オーラルケアに関する調査(男女40代~50代中心) 

2018年05月16日

フィールド・クラウドソーシング事業を展開するソフトブレーン・フィールドは、「マルチプルID-POS購買理由データPoint of Buy(R)」(以下POB)アンケートモニター(n=4484名 男女40代~50代中心)を対象に、「オーラルケアに関する調査」を2018年4月12日(木)~4月16日(月)にかけて実施しました。
 最初に、平成元年より厚生労働省と日本歯科医師会が推進し、今年30周年を迎える「8020運動(※)」についての認知調査をしました。※「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。

調査結果のポイント


  • 厚生労働省と日本歯科医師会が推進する「8020運動」の認知度は約6割。
  • 定期的な歯科健診を受けている方は、全体で半数以上。年代別では、40代が50.1%、50代が51.6%、さらに60代になると60.4%となり、年代が高くなるにつれて割合が増える。一方で20代、30代では定期的な歯科健診を受けていない方のほうが多く、20代は6割を超える。
  • 口内環境に関する悩みを抱えている方は半数以上で、「歯石や歯垢」が63.0%でもっとも多く、「口臭」が53.3%、「歯の黄ばみ・歯茎の色」が46.7%と続いた。
  • ハミガキのときに、歯間ブラシやデンタルフロス、口臭予防などの洗口液を併用する方が3割以上。
  • ハミガキ粉の売れ筋は、ライオン「クリニカ ハミガキ」や花王「クリアクリーン」が2大人気ブランドであり、新規購入者だけでみると、口臭予防をうたうライオン「NONIO ハミガキ」が人気。

調査結果


 「8020運動」の認知度は、「内容をよく知っている」が20.9%、「なんとなく内容を知っている」が31.4%、「聞いたことがあるが内容までは知らない」が9.5%となり、認知度は6割程度でした。
いつまでも健康な歯を保つためには、家庭でのケアだけではなく、歯科医院でのケアも重要となりますが、定期的に歯科健診を受診しているかについても調査をしました。

 歯科健診については「定期的に受けている方」は全体で51.8%となり、半数を上回りました。年代別でみると、40代が50.1%、50代が51.6%、さらに60代になると60.4%となり、年代が高くなるにつれて割合が増える傾向があります。
一方で20代、30代では定期的な歯科健診を受けていない方のほうが多く、20代は受けていない方が6割を超える結果となりました。

 次に、口内環境に関する悩みについて、みなさんはどのように考えているのでしょうか?

 口内環境に関する悩みについては、半数以上の55.8%が「悩みがある」と回答しました。(n=2503名)
具体的な悩みは、「歯石や歯垢」が63.0%でもっとも多く、「口臭」が53.3%、「歯の黄ばみ・歯茎の色」が46.7%、「歯周病」が34.3%と続きました。口内環境の悩みを解決する第一歩である、家庭でのオーラルケアについて、みなさんがどのようなアイテムをハミガキのときに使用しているのか、調査をしました。

 ハミガキのときに使用するアイテムは、ハブラシ・ハミガキ粉はもちろん、ハブラシでは届かないような、歯と歯の間の汚れを取り除くアイテムを使用する方も多く、「歯間ブラシ」は35.2%、「デンタルフロス」は29.0%となり、口臭予防や磨き残し対策にも効果的な「マウスウォッシュ」は30.4%となりました。
また、高機能な電動ハブラシが各社から発売されていますが、電動ハブラシを使用する方は、19.0%にとどまり、手動のハブラシを使用する方が84.8%で圧倒的に多い結果となりました。

 では、どのようなハミガキ粉のブランドが売れ筋なのでしょうか。2017年度における当社収集のレシートデータ(POB)の「ハミガキ粉カテゴリ」で調査をしました。

 2017年度における当社収集のレシートデータ(POB)の「ハミガキ粉カテゴリ」中、購入レシート枚数でみると、1位は、“予防歯科”の考えに基づいて生まれたライオン「クリニカ ハミガキ」、2位は、歯の表面やスキマの歯垢をかき出す顆粒入りが特長の花王「クリアクリーン」でした。どちらも“むし歯の進行と発生を防ぐフッ素処方であり、「クリニカ ハミガキ」よりも、むし歯予防力の高い「クリニカ アドバンテージ」も支持を集めており、購入ブランドからは、オーラルケアの様々な悩みに効果的な機能性を持つものが選ばれていることがわかりました。

 また、新規購入者別で見ると、ライオン「NONIOハミガキ」がトップとなり、17年8月に発売された新商品でありながらレシート枚数シェアを伸ばし、2位のグラクソ スミスクライン「シュミテクト ハミガキ」と2ポイントの差をつけていました。この背景には「口臭予防」ニーズの高まりがあり、それの裏付けとして図表4では、口内環境に関する悩みとして「口臭」が上位にランクインしています。
 「NONIO」の購入理由からは「CMでもドラッグストアでも口臭予防を宣伝していたので購入(30代男性)」や「口臭予防の商品を探していたら売り場で一番目立っていた(40代女性)」など、従来、口臭予防といえばマウスウォッシュのイメージが強い印象でしたが、「NONIO」が“口臭ケアができるハミガキ粉”として短期間で認知されたことがこの結果につながったと言えます。


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