クラウド・ワーカー意識調査(20歳以上のクラウド・ワーカー対象) 

2016年12月22日
連合は、クラウド・ワーカーの労働実態やクラウド・ワーキングに対する意識を把握するため、2016年12月、「クラウド・ワーカー意識調査」をインターネットリサーチにより実施し、全国の20歳以上のクラウド・ワーカー1,000名の有効サンプルを集計しました(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)。

本調査で「クラウド・ワーキング」とは、インターネット上のマッチングサイトや自身のページ(Facebook、ブログなど)等を通じて仕事を受注・納品する働き方をいい、そのような働き方をする人を「クラウド・ワーカー」といいます。

【調査結果サマリー】

◆クラウド・ワーカーの働き方
・「クラウド・ワーキング専業」は3人に1人、「副業」が3人に2人
・クラウド・ワーキングで従事している仕事 1位「文書・データ入力」2位「ライター」3位「Webサイト制作」
・クラウド・ワーキングで仕事をする日数 平均3.3日/週
・クラウド・ワーキングで仕事をする時間 平均3.1時間/日、平均7.8時間/週
・クラウド・ワーキングで得られる月収 平均45,650円、専業の人は73,268円、副業は30,249円
 平均月収が最も高かった仕事は「システム設計・開発、プログラミング」で73,908円
・クラウド・ワーキングで得られる収入の満足度 半数近くが「不満」と回答、「ライター」では4人に3人が不満
・クラウド・ワーキングをしている理由 「都合の良い時間に働ける」「都合の良い場所で働ける」
・女性クラウド・ワーカーの約2割が「家事・育児・介護との両立しやすさ」からクラウド・ワーキングを選択

◆クラウド・ワーカーが抱える不安・トラブル
・クラウド・ワーカーの不安 1位「仕事が継続的にあるか分からない」2位「納期を守るプレッシャーが大きい」
 「仕事の継続性」が不安はライター、「納期のプレッシャー」が不安はWebサイト制作とネットショップ構築
・クラウド・ワーキングをする中でのトラブル 半数以上が経験
・クラウド・ワーカーが経験したトラブル 1位「報酬の遅延」2位「報酬の不払い」3位「不当に低い報酬」
・システム設計・プログラミングでは「報酬の遅延」を経験したクラウド・ワーカーが半数近くに
・トラブル時の対応 「仲介会社に連絡」と「発注者に直接交渉」がそれぞれ3割
・トラブル時に「何もしなかった」 女性クラウド・ワーカーの3人に1人

◆クラウド・ワーキング関連の法律について
・クラウド・ワーカーが保護・規制を求めること 1位「最低報酬額」2位「最低発注単価」3位「労働時間」
「労働時間」はシステム設計・開発、「最低報酬額」「最低発注単価」はライターで保護・規制ニーズが高い傾向
・クラウド・ワーキングが適用対象外の「労働基準法」を適用対象と思っているクラウド・ワーカーは約4割
・クラウド・ワーカーの半数以上が、「民法」は適用されないと思っている
・適用される法律を正確に認識しているクラウド・ワーカーはわずかに11%

◆クラウド・ワーカーのネットワーク
・クラウド・ワーカー同士の「ネットワークがある」3割強、「必要だと思う」4割
・20代のクラウド・ワーカーの4割以上が情報交換できるネットワークを持っていると回答

◆クラウド・ワーキングの継続意向
・主たる生計者でありクラウド・ワーキングを専業とする者で「専業で続けたい」は5割強

【調査結果】

≪クラウド・ワーカーの働き方≫
全国の20歳以上のクラウド・ワーカー1,000名に、クラウド・ワーキングでは、どのような働き方をしているのか聞きました。

◆「クラウド・ワーキング専業」は3人に1人、「副業」が3人に2人

まず、全回答者(1,000名)に、クラウド・ワーキング専業か、副業として行っているのかを聞いたところ、「専業」は35.8%、「副業」は64.2%となりました。クラウド・ワーキングは副業でやっている人が多いようです。
男女別にみると、「専業」は、男性では33.2%、女性では40.3%となり、女性のほうが高くなりました。
また、世代別にみると、「専業」は、20代から40代では30%台前半から30%台半ば(20代35.1%、30代30.7%、40代33.2%)でしたが、50代以上では40%を超えました(50代44.8%、60代以上40.3%)。クラウド・ワーキングを専業でやっている人の割合は、40代以下の世代より50代以上の世代のほうが高いようです。

