住まいに関する理想や現実調査(16~50歳の女性対象) 

2017年12月26日
いまどきの女性たちは、理想の住まいを手に入れるため、部屋の探し方やインテリアにはどんなこだわりを持っているのでしょうか。今回、全国1,077人の女性(20〜34歳までのF1層は780人)を対象にミュゼマーケティングがアンケートを実施。その結果から見えてきたのは、ルームシェアの意外なニーズや、理想と現実の差のなかで暮らす女性たちの姿でした。

<調査トピックス>

・全国の女性1,077人に調査。自分の部屋にどれだけ満足している?
・ルームシェアに一番関心のある年齢は、21歳
・部屋探しの条件は、キッチンの広さやセキュリティーより「駅近」を重視
・30代が分かれ目? インテリア選びは店頭派とSNS派の二極化が進む
・忙しい社会人ほどインテリアにこだわっている?
・社会人になると「毎日掃除」をする人が、学生の半分以下に

<調査結果>

全国の女性1,077人に調査。自分の部屋にどれだけ満足している?

まずは住んでいる環境を聞いたところ、「実家暮らし」が47%と半数を占め、一人暮らしは20%で主要都市に多く、ルームシェアは全体の0.6%でわずか7人という結果となりました。また、実家暮らしの約70%は「一人暮らしをしたい」と思い、いまどき女性の自立心の高さがうかがえました。
また、「いまの部屋に満足しているか?」という問いに対しては、「満足(非常に満足 / やや満足 / どちらかといえば満足)」と答えた人は67%。満足していない人は32%という結果になりました。

ルームシェアに一番関心のある年齢は、21歳

一方で、全体の10%から、いままでに「ルームシェアの経験がある」という答えが返ってきました。都道府県別に経験者を見ると、東京、神奈川、福岡の順に多く、「経験はないが興味がある」と答えたのは、大阪が一番多いことがわかりました。ルームシェアに特に関心を持っていた年齢は「21歳」で、全体の30%を占めていました。社会人になるタイミングくらいで、一人暮らしへの憧れも重なり、「ルームシェア」を視野に入れ始めるのかもしれません。
さらに意外だったのが、やや大人の層。35歳以上でルームシェアに「興味がある」と回答した人の90%は、既婚者や恋人がいる人で、独り身女性で「興味がある」と答えたのは10%にも満たないという結果になりました。40代後半になると7%と、わずかではありますが一定数は興味を示しており、多様化するライフスタイルへの憧れからなのか、大人の女性にもある程度ニーズがあることがわかりました。

部屋探しの条件は、キッチンの広さやセキュリティーより「駅近」を重視

では、実際に賃貸物件を探すとき、どのくらいの時間をかけて理想の部屋を探すのでしょうか。アンケート結果を見ると、部屋探しに「1か月以上かけたい」人は62%、「3か月~半年以上」も20%と、部屋選びには妥協せず、ある程度時間をかけて探す女性が大半ということが明らかとなりました。
部屋選びで優先するのは、「家賃」の次に「バストイレ別」となり、女性にとってはやはり譲れない条件のようです。続いて「通勤時間」「駅近」と続き、女性の優先度が高そうな「セキュリティー」はわずか6%、「キッチンの広さ」は2%という意外な結果となりました。

30代が分かれ目? インテリア選びは店頭派とSNS派の二極化が進む

お気に入りの物件が見つかったら、お部屋のインテリアにもこだわりたいはず。今回のアンケートでも、「非常にこだわりがある / ややこだわりがある」と答えた女性は46%と約半数を占めました。また、「キッチン」は女性にとって聖域と考える人も多い印象ですが、実際はもっともこだわりたいのは「リビング」のようで54%と半数を超えました。
インテリア選びは「お店のディスプレイ」を参考にする人が26%と一番多く、そのほかは「ウェブサイト」「ソーシャルアプリ」「雑誌」などに分かれる結果となりました。
しかし、年代別に見てみると、10代から20代は53%が「InstagramなどのSNS」で、「お店のディスプレイ」と答えたのは12%にとどまりました。30代も同様に、もっとも多かった回答は「InstagramなどのSNS」(30%)でした。40代になると「雑誌」(42%)がもっとも多く、「InstagramなどのSNS」は18%にとどまる結果となったことから、40歳あたりを境に女性の購買行動が大きく変わっていることが実感できます。

忙しい社会人ほどインテリアにこだわっている?

続いて、有職者で「インテリアに非常にこだわりがある」と回答した人を調べてみたところ、43%がDIY経験者で、75%が「リサイクル品や友人から譲り受けた中古家具を使用していない」と回答。これは全体の回答を上回る数値でした。このことから、インテリアに非常にこだわりがある人ほど、新品家具やDIYで暮らしを楽しんでいる様子がうかがえました。
さらにインテリアにこだわっている人の業種を見てみると、ウェブデザイナー、美容関係、アパレルと、トレンドに関わりのある職業が目立ちました。また、こだわっている人ほど、休日に家で過ごす時間が短くなるという結果(平均10.4時間、こだわりがない人平均12時間)になりました。忙しい人こそ、インテリアにこだわることで日々の疲れを癒しているのかもしれません。

社会人になると「毎日掃除」をする人が、学生の半分以下に

最後に掃除のペースについても聞いてみました。42%と断トツだったのは「週に1回」で、次に多かったのは「2~3日に1回」の17%。また、「毎日」すると答えたのは全体の10%で、ライススタイル別で見ると、27%の主婦が一番多く、学生で14%、社会人は6%の割合でした。やはり忙しい日々を過ごしている社会人は、主婦や学生と比べて掃除のペースが落ちるようです。ちなみに、社会人で半数を占めた回答は「週に1回」でした。
全体の3番目に多かった回答は、「1か月に1回」。そう答えた女性の約70%は、掃除のペースに「満足していない」と答え、さらに「モノを捨てられない?」と質問してみると、約60%の人が「捨てられない」と回答。掃除が苦手な女子は断捨離も苦手な様子。なんだか納得できる結果となりました。

今回の調査から、こだわりを持って見つけた住環境で、自分に合ったライフスタイルを送っているからこそ、半数以上が「いまの部屋に満足している」のだということがわかりました。しかし、掃除のペースに対して「不満足」と回答した人は50%もいることから、「部屋の満足度」を上げるには「掃除」がカギとなりそうです。


【ミュゼマーケティング調べ】

【調査概要】
調査日:2017年9月20日(水)~2017年9月30日(土)
調査方法:インターネット調査
調査人数:1,077名
調査対象:全国 16~50歳の女性 ※うちF1層780名

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