健康ニーズ基本調査2018(15~79歳の男女個人対象) 

2019年04月16日

日本能率協会総合研究所は、2018年10月に、首都圏在住の15~79歳の男女個人を対象に、『健康ニーズ基本調査2018』を実施いたしました。本調査は1998年から毎年継続的に実施しており、今回、性・年代別、コウホート(世代別)の時系列分析を行いましたので、その結果も併せて本リリースで一部をご紹介します。

調査サマリー


◆健康情報源、「テレビ」は02年ピークで減少、「インターネット」は年々増加。
「テレビ」は03年8割弱(ピーク02年)→18年5割まで減少。「インターネット」は年々増加、18年では4割超。男女とも60代・70代は「テレビ」はほぼ8割で、「インターネット」とは圧倒的な差。「インターネット」は女性30代で6%→56%と最も増加。
◆「肉を食べる」は増加続き22%。「魚を食べる」は03年44%→18年25%に減少。
年代別では、“肉食化”は女性60代・男女70代で拡大、“魚離れ”は男女40代~60代で目立つ。コウホートでは、男女とも現70代世代は50代だった時より“肉で健康”意識が大幅増。女性現40代世代・現50代世代は若い時より“健康のため魚”という意識が薄れた。
◆注目健康用語は『低糖質(ロカボ)』『口内フローラ』『血管年齢』。
『低糖質(ロカボ)』は16年3%→18年7%と倍増。女性20代で10ポイント以上増加し14%。『口内フローラ』は16年11%→18年15%に拡大。『血管年齢』は16年25%→18年29%、男性70代、女性60代・70代で約5割が挙げ、特に男性40代・50代で10ポイント以上増加。
◆男女40代は健康不安が高まるが、気づかいは30代より低下し、楽にやせたい。
健康への気づかいは男女とも40代は30代より低下、自己管理意識も低下。健康不安は男女とも40代で30代より急増、病気を意識した体型崩れへの不安も増加する。『EMSマシン』の使用意向は男女とも40代を中心に高い。

調査のポイント


健康情報源、「テレビ」は02年ピークで減少、「インターネット」は年々増加。
  • 健康情報源として、「テレビ」は03年8割弱(ピーク02年)→18年5割まで減少。「インターネット」は年々増加し、13年3分の1超、18年では4割超の主要情報源の一つに。
  • 男女とも60代・70代は「テレビ」がほぼ8割と変動少なく首位をキープ、「インターネット」とは圧倒的な差。
  • 20年間で、「インターネット」は女性30代で6%→56%と最も増加。「テレビ」は女性20代で87%→41%と最も減少。
「肉を食べる」は増加続き22%。「魚を食べる」は03年44%→18年25%に減少。
  • 健康のために「肉を食べる」は増加傾向続き22%に。「魚を食べる」はピーク03年44%→18年25%で約20ポイント減少。
  • 年代別にみると、“肉食化”は女性60代・男女70代で拡大、“魚離れ”は男女40代~60代で目立つ。
  • コウホートでみると、男女とも現70代世代は50代だった時より“肉で健康”意識が大幅に増える一方、女性現40代・現50代世代は若い時より“健康のため魚”という意識が薄れた。
注目健康用語は『低糖質(ロカボ)』『口内フローラ』『血管年齢』。
  • 『低糖質(ロカボ)』は16年3%→18年7%と倍増。女性20代で10ポイント以上増加して14%に。
  • 『口内フローラ』は16年11%→18年15%に拡大。男性20代では16年→18年で10ポイント以上増加。
  • 『血管年齢』は16年25%→18年29%で気になる人が拡大。男性70代、女性60代・70代で約5割の人が挙げた健康用語だが、特に男性40代・50代で10ポイント以上増加。

調査概要


■調査対象:首都圏在住の15~79歳の男女個人
■調査方法:日本能率協会総合研究所「モニターリサーチ・システム」利用によるFAX調査
■有効回収数:1,335人(発送数2,000人、有効回収率66.8%)
■調査実施日:2018年9月28日~10月4日

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