◆クラウド・ワーキングで従事している仕事 1位「文書・データ入力」2位「ライター」3位「Webサイト制作」
「文書・データ入力」と「ライター」は女性、「Webサイト制作」と「システム設計」は男性に多い傾向

続いて、全回答者(1,000名)に、クラウド・ワーキングで従事している仕事を聞いたところ、「文書・データ入力、事務、伝票整理」が最も多く22.8%、次いで、「ライター」が16.8%、「Webサイト(ホームページ)制作・Webデザイン」が16.4%となりました。また、最も従事している仕事を聞いたところ、「文書・データ入力、事務、伝票整理」が16.2%、「ライター」が12.2%、「システム設計・開発、プログラミング」が11.9%となりました。文書などを入力する仕事や記事を書く仕事、Webサイトを制作する仕事をしているクラウド・ワーカーが多いようです。
男女別に、クラウド・ワーキングで従事している仕事をみると、「文書・データ入力、事務、伝票整理」(男性19.0%、女性29.2%)や「ライター」(男性14.6%、女性20.5%)では女性のほうが高くなり、「Webサイト(ホームページ)制作・Webデザイン」(男性18.9%、女性12.2%)や「システム設計・開発、プログラミング」(男性17.3%、女性8.6%)では男性のほうが高くなりました。文書などを入力する仕事や記事を書く仕事をしているクラウド・ワーカーは女性に、Webサイト制作やシステム設計といった仕事をしているクラウド・ワーカーは男性に多いようです。

◆クラウド・ワーキングで仕事をする日数 平均3.3日/週
◆クラウド・ワーキングで仕事をする時間 平均3.1時間/日、平均7.8時間/週

そして、全回答者(1,000名)に、どのくらいクラウド・ワーキングで仕事をしているか聞いたところ、【1週間あたりの日数】では、「1日」22.5%や「3日」20.1%との回答が多く、平均は3.3日となりました。
専業のクラウド・ワーカーと副業のクラウド・ワーカーを分けてみると、専業のクラウド・ワーカーの平均は3.9日、副業のクラウド・ワーカーの平均は3.0日でした。

また、全回答者(1,000名)に、【1日あたりの時間】を聞いたところ、「2時間未満」との回答が最も多く42.8%、「2時間以上~4時間未満」が27.7%となり、平均は3.1時間でした。
専業のクラウド・ワーカーと副業のクラウド・ワーカーを分けてみると、専業のクラウド・ワーカーの平均は4.3時間、副業のクラウド・ワーカーの平均は2.4時間となりました。

そして、【週あたりの時間】を算出したところ、平均は7.8時間となり、専業のクラウド・ワーカーの平均は11.7時間、副業のクラウド・ワーカーの平均は5.5時間となりました。

◆クラウド・ワーキングで得られる月収 平均45,650円、専業の人は73,268円、副業は30,249円
平均月収が最も高かった仕事は「システム設計・開発、プログラミング」で73,908円
◆クラウド・ワーキングで得られる収入の満足度 半数近くが「不満」と回答、「ライター」では4人に3人が不満

さらに、全回答者(1,000名)に、クラウド・ワーキングで得られる月収を税込で聞いたところ、「~10,000円」が最も多く37.5%、次いで、「10,001円~20,000円」が14.7%、「20,001円~30,000円」が9.6%となり、平均金額は、45,650円となりました。
ここで、専業のクラウド・ワーカーと副業のクラウド・ワーカーを分けて平均金額をみると、専業のクラウド・ワーカーでは73,268円、副業のクラウド・ワーカーでは30,249円となりました。
また、仕事の内容別(※)に平均金額をみると、「システム設計・開発、プログラミング」が最も高く73,908円、次いで、「Webサイト制作・Webデザイン」が65,762円、「ネットショップ構築」が62,705円となり、最も低かったのは「文書・データ入力、事務、伝票整理」で19,198円でした。
※最も従事している仕事で分類した、以下同様

