新型コロナウイルス感染拡大による妊活への影響調査(ラルーン会員の妊娠希望者対象) 

2020年04月30日

エイチームライフスタイルは、運営する生理日・排卵日が予測できるスマートフォンアプリ『ラルーン』において、「新型コロナウイルス(COVID-19)による、妊活への影響」に関する調査を実施しました。

妊活に関しては、新型コロナウイルス感染拡大を受け日本生殖医学会が4月1日に、体外受精や人工授精などの不妊治療の延期を受診者に提示することを医師らに推奨する声明を出しています。

調査サマリー


  • 新型コロナウイルスが流行する前、妊娠を目的に通院していた人は約2割
  • 約半数の人が、新型コロナウイルスの影響を受けて、医師から不妊治療の延期の提示あり
  • 約3割の人が、新型コロナウイルスの影響を受けて、自身の妊活に変化があったと回答
  • 自身の身体や年齢を考慮し妊活を延期したくない人は8割以上!
  • 新型コロナウイルスの影響を受けて、妊活で不安に思うことは「胎児への影響」

調査結果


■新型コロナウイルスが流行する前、妊娠を目的に通院していた人は約2割

妊娠を希望するラルーン会員に対し「新型コロナウイルス流行前の妊活状況」を質問したところ、日本生殖医学会の声明の受診者に該当する、妊娠を目的に通院をしている人は、全体で約2割いたことがわかりました。

では、通院をされている人のなかで、実際に医師から不妊治療の延期の掲示があった方はどの程度いるのでしょうか。

■約半数の人が、新型コロナウイルスの影響を受けて、医師から不妊治療の延期の提示あり

通院をされている方に対し、「新型コロナウイルスの影響を受けて、医師から不妊治療の延期について話を受けましたか。」と質問したところ、42.6%の方が医師から話があったと回答しました。

■約3割の人が、新型コロナウイルスの影響を受けて、自身の妊活に変化があったと回答

新型コロナウイルス流行前に、妊活を始めていた人で「新型コロナウイルスの影響で、あなたの妊活状況に変化がありましたか。」という質問に変化があったと回答した中では、「妊娠を目的とした性交渉を減らした・やめている」が21.6%と一番多く回答されました。その他の変化として、医療崩壊の懸念や人との接触機会を減らすため、自主的に通院を控えるようになったという意見も多数ありました。

新型コロナウイルスの対策として、自身で妊活方法を変えている人の回答より「変化がなかった」と回答した人は、約7割と多く、その理由について調査しました。

■自身の身体や年齢を考慮し妊活を延期したくない人は8割以上!

「変化がなかった」理由として、8割以上の人が「自身の身体や年齢を考慮し延期したくないから」と回答しました。新型コロナウイルスが妊婦や胎児に及ぼす影響は、まだ明らかになっていないことから、妊活を延期すべきかの判断は難しく、体調や年齢を気にかけている人は、妊娠の可能性を下げないために、外出を控え感染予防をしながら、妊活を継続する人が多いようです。

■新型コロナウイルスの影響を受けて、妊活で不安に思うことは「胎児への影響」

新型コロナウイルスの胎児への影響が明らかでないことや、新型コロナウイルスの治療が妊婦の服用がむずかしい薬剤で試行されていることから、不安に感じることとして「胎児への影響」が一番多く、「妊娠中に感染した場合の服薬制限」が二番目に多い結果となりました。

新型コロナウイルスの影響が長く続いた場合、立会い出産を含む病院内での感染予防に関してや、家族同士での感染を防ぐために里帰りを自粛すべきかなど、妊娠・出産以降の不安も感じているようです。

調査概要


調査方法:インターネット調査
調査対象:ラルーン会員の妊娠希望者に対し、アプリ内でアンケート調査を実施
調査期間:2020年4月14日~4月16日 調査エリア:全国 サンプル数:476

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[エイチーム]
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