文具・事務用品市場に関する調査 2013 

2013年11月28日
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内文具・事務用品市場の調査を実施した。

本調査における文具・事務用品とは、筆記具(鉛筆、万年筆、油性ボールペン、水性ボールペン、シャープペンシル、油性マーカー、水性マーカー)、紙製品(ノート、学習帳、手帳類、封筒、アルバム、ルーズリーフ、レポート用紙)、事務用品(ファイル類、粘着テープ、印章類、ラベル類、事務用のり、黒板類〔ボード他〕、修正用品、カッター、ステープラー、消しゴム、文具はさみ、電子文具、電子辞書)の3 分野27品目を対象とする。

【調査結果サマリー】

◆2012年度の国内文具・事務用品市場規模は前年度比0.1%増の4,724億円と推計、縮小基調から安定基調に転じる

2012年度の国内文具・事務用品市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年度比0.1%増の4,724億円と推計した。2009年度以降、縮小基調で推移していた同市場であるが、法人需要は底打ち感がみられ、個人需要では“消せる”ボールペンが大きく伸長した他、ノートや手帳が好調であった。市場は安定基調に転じており、2013年度の同市場規模(メーカー出荷金額べース)を、前年度比0.3%増の4,737億円と予測する。

◆2012年度は水性ボールペンが大きく伸長、油性ボールペンもプラス成長

2012年度の油性ボールペンの市場規模は、前年度比2.7%増の192億円、水性ボールペン(ゲルインキ含む)の市場規模は、前年度比16.5%増の184億円と推計した。ボールペン合計では、前年度比9.0%増の376億円となった(いずれもメーカー出荷金額ベース)。
水性ボールペンは“消せる”ボールペンが大きく伸長し、市場規模拡大を牽引した。また、油性ボールペンは、主要メーカーの主力商品が堅調に推移するとともに、法人のノベルティ需要の回復などによりプラス成長となった。

◆ノート市場は好調を維持、デザイン性や付加価値を高めたノートが市場に定着

2012年度のノート市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年度比1.7%増の237億円と推計した。同市場は、毎年拡大基調にあり、文具・事務用品市場における数少ない成長分野となっている。デザイン性や付加価値を高めたノートの普及やデジタル機器(スマートフォン)に連動した新ジャンルのノートの登場などで成長を維持している。


【調査概要】
調査期間:2013年9月~11月
調査対象:文具・事務用品関連事業者等
調査方法:専門研究員による直接面談、電話・e-mail によるヒアリング、ならびに文献調査併用

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