街食・宴食世代のライフスタイル調査(51~57歳/58~64歳対象) 

2016年05月31日
東京ガス都市生活研究所*1は、都市生活レポート『街食・宴食世代のライフスタイル~街食世代(58~64歳)「まじめにきちんと」宴食世代(51~57歳)「きままにもっと」~』を発行しました。

都市生活研究所では、「食」を主要な研究テーマの一つとしており、1990年から25年以上にわたって実施している「生活定点観測調査」において、そのときどきの「食」に関する意識や実態とその推移を捉えてきました。2013年4月には、昭和生まれの生活者を対象とし、「食」という共通の軸で世代を定義するという新たな世代研究に取り組み、その結果明らかになった9つの世代を「食・世代」と名付けました*2。

今回は、その9つの世代の中から、1951年~1957年生まれの「街食世代」*3と1958~1964年生まれの「宴食世代」*4に着目し、彼らのライフスタイルの特徴とニーズを捉え、どのような生活を送り、何を求めているのか、その「実現したい暮らし」について明らかにしました。

*1
都市生活研究所は、1986年に社内シンクタンクとして設立されて以来、生活者の立場から食生活や入浴、家事、室内環境など、エネルギー利用に関わる暮らしのあり方を考え、研究・発信をおこなっています。
*2
都市生活レポート「食・世代 ~食による新しい世代の研究~」2013年4月発行。
*3
「街食世代」:現在58~64歳(2015年末日時点の年齢)、親世代が昭和生まれの比率が高くなり、家庭の食卓が洋風になっていくのを子供の頃に体験した。ファミレスやファストフード店などの外食形態の多様化によって、食のシーンの幅を拡げた世代。
*4
「宴食世代」:現在51~57歳(2015年末日時点の年齢)、バブルの時代を若い社会人として経験し、高価なワインや高級食材など食の贅の極みを経験した。一方で、日常の食の簡便化も取り入れ、ハレとケの幅の拡大を進めた世代。

【調査結果の概要】

■街食世代の特徴 「まじめにきちんと」

・戦前の教育を受けた親に育てられ、幼少期は近所や親戚とのつきあいなど密な人間関係が残っていた。そのため、人づきあいや親子関係など、何事においても責任を持ってきちんとしたいと考えている。
・「男性は仕事」で組織のために、「女性は家庭」で家族のために、それぞれの役割をきちんと果たしている。
・自分の周辺だけでなく、社会や政治などにも関心が高く、自分にできることで社会貢献したい。
・消費は自分を知的に高めるもの、自分の基準を満たす「質の良さ」を求める。

■宴食世代の特徴 「きままにもっと」

・戦後の教育を受けた親に育てられ、核家族化が進み兄弟姉妹の数も少なくなっていた。家父長制的な意識が弱まり、旧来の規範に従うより、自分の気持ちを優先したいと考えるようになった初めての世代である。
・男女の役割は残るものの、会社のしがらみや夫婦、親子の役割に縛られない自由な行動もできるようになった
・子供を厳しくしつける意識は低く、特に母親は子供との距離が近い。
・社会人になった頃にバブル期を経験し、自分の気持ちを高めるものに関心が高い。また消費において初めて女性が牽引力をもった世代であり、今も女性の消費意欲は高い。

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