2011年度 国内PCサーバー出荷概況 

2012年06月01日
MM総研は、2011年度(11年4月~11年3月)のPCサーバー国内出荷実績をまとめた。それによると、わが国のPCサーバー市場は、前年度比4.9%増の53万5,439台を出荷した(表1)。半期別に見ると、上半期は前年同期比6%増の26万6,513台。東日本大震災で一時的に止まっていた案件の回復に加え、節電、計画停電対策によるサーバー需要等が出荷増を牽引した。下半期は、10-12月期に発生したタイ洪水によりHDDが不足。前年同期比3.8%増の26万8,926台となった(表2)。影響は続く2012年1-3月期内で、ほぼ収束しており影響は限定的に留まった。

■出荷台数は4.9%増の53万5,439台、06年度以来5年ぶりの増加
■出荷金額は6.7%増の2,113億円、単価は3年連続で上昇
■タイ洪水によるHDD不足で下期成長率は鈍化も、影響は限定的
■12年度の出荷台数見込も3.3%増と堅調、用途開発が中期成長の鍵に

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[MM総研]
 マイページ TOP