「事前指示書(指定書)の導入・利用状況」についての調査(医師対象) 

2014年09月17日
医師7万人以上が参加する医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」を運営するメドピアは、会員医師を対象に「事前指示書(指定書)の導入・利用状況」についてのアンケートを実施。

※事前指示書(指定書):患者が自身で意志決定や表明ができない状態になったときに備えて、患者自身が今後の治療方法についての希望を記入しておく文書。

<総合結果>

サマリー:
医師専門サイトMedPeer(メドピア)に登録する医師(7万人以上)を対象に「皆さんの勤務先では、事前指示書を導入・活用されていますか」という質問をしたところ、3,407 件の回答が寄せられた。

■事前指示書を「導入していない」と回答したのは、全体の74.8%、「導入している」は14.4%となった。「【導入していない】施設として、体制を整える予定がない」と答えたのは、67.5%。「対象となる患者さんがいない」「入院時に高齢で意思表示ができない患者が多い」といった回答が多い。「家族に確認している」「個別に口頭で確認しカルテに記載している」といった対応がとられる場合もある。

■「【導入している】入院時に指示書の規定対象となる患者さん全てに作成」は7.4%。「現場の混乱を防ぐためにも必須」「無いと非常に不便」といった意見がみられた。

■「導入を検討中」という回答は7.3%だが、事前指示書の運用に関しては、「状況に応じて希望が変化することがある」「遠方の親戚などがひっくり返す場合もある」とった問題点も挙げられている。



【調査概要】
期間:2014年8月29日(金) ~ 2014年9月4日(木)
有効回答:3,407 人(回答者はすべて、医師専門サイトMedPeerに会員登録をする医師)

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[メドピア]
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