型は手帳選びにこだわりが多い。手帳に書き込む内容として「金銭管理」が多く、秘密も「金銭に関する内容」が多め。
⇒全血液型で手帳に最もお金をかけ(1,721円)、丁寧に使う。

【12月の予定】年末は60代は20代より予定が多い!スケジュール管理もマメ。
■60代の方が20代よりリア充!忘年会の予定は60代>20代。決まったらすぐに書くマメさも60代>20代。
⇒忘年会の予定は60代1.45回、20代は1.03回。予定を「すぐに記入」する率は60代(90.3%)、20代「66.7%」で大きな差。
⇒クリスマスの予定は平均24.9日前、恋人のいる人は19.0日前に手帳に記入。

【手帳の秘密】手帳の秘密はきょうだいの多い中間子に多く、ひとりっ子に少ない。
■95.3% が手帳に秘密を抱えている。上下のきょうだいに見られやすい中間子で多く、ひとりっ子で少ない。
⇒手帳に秘密がある人、全体では95.3%。中間子は97.2%、ひとりっ子は89.9%と大きな差。ひとりっ子は「手帳は安心」とそもそも警戒心が薄い。

■自分の秘密も他人の秘密もオープンなひとりっ子、 どちらも守秘したい中間子。60代も口は堅い。
⇒他人の手帳を覗いたことのある人は全体では17.4%。ひとりっ子(28.3%)は口が軽く、中間子(17.9%)が口が堅め。年代別でも「秘密を知ると他人に話したくなる」率は20代35.0%、60代14.0%と大きな開き。

【手帳白書2015】どんな属性の人でも、大幅なアナログ手帳への回帰が進む。
■どんな属性の人も、大幅なアナログ回帰が進む。
⇒紙の手帳と他のスケジュール管理ツールの使い分けは、「アナログ手帳の使い分け」が最多、昨年より増加(49.1%→54.7%)。反対にスマホなどとの併用は大幅減少(33.3%→26.6%)。


【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2015年7月31日(金)~8月3日(水)
調査対象者条件:首都圏・近畿圏に居住する、20~60代の手帳を使用する男女

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[高橋書店]
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