「シニアの労働観・労働実態」に関する調査②(週1日以上は働いている65歳以上のシニア男女対象) 

2017年09月05日
メイテックが運営する「fabcross for エンジニア」は、65歳以上の男女2000人を対象に、「シニアの労働観・労働実態」に関する調査を実施しました。
同調査の中から、今回は「働きたい」と考え、週1日以上は働いているシニアに尋ねたアンケート結果を紹介します。

【調査結果TOPICS】

・65歳以上で働いているシニアの月収、45.0%が10~30万円
・65歳以上の仕事、30.0%が「自分で起業」して確保。21.0%が定年前の勤務先で働く
・「通いやすい」「勤務日数を融通」「能力・経験が生かせる」仕事で働きたいが、希望どおりにいかない現状
・65歳以上になっても働けているのは「専門的な能力・スキルが求められているから」(36.5%)
・働くシニアの満足度は76.0点。働けていないシニアの満足度65.9点を大幅に上回る

【調査結果サマリー】

◇65歳以上で働いているシニアの月収、45.0%が10~30万円

・意欲を持って週1日以上働いている65歳以上シニアの月収は、いくらくらいなのだろうか。現在の月収を聞いてみたところ、「10万円以上 20万円未満」という回答が最も多く、24.5%を占めた。次いで「20万円以上 30万円未満」が20.5%。合わせて45.0%が10万円以上 30万円未満の月収ということになる。

・働いているシニアの月収について平均値を算出してみたところ、29.2万円となった。

◇65歳以上の仕事、30.0%が「自分で起業」して確保。21.0%が定年前の勤務先で働く

・65歳以上のシニアは、どのようにして今の仕事を見つけたのだろうか。最も多かったのが「自分で起業した」(30.0%)で、「取引先・仕事仲間・知人などが仕事を紹介してくれた」(14.5%)が続いた。「定年を延長」(8.0%)や「退職した後に再雇用」といった形で、以前からの勤務先に勤めている人は合わせて21.0%だった。

◇「通いやすい」「勤務日数を融通」「能力・経験が生かせる」仕事で働きたいが、希望どおりにいかない現状

・“現在働いている仕事”と“希望している仕事”はどんな特徴に当てはまる仕事かと複数回答可の形式で質問し、“現在働いている仕事”と“希望している仕事”のギャップを調べてみた。

その結果、シニアが“希望している仕事”は「自分の能力を生かせる」(38.5%)、「自宅から通いやすいエリア」(27.5%)、「勤務日数について融通してくれる」(25.5%)、「これまでの職場と同じ業種」(22.5%)、「これまでの職場と同じ職種」(22.0%)であることが分かった。

・“現在働いている仕事”と比較してみると、「同じ業種」(現在:20.5%、希望:22.5%)、「同じ職種」(現在:20.0%、希望:22.0%)については概ね満たしているようだが、「自宅から通いやすいエリア」(現在:17.5%、希望:27.5%)、「勤務日数について融通してくれる」(現在:15.5%、希望:25.5%)、「自分の能力・経験が生かせる」(現在:30.0%、希望:38.5%)という面では希望どおりの仕事ではないことが伺える。

・また「これまでに経験したことがない業種・職種」を希望する人は5.5%に過ぎなかったが、19.0%が“現在働いている仕事”は「これまでに経験したことがない業種・職種」だと回答した。不本意ながら、「これまでに経験したことがない業種・職種」で働いている65歳以上シニアが多いと考えられる。

◇65歳以上になっても働けているのは「専門的な能力・スキルが求められているから」(36.5%)

・65歳以上のシニアに「今も定期的に働けている理由」を聞いてみた。複数回答可で選んでもらった結果は次のグラフのとおり。「自分の専門的な能力・スキルが求められているから」(36.5%)、「自分のこれまでに残した実績が評価されているから」(30.5%)を選んだ回答者が多かった。

◇働くシニアの満足度は76.0点。働けていないシニアの満足度65.9点を大幅に上回る

・現在の生活に対して、どの程度満足しているか、100点満点で点数付けしてもらったところ、働く意欲があって働けているシニアの満足度は平均76.0点だった。対して、働きたいが定期的に働けていないシニアの現在の生活への満足度は平均65.9点にとどまった。


「fabcross for エンジニア」調べ

【調査概要】
調査方法:ネットリサーチ
期間:2017年7月18日
対象:「とても働きたい」「ある程度は働きたい」と考え、週1日以上は働いていると答えた65歳以上の男性160人、女性40人

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