「社内コミュニケーションと働き方」に関する調査(従業員数100人以上1,000人未満の会社で働く会社員(非管理職)男女20歳~59歳対象) 

2018年02月21日
カオナビが運営する、HRテクノロジーや組織・人事領域の先端研究機関「カオナビHRテクノロジー総研」は、20代~50代の会社員、男女600名を対象に「社内コミュニケーションと働き方」に関する調査を行いました。

 新年度を目前に控え、「新たな環境で結果を残そう」と意気込む人も多いのではないでしょうか。しかし、「働き方改革」が叫ばれる中で、単に時間をかけて仕事をするのではなく、限られた時間で成果を出すことが求められる時代となりました。そのような社会情勢を受け、生産性を上げながら目標を達成するためには、何をしたら良いのかと悩む方も多いでしょう。

 今回、「カオナビHRテクノロジー総研」 では、社内の人の顔と名前を認識している度合い(※1)に着目し、顔と名前を覚えることによって業務目標の達成度やプライベートの充実度にどのような影響があるのかを調査しました。一般社員(非管理職)600名に「あなたは普段仕事で関わる人たちについてどのくらい認識していますか?」と質問したところ、社内の人の顔と名前を「よく覚えている」「まぁ覚えている」人は46.2%、「あまり覚えていない」人は53.8%という結果となり、半数以上の人が社内の人の顔と名前を「あまり覚えていない」ことが分かりました。

調査結果の要旨は以下の通りです。

(※1)認識している度合い
70~100%:顔と名前を「よく覚えている」人
40~60%:顔と名前を「まあ覚えている」人
10~30%:顔と名前を「あまり覚えていない」人

【調査サマリー】

顔と名前を「よく覚えている」人は・・・
■仕事ができる!
業務目標を達成している人の割合が「あまり覚えていない」人より36.1%高い

■周囲の好感度がアップ!?
挨拶される側の75.3%の人が、名前も一緒に呼んでもらうと嬉しいと感じる

■仕事だけでなくプライベートも充実し、異性からモテる!?
パートナーがいる人の割合が「あまり覚えていない」人より22.3%高い

【調査詳細​】

トピック①
社内の人の顔と名前を覚えている人ほど仕事ができる!
業務目標を達成している人の割合は、顔と名前を「よく覚えている」人の方が「あまり覚えていない」人に比べ36.1%高い


 社内の人の顔と名前を覚えていることと、業務目標を達成することに関係があるかを調べました【図1】。

 「あなたは仕事の目標(数値、業務)をどの程度達成していますか?」という質問をしたところ、業務目標を達成している人(達成率100%以上)の割合が、社内の人の顔と名前を「よく覚えている」人は48.4%、「あまり覚えていない」人は30.9%という結果となりました。業務目標を達成している人の割合は、「よく覚えている」人の方が36.1%高く、「顔と名前を覚えている」人ほど業務目標を達成している傾向にあると言えそうです。

 仕事ができる人になるための第一歩として、まず社内の人の顔と名前を覚えることに注力してみてはいかがでしょうか。

(※2)「よく覚えている」人を100%としたときに、「あまり覚えていない」人との差を割合で算出。これ以降の調査結果は、すべて値が大きい方を100%として、比較対象との差を割合で算出している。

 また、業務目標を達成していることと、目標達成のために社内メンバーとの協調を重要視する傾向に関係があることが分かりました【図2】 。

 目標達成のために社内メンバーとの協調が重要だと感じる人は、業務目標を達成している人(達成率100%以上)では9割以上が重要だと感じているのに対し、業務目標を達成していない人(達成率50%以下)は53.1%と、業務目標を達成している人ほど、目標を達成している上で社内メンバーとの協調が重要だと感じているようです。

トピック②
顔と名前を覚えると好感度がアップ!?
挨拶される側の75.3%の人が、名前も一緒に呼んでもらうと嬉しいと感じる


 次に、挨拶をされる際に名前を呼んでもらえると嬉しいと感じるかを質問したところ、75.3%の人が嬉しい(「とても嬉しい」「嬉しい」)と思うという結果となりました【図3】。

 挨拶や声をかける際に名前を呼ぶことによって、名前を呼んだ相手から嬉しいと感じてもらえることから、顔と名前を覚えることが円滑なコミュニケーションをとる上で重要なカギとも言えそうです。

トピック①②の結果から、社内の人の顔と名前覚えることで、周囲の人とコミュニケーションがとりやすくなり、結果的に仕事が上手くいくことが推測できます。

トピック③
社内の人の顔と名前を覚えている人はプライベートも充実し、モテる!?
パートナーがいる人の割合は、社内の人の顔と名前を「よく覚えている」人の方が「あまり覚えていない」人より22.3%高い


 社内の人の顔と名前を「よく覚えている」人、「あまり覚えていない」人でプライベートの充実度に差があるのかを調べました。

 まず、社内の人の顔と名前を「よく覚えている」人、「あまり覚えていない」人でパートナーがいる(「結婚している」、「恋人がいる」)割合を見ると、顔と名前を「よく覚えている」人が67.0%、「あまり覚えていない」人が52.0%で、「よく覚えている」人の方が2割以上高いことが分かりました【図4】。

 次に、パートナーがいる人に、パートナーとコミュニケーションが上手くいっているかを質問すると、上手くいっている人(「とても上手くいっている」「上手くいっている」「まあまあ上手くいっている」)の割合は、名前を「よく覚えている」人の方が「あまり覚えていない」人と比べ、14.1%高いという結果となりました【図5】。また友人とのコミュニケーションが上手くいっている人の割合も、パートナーとの関係と同様に名前を「よく覚えている」人の方が高いことが分かります【図6】。

 これらの結果から、社内の人の顔と名前を覚えている人は、私生活での対人関係も上手くいっており、仕事だけでなくプライベートの充実度も高いと言えそうです。


【調査概要】
調査期間:2017年11月10日~11月13日
調査方法:インターネット調査
調査対象:従業員数100人以上1,000人未満の会社で働く会社員(非管理職)男女20歳~59歳
サンプル数:n=600
以下の年齢、性別でn=75ずつ均等割付で回収。
(20歳~29歳 男女/30歳~39歳 男女/40歳~49歳 男女/50歳~59歳 男女)

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