歯の健康に関する意識調査 

2013年11月08日
オールアバウトと、グラクソ・スミスクライン(GSK)は、20代~50代の男女1,000名を対象に、“いい歯の日”である11月8日にあわせて「歯の健康に関する意識調査」を共同で実施。

【調査結果のポイント】

1)1日に歯を磨く回数は平均2回以下
 人に聞けないハミガキの回数の平均は?

2)ふつうもしくはかための歯ブラシを使っている人が84.2%

3)2人に1人がブラッシングや冷たいものの飲食で “歯がシミて痛み”を感じたことがある
 中でも30代がその痛みを感じる傾向に

4)痛みの原因は知覚過敏?それでも歯科医に行かない人は54%
 痛みの原因と自覚しているのは1位「知覚過敏」、2位「虫歯」、3位「歯周病」

5)知覚過敏が引き起こす歯への危険性を知らない人は73.3%
 知覚過敏?それでも低価格帯の歯磨き剤を使っている人が65%

【調査結果】

1)1日に歯を磨く回数は平均2回以下
男女 1,000 名に対して、1 日何回ハミガキをするかを尋ねたところ、「2 回」(52.5%)がもっとも多く、「1 回」(22.7%)、「3 回」(21.5%)、「4 回」(1.8%)と続きました。「平均 2 回」というのが日本人のライフスタイルに浸透していることが明らかになりました。

2)ふつうもしくはかための歯ブラシを使っている人が84.2%
普段使用している歯ブラシの硬さについて尋ねたところ、「ふつう」(64.4%)と答える人が最も多い結果となりました。一方で「かたい」、「ややかたい」と回答した方の合計(19.8%)が、「柔らかい」「やや柔らかい」と回答した方(14.5%)を上回り、傾向としてかための歯ブラシが好まれていることが分かりました。

3)2人に1人がブラッシングや冷たいものの飲食で “歯がシミて痛み”を感じたことがある
日頃冷たいものを食べたり、飲んだり、またブラッシングした際に、歯がシミて痛みを感じたことがあるか尋ねたところ、冷たいものの飲食では“ある”、“どちらかといえばある”と回答した方は合計で50.9%、ブラッシングにおいては32.5%となり、多くの人が日常生活で歯がシミて痛みを感じた経験があることが明らかになりました。また、世代別・年齢別で傾向をみたところ、冷たいものの飲食においては、30代に多く発症していることが分かりました。

4)痛みの原因は知覚過敏?それでも歯科医に行かない人は54%
歯がシミて痛みを感じたことがある555名の方に、その原因がなにであると自覚しているかを尋ねたところ、1位「知覚過敏」(48.5%)、2位「虫歯」(31.9%)、3位「歯周病(歯槽膿漏)」(23.8%)という結果でした。「歯がシミる痛み=知覚過敏」といった認識が高いことが分かりました。
さらに、その原因を突き止めるために歯科医院で診察を受けたかどうかを尋ねたところ、“はい”と回答したのは40.9%と、“いいえ”と回答した54.4%を下回り、半分以上の人がなんとなく痛みの原因を察知していながらも歯科医に行かず痛みを放置していることが明らかになりました。

5)知覚過敏が引き起こす歯への危険性を知らない人は73.3%
 知覚過敏?それでも低価格帯の歯磨き剤を使っている人が65%

知覚過敏の原因のひとつに、酸性度の高い飲食物に含まれる酸によって歯のエナメル質が溶かけてしまうことを知っていたかを尋ねたところ、26.7%の方が「知っていた」と回答。「なんとなく知っていた」(43.7%)、「知らなかった」(29.6%)を合計すると7割近くの人がまだ正しい理解をしてないことがわかりました。
また、歯がシミて痛みを感じたことがある方の中で、その原因を「知覚過敏」と認識している269名に、現在使用している歯磨き剤の購入金額を尋ねたところ、65%の方が「400円未満」の低価格帯のハミガキ粉を購入していました。知覚過敏を認識しているにも関わらず、知覚過敏ケアの歯磨き剤の購入には至っていないことが明らかになりました。


【調査概要】
・調査日:2013年10月11日(金)~12日(土)
・調査対象:20歳以上60歳未満の男女
・有効回答数:1,000件
・調査方法:インターネットリサーチ
・属性:
[年代]20代(n=257)25.7%、30代(n=261)26.1%、40代(n=210)21.0%、50代(n=272)27.2%
[子どもの有無] 無し(n=614)61.4%、有り(n=386)38.6%
[居住エリア] 1都3県

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[オールアバウ]
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