そして、全回答者(1,000名)に、クラウド・ワーキングで得られる収入に対する満足度を聞いたところ、「とても満足している」が10.3%、「まあまあ満足している」が41.3%で、合計した「満足(計)」は51.6%、「やや不満である」が29.1%、「とても不満である」が19.3%で、合計した「不満(計)」は48.4%となりました。自身の収入に満足しているクラウド・ワーカーが半数以上だったものの、不満を抱えているクラウド・ワーカーも半数近くと少なくないようです。
男女別に「満足(計)」をみると、男性53.6%、女性48.1%となり、女性では半数を下回る結果になりました。
また、世代別にみると、若い世代のほうが「満足(計)」は高くなり、最も高くなった20代では60.1%となりました。若い世代のほうがクラウド・ワーキングで得られる収入に満足している傾向にあるようです。
さらに、仕事の内容別に「満足(計)」をみると、最も高かったのは「システム設計・開発、プログラミング」で77.3%、次いで、「Webサイト制作・Webデザイン」が73.3%、「ネットショップ構築」が67.2%で続きました。一方、「不満(計)」をみると、最も高くなったのは、「ライター」で74.6%と4人に3人の割合となり、他の仕事に比べて高さが目立ちました。

◆クラウド・ワーキングをしている理由 「都合の良い時間に働ける」「都合の良い場所で働ける」
◆女性クラウド・ワーカーの約2割が「家事・育児・介護との両立しやすさ」からクラウド・ワーキングを選択

それでは、クラウド・ワーキングという働き方を選んだ理由は、どのようなことなのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、クラウド・ワーキングという働き方を選んだ理由を聞いたところ、「自分の都合の良い時間に働けるから」が最も多く61.8%、次いで、「自分の都合の良い場所で働けるから」が36.6%で続きました。働く時間や働く場所を自分で決められることが理由になっているクラウド・ワーカーが多いようです。
男女別にみると、「自分の都合の良い時間に働けるから」は男性58.7%、女性67.0%と、女性のほうが高くなりました。働く時間を決められることが理由になっているのは、特に女性のようです。また、「家事・育児・介護など家庭の事情と両立しやすいから」でも男性11.3%、女性17.0%と、女性のほうが高くなりました。家事や育児、介護の合間を縫って働けることが理由になっている女性は少なくないようです。

≪クラウド・ワーカーが抱える不安・トラブル≫
クラウド・ワーカーの働き方についてみてきましたが、クラウド・ワーカーはどのような不安を抱え、また、クラウド・ワーキングではどのようなトラブルが発生しているのでしょうか。

◆クラウド・ワーカーの不安 1位「仕事が継続的にあるか分からない」2位「納期を守るプレッシャーが大きい」
「仕事の継続性」が不安はライター、「納期のプレッシャー」が不安はWebサイト制作とネットショップ構築

まず、全回答者(1,000)名に、クラウド・ワーキングという働き方で、不安に思うことを聞いたところ、「仕事が継続的にあるか分からない」が最も多く51.8%、次いで、「納期を守るプレッシャーが大きい」が26.3%、「発注者がきちんとした会社か分からない」が21.3%、「代金(報酬)がきちんと支払われるか分からない」が21.1%で続きました。“仕事の継続性”や“納期のプレッシャー”、“発注者がきちんと対応してくれるか”といった不安を感じているクラウド・ワーカーが多いようです。また、「不安に思うことはない」は14.6%にとどまり、何かしらの不安を抱えているクラウド・ワーカーが大多数(85.4%)である様子が窺えました。仕事の内容別にみると、「納期を守るプレッシャーが大きい」は、Webサイト制作・Webデザイン(45.7%)やネットショップ構築(39.3%)が他の仕事より高く、「仕事が継続的にあるか分からない」はライター(68.9%)や調査・マーケティング(62.5%)が他の仕事より高くなりました。また、ライターでは「代金(報酬)がきちんと支払われるか分からない」も32.0%と、文書・データ入力、事務、伝票整理(30.2%)と並んで他の仕事より高い傾向がみられました。

