手帳に関する意識と実態調査2016 

2016年11月15日
高橋書店は、首都圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)と近畿圏(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県)に住む20代から50代までの男女1,000人を対象に、『手帳に関する意識と実態調査2016』を実施しました。20~50代の手帳の利用実態に加え、小学生やその母親に子どもの手帳利用についても調査しました。

<調査結果>

【子どもと手帳】小学生の48.6%が手帳でスケジュール管理。手帳で自己管理を身につける。


■小さい頃から塾や習い事などのスケジュールをアナログ手帳で管理。
⇒手帳に記入しているのは「塾や習い事の予定」(71.0%)、次に「休日にすることや休日の予定」(59.0%)、「学校の行事予定(運動会や学習発表会など)」(57.0%)で、主に自分自身のスケジュール管理に活用。
⇒手帳の使用開始時期は、塾や習い事で忙しくなる「6~10歳」に集中。

■手帳使用で「計画性」「自主性」が向上し、生活習慣で良い影響を与えている。
⇒<親の意見>手帳を使うことで、「計画性が身についた」(38.0%)、「自主性が身についた」(33.0%)、「忘れ物が減った」(20.0%)など、生活習慣に良い影響を与えている。
⇒<子どもの意見>手帳を使用している子どもの多くが、使用していない子どもよりも「早寝早起きができている」「しっかり挨拶ができる」「忘れ物はしない」「積極性がある方だ」と感じている。

【手帳と秘密】96.8%の人が手帳に秘密を記入。男性は「仕事」、女性は「プライベート」。

■ほとんどが手帳に見られたくない秘密を記入。近畿圏の男性は“あけすけ”だが、女性は“秘密主義”の傾向。
⇒手帳の内容を見られることに「抵抗がある計(とても抵抗がある+やや抵抗がある)」は全体の80.2%。「全く抵抗がない」は、わずか3.2%で、96.8%は見られたくない秘密を手帳に記入している。
⇒近畿圏では、男性の20代と50代で「とても抵抗がある」のスコアが低くなっている一方で、女性の30代~50代は「とても抵抗がある」のスコアが高くなっている。

■見られたくない秘密、男性は「仕事」関係、女性は「プライベート」関係が中心。
⇒男性は「仕事の予定・スケジュール」、女性は「日記」「体重や体温等の健康管理データ」が見られたくない秘密。
⇒手帳に秘密を「そのまま書き込む」は74.2%、それ以外の25.8%はなんらかの工夫をしている。

【手帳白書2016】手帳の購入金額は、昨年よりも331円UP。男性は、平均約2,300円。

■手帳購入額平均は1,822円。昨年より331円増額。
⇒男性の平均購入金額は2304.5円で、女性の1523.7円よりも高額。近畿圏よりも首都圏の方が高額の手帳を購入。
⇒手帳のタイプは、男性1位は「レフト式(1週間+横罫)」、女性1位は「カレンダー式(月間)」。

■スケジュール管理ツールでは、“デジタルツールよりアナログ手帳を支持派”が93.1%。
 若年層は、取引先でのデジタルツールの使用は気が引ける。
⇒デジタルツールは「データ消失」「電池切れ」などのリスクを多くの人が感じている。
⇒「取引先の前でスマホなどデジタルツールにスケジュールを記入するのは気が引ける」など、デジタルツールの取引先での使用にはためらいがある人が多く、若い人ほどその傾向が強い。


【調査概要】
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査期間:2016年7月28日(木)~8月3日(水)
・調査対象者条件:スケジュール管理ツールとして「手帳」を利用している、首都圏・近畿圏に居住する、20~50代の男女 1,000名
 ①800名:(20~50代の男女、年代・性別・居住地ごとに各50名)
 ②200名:(小学生までの子どもを持つ母親、男・女児×手帳を利用・非利用で各50名で均等割付)
 計1,000名

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[高橋書店]
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