「働き方改革」に関するアンケート調査(ビジネスパーソン男女対象) 

2017年11月23日
高橋書店は、11月23日「勤労感謝の日」を前に、「働き方改革」に関するアンケート調査を、日本全国のビジネスパーソン男女730名を対象に行いました。

その結果、「働き方改革」(長時間労働の改善)に取り組む企業に勤めているビジネスパーソンの約4割が、“ジタハラ”(時短ハラスメント)被害につながる悩みを抱えていると回答。また、「働き方改革」に取り組む企業に勤めるビジネスパーソンの約8割が、長時間労働の改善に向けた業務効率化・生産性の向上のために「紙の手帳」の活用をしていることが分かり、「働き方改革」(長時間労働の改善)のためには、「紙の手帳」とデジタルツールの併用が有効であることがわかりました。

※“ジタハラ”(時短ハラスメント)とは?

現場をよく知らない会社の上司などから、「残業をするな」、「(仕事が終わっていなくても)定時に帰れ」と、長時間労働を改善するための具体的な対応策の提案がないまま、頭ごなしに業務を切り上げるよう強制されることを“ジタハラ”(時短ハラスメント)といいます。「働き方改革」(長時間労働の改善)が推進されるようになり、仕事がまわらなくて現場がパニックに陥るというケースも出てきており、特に責任感が強く真面目なビジネスパーソンほど「帰れ、帰れ」と言われることをプレッシャーに感じることが多く、精神的に追い詰められるケースもあります。

【調査結果詳細】

■「働き方改革」(長時間労働の改善)に取り組む企業に勤めているビジネスパーソンの約4割が“ジタハラ”(時短ハラスメント)被害につながる悩みを抱えている、という結果に!

日本全国の20代~60代のビジネスパーソン男女730名に調査を行った結果、390名(53.4%)が「自分が勤めている会社で働き方改革(長時間労働の改善)が行われている」と回答しました。

図2.あなたの会社で「働き方改革」(長時間労働の改善)に関する取り組みが導入されたことにより、困っていることはありますか?(いくつでも)
⇒「働き方改革」(長時間労働の改善)に取り組む企業に勤めているビジネスパーソンが抱えているお悩み第1位は「働ける時間が短くなったのに、業務量が以前のままのため、仕事が終わらない」 (41.5%)
⇒「働き方改革」(長時間労働の改善)に取り組む企業に勤めているビジネスパーソンの約4割が“ジタハラ”(時短ハラスメント)被害につながる悩みを抱えている、という結果に!

■「働き方改革」(長時間労働の改善)に取り組む企業に勤めるビジネスパーソンの約8割が、業務効率化・生産性の向上のために「紙の手帳」を活用!      

図3.「働き方改革」(長時間労働の改善)のため、業務効率化・生産性向上には「紙の手帳」が重要なツールとして必要ですか?
「自分が勤めている会社で働き方改革(長時間労働の改善)が行われている」と回答した390名のビジネスパーソンのうち、約8割(74.6%)が、業務効率化・生産性の向上のために「紙の手帳」が必要である、と回答しました。

図4.「働き方改革」に取り組んでおり、そのツールとして紙の手帳も活用していると回答した方にお伺いいたします。
紙の手帳をどのように活用しているかお答えください。(いくつでも)
⇒紙の手帳の活用法第1位は「毎朝紙の手帳でスケジュールやタスクを確認してから一日をはじめる」(56.4%)
⇒自分で自由にタスクやメモが書き込めるタイプの手帳が求められている結果に。

■約4割のビジネスパーソンが、「紙の手帳」とデジタルツールの併用でスケジュールを管理!

図5. Googleカレンダーなどのデジタルのスケジュール管理ツールを利用していますか?

<紙の手帳とデジタルツールの併用をしている理由(一部抜粋)>

・商談相手の前でスケジュールを確認するときは紙の手帳を使い、それ以外はデジタルで管理している。(36歳会社員男性)
・デジタルは持ち運び用、手帳は1ヶ月の予定など少し先の予定を自分なりのアレンジや工夫を加えて確認するため用。(23歳会社員女性)
・紙の方が書いて残すので覚えやすくてすぐ見れるし忘れにくい。終わった予定も振り返って見れるのがよい。デジタルは、家族と予定を共有できるアプリを利用。お互いの予定がわかるのが便利。(28歳会社員女性)
・デジタルはリマインダー(通知)の役割。紙は詳しく書く日々のタスク管理や日記帳の役割として使用。(23歳会社員男性)
・大きな用事は紙の手帳、小さな用事はデジタル。(32歳会社員女性)


【調査概要】
対象者:紙の手帳の利用経験がある、日本全国20代~60代ビジネスパーソン男女 730名
実施時期:2017年11月
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査実施:株式会社 高橋書店

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[高橋書店]
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