◆クラウド・ワーキングをする中でのトラブル 半数以上が経験
◆クラウド・ワーカーが経験したトラブル 1位「報酬の遅延」2位「報酬の不払い」3位「不当に低い報酬」
◆システム設計・プログラミングでは「報酬の遅延」を経験したクラウド・ワーカーが半数近くに
◆トラブル時の対応 「仲介会社に連絡」と「発注者に直接交渉」がそれぞれ3割
◆トラブル時に「何もしなかった」 女性クラウド・ワーカーの3人に1人

次に、全回答者(1,000名)に、クラウド・ワーキングをする中で経験したトラブルを聞いたところ、「報酬の支払いの遅延」が最も多く20.5%、次いで、「報酬の不払い、過少払い」が17.1%、「不当に低い報酬額の決定」が15.7%で続きました。報酬が遅れたことや、払われなかったこと(少なかったこと)、不当に低い報酬に決められたことといった報酬に関するトラブルを経験しているクラウド・ワーカーが多いようです。また、「トラブルの経験はない」は44.3%となり、何かしらのトラブルを経験している人が半数以上(55.7%)であることがわかりました。
仕事の内容別にみると、システム設計・開発、プログラミングでは「報酬の支払いの遅延」が48.7%と他の仕事より高くなり、Webサイト制作・Webデザインとネットショップ構築では「報酬の不払い、過少払い」がそれぞれ33.3%、34.4%で他の仕事より高くなりました。また、ネットショップ構築では「不当に低い報酬額の決定」でも31.1%で他の仕事より高くなり、IT・Web関連の仕事では報酬関連のトラブルが目立ちました。他方、文書・データ入力、事務、伝票整理やライター、調査・マーケティングでは「トラブルの経験はない」が他の仕事より高い結果となりました。

それでは、発注者との間でトラブルが発生したとき、トラブルに対してはどのように対応しているのでしょうか。

クラウド・ワーキングをする中で、トラブルを経験したクラウド・ワーカー(557名)に、トラブルの処理をどのようにしたか聞いたところ、「仲介の会社に連絡した」が最も多く30.7%、僅差の30.0%で「発注者に直接交渉した」が続きました。また、「何もしなかった」が28.4%となっており、発注者との間でトラブルが発生しても何もできなかったクラウド・ワーカーが少なくないことが明らかになりました。
男女別にみると、「何もしなかった」のは、男性25.3%、女性34.8%と、男性の4人に1人、女性では3人に1人の割合となりました。

≪クラウド・ワーキング関連の法律について≫
クラウド・ワーカーの半数以上が発注者との間でトラブルが発生した経験をしていましたが、クラウド・ワーカーは、どのようなことを法律などで保護してほしいと思っているのでしょうか。

◆クラウド・ワーカーが保護・規制を求めること 1位「最低報酬額」2位「最低発注単価」3位「労働時間」
「労働時間」はシステム設計・開発、「最低報酬額」「最低発注単価」はライターで保護・規制ニーズが高い傾向
◆クラウド・ワーキングが適用対象外の「労働基準法」を適用対象と思っているクラウド・ワーカーは約4割
◆クラウド・ワーカーの半数以上が、「民法」は適用されないと思っている
◆適用される法律を正確に認識しているクラウド・ワーカーはわずかに11%

