「スケジュール管理」に関するアンケート調査 

2016年11月15日
インターワイヤードは、自社のネットリサーチサービス『DIMSDRIVE』を利用し、「スケジュール管理」に関するアンケート調査を実施致しました。
調査は2016年8月5日~8月26日にかけて実施し、DIMSDRIVEモニター4,207人から回答を得ています。

スケジュール管理手段は “紙派64.3%” “電子機器派35.7%”という結果となりました。
“紙派”の主な使用理由は「使い続けている/慣れている」。
”電子機器派”の使用理由は「スケジュール変更時に対応しやすい」が最多の回答となりました。

<調査トピックス>

● 男女とも「自分のプライベートの予定」を中心に管理。男性は「仕事」、女性は「家族」も。
● スケジュール管理手段は “紙派64.3%” “電子機器派35.7%”
● 家族の予定の管理 6割超が「紙のカレンダー」を使用
● 「使い続けている/慣れている」最重視・・・紙の手帳・カレンダーなど「紙」を利用している理由
● 「スケジュール変更に対応しやすい」利便性を評価・・・「電子機器」を利用している理由
● 電子機器の不安要素を懸念・・・「紙」を主に利用し、「電子機器」を併用する理由
● 手書きは読みにくい・複数人の予定を合わせるのが大変・・・「電子機器」を主に利用し、「紙」を併用する理由
● 紙のおススメ「カラーペン、付箋の使用」/電子機器のおススメ「アプリ、SNSの使用」
● スケジュール管理は生活の一部・・・・・スケジュール管理にまつわるエピソード

<調査結果>

 男女とも「自分のプライベートの予定」を中心に管理。男性は「仕事」、女性は「家族」も

■スケジュール管理(予定の記録や日程調整)をしている?

全体で「スケジュール管理をしている人」は75.7%。
7割以上の人がなんらかのスケジュール管理をしている。
「自分のプライベートの予定」は6割超、「自分の仕事の予定」は約5割の人が管理をしている。
また、「家族の予定」を管理している人は3割弱。

<男女別>
男性は「自分の仕事の予定」が5割を超える。
女性は「自分のプライベートの予定」が約7割。また、「家族の予定」は約4割で男性の2倍となっている。

<年代別>
「自分のプライベートの予定」は年代が上がるにつれ、数値が上昇する傾向が見られる。
「自分の仕事の予定」は50代で最も数値が高く6割。
「家族の予定」は20代で数値が大きく下がり、1割強。20代は家族の予定に関与する人は少なめ。

 スケジュール管理手段は “紙派64.3%” “電子機器派35.7%”

■スケジュール管理手段は?

『紙の手帳・カレンダーなど「紙」のみ』利用者は46.3%。
『スマートフォン・パソコンなど「電子機器」のみ』利用者は18.5%で5人に1人程度。
『紙』と『電子機器』の併用者は35.2%。両方利用している人は3人に1人。

<男女別>
女性は『紙のみ・紙メイン利用者』75.2%と非常に高い。女性は“紙派”が多い様子。
反対に、男性は“紙派”と“電子機器派“がほぼ半々に分かれる。

<年代別>
60代までは“紙派”は6割前後。70代以上で“紙派”の数値が大きく上がり7割超となる。

 家族の予定の管理 6割超が「紙のカレンダー」を使用

■管理している予定別の「スケジュール管理手段」

『自分の仕事の予定』『自分のプライベートの予定』『知人の予定』『タレントなど有名人の予定』は「紙の手帳」がいずれも50%を超え、メインで利用されている様子。
一方、『家族の予定』は「紙のカレンダー」が6割超で最も利用されている。
「スマートフォンのアプリ」の利用率も全体的に高く、20~30%前後利用されている。

