一人暮らしに関する意識調査(18歳以上の現在一人暮らし中の男女対象) 

2017年04月20日
全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)、公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会(全宅保証)では2017年も一人暮らしに関するアンケートを、現在一人暮らし中の方だけを対象に専用フォームによるインターネット調査を実施。

全宅連・全宅保証では2017年も一人暮らしに関するアンケートを、現在一人暮らし中の方だけを対象に無作為抽出で47都道府県ごと各50名に専用フォームによるインターネット調査を実施。一人暮らしにおいて、回答者が妥当と考える家賃や、居住に関する満足点や不満点、重視する周辺環境週や部屋の設備、その他一人暮らしの生活マナーなども調査結果としてまとめております。また、隣に住んで欲しい男性・女性タレントのランキングも発表しています。

【調査結果概要】

 Q1 あなたの現在の住まいのタイプを教えてください。
・現在の住まいのタイプにおいて、「3LDK以上」(22.2%) 「1K」(17.5%) 「2DK」(10.9%) 「ワンルーム」(10.7%)という結果になった。
・2015年以降の総計と比較すると、ワンルームが減少し、キッチン独立タイプが上昇傾向にある。

1 3LDK以上 22.2%
2 1K 17.5%
3 2DK 10.9%

■ Q2 あなたの現在の家賃を教えてください。
・現在の家賃において、「4万円台」(24.7%) 「5万円台」 (23.2%) 「3万円台」20.8%という結果になった。
・勤労世代ではやや家賃が高めになるものの、高年代層では再度低価格帯に下がる傾向がみられる。

1 4万円台 24.7%
2 5万円台 23.2%
3 3万円台 20.8%

■ Q3 一人暮らしにおいて、あなたが妥当と思う家賃を教えてください。
・妥当と思う家賃において、「3万円台」(23.7%) 「4万円台」(23.3%) 「5万円台」(22.3%)という結果になった。
・全体において、8割以上が5万円以下の家賃を妥当とおり、高年代層ではより低い家賃を妥当する割合が高まる。

1 3万円台 23.7%
2 4万円台 23.3%
3 5万円台 22.3%

■ Q4 一人暮らしにおいて、あなたが妥当と思う「月収に占める家賃の割合」を教えてください。
・妥当と思う「月収に占める家賃の割合」において、「20%」(40.7%) 「10%以内」(29.3%) 「30%」(25.0%)という結果になった。
・女性の方が収入に占める家賃の割合を高めに設定している。また、「30%以上」は高年代層ほど占める割合が低い。

1 20% 40.7%
2 10%以内 29.3%
3 30% 25.0%

■ Q5 一人暮らしの部屋探しをする場合、家賃以外に『建物』について重視するポイントを教えてください。
・家賃以外に『建物』について重視するポイントにおいて、「間取りの広さ」(67.6%) 「日当たり」(57.2%) 「駐車場の有無」(45.9%)という結果になった。
・女性は男性よりも、項目全体での割合が高く、建物についてのこだわりが高い。「セキュリティ」、「日当たり」「築年数」において、女性は男性よりも高い割合で重視している傾向にある。

1 間取りの広さ 67.6%
2 日当たり 57.2%
3 駐車場の有無 45.9%

■ Q6 一人暮らしの部屋探しをする場合、家賃以外に『環境』について重視するポイントを教えてください。
・家賃以外に『環境』について重視するポイントにおいて、「コンビニ・スーパーなどの有無」(68.9%) 「学校、職場に近い」(45.0%)、「駅が近い」(41.9%)、 「静けさ」(38.9%)という結果になった。
・性別を問わず利便性を重視するが、女性はより細部へのこだわりが強い。高齢層ほど「医療機関の有無」を重視する。

1 コンビニ・スーパーなどの有無 68.9%
2 学校・ 職場に近い 45.0%
3 駅が近い 41.9%

■ Q7 一人暮らしの部屋探しをする場合、重視する『部屋の設備』を教えてください。
・重視する『部屋の設備』において、「バスとトイレが別」(68.8%) 「収納スペース」(60.7%) 「エアコン付き」(60.0%)という結果になった。
・女性は男性と比較して、重視する「部屋の設備」のポイントが幅広い。

1 バスとトイレが別 68.8%
2 収納スペース 60.7%
3 エアコン付き 60.0%

■ Q8 普段の生活マナーについてお伺いします。それぞれの項目について、あてはまるものをお選びください。
・普段の生活マナーにおいて、「1)生活音について近隣への配慮」は約8割、「2)ゴミを分別」「3)ゴミを出す日を守る」は9割以上が「している」と回答しているが、「近隣の人への挨拶」は7割弱にとどまった。
・性別、年代間で比較すると全般的に男性、若年層が低い傾向が見られる。

■ Q9 あなたが一人暮らしをすることで感じられる“良いこと(満足点)”を教えてください。
・良いこと(満足点)において、「自由きまま」「気楽」「マイペースで生活できる」「自分のために時間が使える」の回答が見られ、自分の思い通りに生活できることにメリットを感じているように思われる。

■ Q10 あなたが一人暮らしをする上で“困ること(不満点)”を教えてください。
・困ること(不満点)において、「病気など、何か有った時の不安感」「家事全般が面倒」のほか、「孤独を感じる/一人だと防犯上不安」といった意見が見られた。また、自由気ままではあるものの孤独やさみしさ、不安を感じる意見も多い。

■ Q11 あなたの一人暮らしの現状についてお伺いします。それぞれの項目についてあてはまるものをお選びください。
・一人暮らしの現状において、「1)住まいの広さ」「4)買い物や通院などの利便性」は75%以上の満足度を得ているが、「2)住まいの設備」は6割強、「3)周囲の環境(騒音、隣人、治安など)」は7割にとどまった。しかし、「5)全般的なあなたの一人暮らし」評価は8割を超えており、総合的な満足度の高い人が多い傾向が見られる。
・全体的に、男性と比較して女性の満足度が高い傾向が見られる。

■ Q12 隣に住んでいて欲しい男性タレントをおひとり教えてください。
■ Q13 Q12で答えていただいた理由を教えてください。
■ Q14 隣に住んでいて欲しい女性タレントをおひとり教えてください。
■ Q15 Q14で答えていただいた理由を教えてください。
・男性は1位に「タモリ(森田一義)」 、2位「所ジョージ」、3位「明石家さんま」 。
・女性は1位に「新垣結衣」、2位「天海祐希」、3位「綾瀬はるか」 。
・男性・女性とも「話しやすさ」「明るさ」「常識がありそう」など、近所付き合いのしやすさをイメージする意見が多く見られた。
・一方で、「タレントには住んで欲しくない」「特にない」は合わせて半数以上を占めた。


【調査概要】
調査期間:2017年2月17日〜2月23日
調査方法:専用フォームによるインターネット調査
調査対象:日本国内全域の18歳以上の男女
対象者:現在一人暮らしをしている 47都道府県 各50名 合計2,350名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[全国宅地建物取引業協会連合会]
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