全回答者(1,000名)に、クラウド・ワーキングについて、法律などで保護すべき、または規制すべきと考えるものを聞いたところ、「最低報酬額」が34.1%で最も多く、次いで、「最低発注単価」が29.6%、「労働時間」が26.8%となりました。報酬に直接的に関わることを保護・規制してほしいと思っているクラウド・ワーカーが多いようです。
仕事の内容別にみると、システム設計・開発、プログラミングでは「労働時間」が61.3%と他の仕事より高く、Webサイト制作・Webデザインでは「契約条件の変更の制限」(48.6%)が、Webサイト運用、ネットショップ運営では「最低発注数」(31.9%)が他の仕事より高くなりました。また、文書・データ入力、事務、伝票整理では「最低報酬額」(47.5%)が、ライターでは「最低報酬額」(59.8%)と「最低発注単価」(51.6%)が他の仕事より高くなっており、仕事の内容によって保護・規制してほしいと考えていることが異なる傾向にあることがわかりました。

現在は、労働基準法や最低賃金法などの労働に関する法律は、クラウド・ワーキングが適用対象外となっていますが、知っているクラウド・ワーカーは、どのくらいいるのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、労働に関する法律を提示し、クラウド・ワーキングが適用対象になっていると思うか、適用対象ではないと思うか聞いたところ、適用対象になっていると思っているクラウド・ワーカーは、「労働基準法」と「労働契約法」では、それぞれ38.0%、37.5%と4割近くとなりました。また、「労働安全衛生法」、「最低賃金法」では、33.6%、32.7%と3割を超えました。クラウド・ワーキングが適用対象外の法律について、適用対象になっていると思っているクラウド・ワーカーが少なくないことがわかりました。一方、クラウド・ワーキングが適用対象になっている「民法」についてみると、適用対象になっていると思うクラウド・ワーカーは48.7%と約半数となりました。
また、提示した法律について、「適用対象」と「適用対象外」を全て正しく回答できたクラウド・ワーカーの割合を算出(場合によっては適用対象となる家内労働法と下請代金支払遅延等防止法を除いて算出)すると、11.0%でした。

≪クラウド・ワーカーのネットワーク≫
さらに、クラウド・ワーカーのネットワークの必要性を聞きました。

◆クラウド・ワーカー同士の「ネットワークがある」3割強、「必要だと思う」4割
◆20代のクラウド・ワーカーの4割以上が情報交換できるネットワークを持っていると回答

全回答者(1,000名)に、他のクラウド・ワーカーと情報交換・共有のできるネットワークの必要性を聞いたところ、「ネットワークがある」は32.4%、「ネットワークはないが、必要だと思う」は39.5%となり、「ネットワークは特に不要」は28.1%となりました。クラウド・ワーカー同士のネットワークがある人や必要だと思っているクラウド・ワーカーが多いようです。
男女別にみると、クラウド・ワーカー同士のネットワークがあるのは、男性37.1%、女性24.3%と男性のほうが高くなりました。
また、世代別にみると、若い世代のほうがクラウド・ワーカー同士のネットワークがあるようで、最も高くなった20代では42.6%となりました。
さらに、仕事の内容別にみると、クラウド・ワーカー同士のネットワークがあるのは、システム設計・開発、プログラミングが最も高く68.9%、他方、最も低くなったのはライターで13.9%でした。

≪クラウド・ワーキングの継続意向≫
◆主たる生計者でありクラウド・ワーキングを専業とする者で「専業で続けたい」は5割強

最後に、全回答者(1,000名)に、クラウド・ワーキングを続けたいか聞いたところ、「専業で続けたい」が28.5%、「副業として続けたい」が55.3%でした。一方、「やめたい」は16.2%でした。
仕事の内容別にみると、システム設計・開発、プログラミングでは「専業で続けたい」というクラウド・ワーカーが半数以上となりましたが、それ以外の仕事では「副業として続けたい」というクラウド・ワーカーが多くなりました。
また、主たる生計者についてみると、専業のクラウド・ワーカーでは52.7%が「専業で続けたい」、31.3%が「副業として続けたい」、16.0%は「やめたい」と回答しました。


「連合調べ」

【調査概要】
調査タイトル:クラウド・ワーカー意識調査
調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする20歳以上のクラウド・ワーカー
調査期間:2016年12月9日~12月12日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:1,000サンプル
実施機関:ネットエイジア株式会社

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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