繰り返し発生する地震に対する住宅の”ゆれ疲れ”に関する調査 

2013年12月19日
アイブリッジが展開するインターネットリサーチサービス“リサーチプラス”では、約150万人の自社モニター会員を活用し、全国1000人を対象に、繰り返し発生する地震に対する住宅の”ゆれ疲れ”に関する調査を実施。

【調査結果概要】

・新築の戸建住宅購入にあたっての優先度は、耐震性がデザイン・省エネを上回る結果に
新築の戸建て購入にあたって、価格/間取り/耐震性/デザイン/建設会社の信頼力/立地/省エネで優先度を調査したところ、価格/間取り/立地という基礎的な事項に次いで「耐震性」の優先度が高い結果となりました。対して、デザインや省エネの優先度は低く、地震に関する関心度の高さが明らかになりました。

・「ゆれ疲れ(住宅の耐震性低下)」が発生することを知らなかった人は49%。
現在住んでいる家で、繰り返しの地震を受けることで耐震性に不安を感じるという人が84.4%いるにも関わらず、「ゆれ疲れ※(住宅の耐震性低下)」が発生することを知らなかった人は49%、考えてもなかった人は18.4%でした。地震による住宅への影響に関して、漠然とした不安はあるものの、住宅が“ゆれ疲れ”をするといった知識まではないというのが現状のようです。
※「ゆれ疲れ」とは
一般的な耐震住宅では、複数回にわたって、繰り返し大地震を受けることで、建物の構造体が少しずつ損傷していきます。その結果、耐震性能が徐々に低下し、最終的には倒壊にいたる可能性があることを意味します。

・自宅で地震対策をしている人はたった21.2%、「家具の固定」もしていない現状。
家で地震対策をしている人は21.2%と、とても少ない結果となりました。家具の固定は49.5%、耐震性の強い住宅を購入している人は15.5%を占めました。大きな地震が繰り返し起きている昨今でも、地震対策ができていない人が多いことが浮き彫りになりました。


【調査概要】
調査対象:新築の戸建住宅を購入したいと思っている、全国の20~50歳の男女1000名
調査期間:2013年11月25日~2013年12月2日

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[アイブリッジ]
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