「オリモノ」に関する調査(20~50代女性対象) 

2018年07月09日

トレンド総研は、20~50代の女性500名を対象に、「オリモノ」に関する調査を実施しました。

調査結果


■約7割がオリモノに不安…仕事や恋愛への影響も!?

まず、オリモノの状態を不安に思った経験について聞いたところ、約7割(69%)が「不安になったこと・気になったことがある」と回答。どのような部分が気になったのか詳しく聞くと、「量」(54%)、「ニオイ」(54%)、「色」(52%)、「粘度」(48%)と、大きな差が出ない結果に。オリモノの悩みは多岐にわたるようです。

また、「仕事中に不安になったこと・気になったことがある」という人も45%おり、約半数(49%)がオリモノの状態は「集中力に影響がある」と考えていました。その他の心理的な影響として「積極性」についても56%、「気分」については約7割(68%)が「影響あり」と回答しました。

そこで、オリモノにまつわる経験談を具体的に聞いてみると、「仕事中、外出中に急にドバッと出て、下着はびしょ濡れで不快だし、服に染みないかも気になるし、なかなかトイレに行けなくて不安ばかりだった」(27歳)、「恋人といい雰囲気になっても、オリモノの匂いや量などが気になってしまい流れを止めてしまう」(34歳)など、仕事や恋愛において集中できなかったり、積極性を欠いてしまったりするという声が多くあがりました。

■話しにくいデリケートゾーンの悩み…病院に行くより自分で治したい!

ここまでの結果から、オリモノは女性たちの心理や行動に大きな影響を及ぼしていると考えられます。さらに、「オリモノなどのデリケートゾーンの悩みは人に話しにくい」と考えている人が約9割(89%)にものぼりました。それを裏付けるように、「オリモノが気になったときに病院を受診したことがある」という人は10%に留まり、何も対処をしなかったり、自己流で対処したりする人も多いようです。病院を受診しない理由を聞いてみると、「恥ずかしい」「オリモノ程度で行っていいのかわからない」という声が多く見られました。

これを受け、あらためて「オリモノなどのデリケートゾーンの悩みについて、病院に行くのは恥ずかしいと思いますか?」と聞いてみたところ、75%が「そう思う」と回答。「できれば自分で治したい」と答えた人も86%おり、女性たちの本音が浮き彫りになりました。

しかしその一方で、自分の知識には自信がないようで、「オリモノに関する自分の知識は正しいと思いますか?」という質問には約6割(58%)が「正しいと思わない」と回答しています。

実際、今回オリモノやデリケートゾーンのケアに関する知識を問う問題を出してみたところ、平均点は8点中4.4点という結果に。正しい知識を持っている女性は少なく、セルフケアのハードルになることが考えられます。

調査概要


調査名:「オリモノ」に関する意識・実態調査
調査期間:2018年4月4日(水)~4月5日(木)
調査対象:20~50代女性 500名(年代均等割付)
調査方法:インターネット調査

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