 「使い続けている/慣れている」最重視
   ・・・紙の手帳・カレンダーなど「紙」を利用している理由


■紙の手帳・カレンダーなど「紙」を利用している理由

1位は「使い続けているから」57.9%。次いで「慣れ親しんでいるから」56.0%、
「手書きが早いから」38.9%と続く

<年代別>
年代別にみると、全体で1位の「使い続けているから」は20代では5割を下回るが、70代以上では6割を上回る結果となった。
また、全体で2位の「慣れ親しんでいるから」、3位の「手書きが早いから」も60代以上の高齢層で数値が上がり、6~7割。
「紙」の利用理由は、「以前から使用していて使い慣れている」理由が上位に挙がる結果となった。

 「スケジュール変更に対応しやすい」利便性を評価・・・「電子機器」を利用している理由

■スマートフォン・パソコンなどの「電子機器」を利用している理由

1位は「スケジュール変更時に対応しやすい」39.2%。次いで「使い続けているから」29.3%、
「慣れ親しんでいるから」23.5%と続く。
「スケジュール変更に対応しやすい」という“使い勝手の良さ”を感じている人が多いようだ。

<年代別>
年代別に見ると、全体で1位の「スケジュール変更時に対応しやすい」はバラツキは若干あるものの、ほぼ4割前後の選択率であり、年代間での大きな差は見られなかった。
「電子機器」を利用している人は、年代とわず“使い勝手の良さ”を評価している。

 電子機器の不安要素を懸念・・・「紙」を主に利用し、「電子機器」を併用する理由

■「紙」を主に利用し、「電子機器」を併用している理由

1位は「電子機器のみではバッテリー切れ、水濡れ等によるデータの破損が心配だから」47.5%。
次いで「電子機器のみへの移行は、時期尚早に感じるから」18.0%、「今どきの使い方をしたいが、まだ自信がないから」16.9%と続く。
その他自由回答では、「プライベートと仕事を区別したいから」「自宅、外出時の両方に対応するため」など“シーンによる使い分け”を目的とした理由などが挙がっている。

 手書きは読みにくい・複数人の予定を合わせるのが大変
   ・・・「電子機器」を主に利用し、「紙」を併用する理由


■「電子機器」を主に利用し、「紙」を併用している理由

1位は「手書きは後で読み返すと、わからない場合があるから」34.4%。
次いで「手書きは複数人の予定を合わせるのが大変だから」27.1%、「手書きは字の統一感がないから」15.3%と続く。
その他自由回答では、「電子機器のバックアップ用として」や「カレンダーに書いておくと家族もわかるから」などが挙がっている。

<男女別>
全体で1位の「手書きは後で読み返すと、わからない場合があるから」は、男性41.6%に対し、女性19.0%と、男女間で大きな差が見られる。男性は「手書き」が苦手な人が多い?

<年代別>
全体で1位の「手書きは後で読み返すと、わからない場合があるから」は、年代の上昇とともに、選択率が上がる傾向が見られる。

 紙のおススメ「カラーペン、付箋の使用」/電子機器のおススメ「アプリ、SNSの使用」

■スケジュール管理に関する「おススメの使い方」

スケジュール管理に関する「おススメの使い方」を尋ねると、「紙」「電子機器」それぞれで様々な意見が 挙がった。
紙では特に、「カラーペン」や「付箋」、他には「シール」などを利用して見やすくして管理することをおススメする声が多かった。

電子機器では、「アプリ」や「SNSのカレンダー機能」の利用のほか、「クラウド上で管理すると様々な端末でスケジュールを共有できる」などの意見が多数見られた。

 スケジュール管理は生活の一部・・・・・スケジュール管理にまつわるエピソード

■スケジュール管理にまつわるエピソード

スケジュール管理にまつわるエピソードを尋ねた。
「予定を1か月入れ間違えた」など、予定の入れ間違いの失敗談や、「スケジュールが埋まっていないと不安、埋まっていると憂鬱」など、スケジュール管理することで発生する気持ちの変化など、様々なエピソードが挙げられた。


【調査概要】
調査方法 : インターネットを利用した市場調査
調査期間 : 2016年8月5日~8月26日
有効回答数: DIMSDRIVEモニター 4,207人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[インターワイヤード]
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