第7回「映画館での映画鑑賞」に関する調査(10代~70代男女対象) 

2018年07月03日

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションが運営するインターネットアンケートサービス「NTTコム リサーチ」は、「映画館での映画鑑賞」について、全国の10代~70代の男女を対象にアンケートを実施しました。有効回答者数は3,229名でした。この調査は2012年から同時期に実施しているアンケート調査の7回目となります。

調査結果のポイント


(1) 映画館での鑑賞率は過去最低の35.3%。1人あたりの鑑賞本数はアップ
直近1年以内(2017年5月~2018年5月)に映画館で映画鑑賞をした人(以下「映画館鑑賞者」)は全体で35.3%であった。2012年調査から続く調査の中で最も低い鑑賞率であり、緩やかに減少傾向が続いている。一方、年間の鑑賞本数は5本以上の鑑賞者が増加、1人あたりの平均鑑賞本数を押し上げ、低下した鑑賞率を補っている。

(2) 女性10代は高い鑑賞率を維持。他年代は30代以降を中心に鑑賞率が低下傾向
性年代別の鑑賞率をみると、女性10代の鑑賞率が引き続き高く、65.8%となり各年代のなかで最も高い。その一方で、他の年代については鑑賞率の低下が続いている。

(3) 女性の10代と70代で「邦画実写」が「洋画実写」を大きく上回る
「君の名は。」の歴史的なヒットが落ち着き、「邦画アニメ」の鑑賞率が前回調査から18ポイント低下。性年代別でみると女性10代と女性70代で「邦画実写」が「洋画実写」を20ポイント以上も上回り、大きな乖離がみられた。

(4) ミュージカル映画の人気を支える女性20代
洋画実写で稼ぎ頭となっているミュージカル映画。今年に大ヒットした「グレイテスト・ショーマン」と、昨年ヒットした「ラ・ラ・ランド」「美女と野獣」を合わせて、性年代ごとの鑑賞率をみると女性20代の鑑賞率がいずれも高いことがわかった。

(5) 直近に観たタイトルの情報源、「劇場予告編」と「テレビCM」が並ぶ
直近に映画館で観たタイトルに興味を持った情報源は、「劇場予告編」が前回から増加、「テレビCM」が前回から低下し、いずれも約40%でならんだ。「Twitter」からの影響は増加傾向が続いており、10代だけでなく20代30代でも増加している。

(6) 有料動画配信サービスは映画館鑑賞と共存
有料動画配信サービスの利用により視聴機会が減った映像サービスは「レンタルDVD」が最も多く、利用者のうち43.6%で、「映画館鑑賞」が減ったと回答したのは17.0%に留まった。一方、映画館で映画を観る人ほど、有料動画配信サービスを利用している傾向もみられた。

(7) PPVでの映画視聴、利用障壁は「割高な料金」
有料動画配信サービスのうち、定額制サービスが9割を占めるが、1コンテンツごとの課金によるネット配信(PPV)で映画を観たことがある人は、映画館鑑賞者のうちわずか6.6%で、大半が未利用。利用障壁で最も多いのは「レンタル店と比べて料金が割高」。

(8) サマーシーズンに観たい映画、「ミッション:インポッシブル」と「ジュラシック・ワールド」の新作が一番人気
今年の夏観たい映画のトップ3は、1位がほぼ同率で「ミッション:インポッシブル フォールアウト」(21.6%)、「ジュラシック・ワールド 炎の王国」(21.5%)、2位が「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」(17.7%)、3位が「オーシャンズ8」(14.0%)となった。

調査結果データ


(1) 映画館での鑑賞率は過去最低の35.3%。1人あたりの鑑賞本数はアップ

直近1年以内(2017年5月~2018年5月)に映画館で映画鑑賞をした人(以下「映画館鑑賞者」)は全体で35.3%であった。【図1】
これは過去調査のなかで最も低い鑑賞率だった。本調査をはじめた2012年の45.3%から10ポイント下がっており、緩やかな減少傾向が続いている。【図2】

映画館での鑑賞率は低下したが、他の視聴形態を含め、映画自体が観られなくなったのか。映画館以外での映画視聴を含めた視聴率の推移をみると、多少の変動があるものの、2012年調査から大きく変わっておらず、映画館での鑑賞率自体が減少していることがわかった。【図3】

直近1年以内で年間の鑑賞本数の推移をみると、年間5~11本鑑賞者(以下「年間」省略)の割合が過去最高の25.0%となった。12本以上鑑賞者の8.9%と合わせると33.9%で、映画館鑑賞者の3分の1が5本以上観ていることになる。5本以上観るミドルユーザーの増加が1人あたりの平均鑑賞本数を押し上げ、鑑賞人口の低下分を補っているといえる。【図4】

(2) 女性10代は高い鑑賞率を維持。他年代は30代以降を中心に鑑賞率が低下傾向

映画館鑑賞率を性年代別にみてみる。まず男性では、10代の鑑賞率が最も高く45.9%となった。60代以上のシニア層を除き、20代以降の鑑賞率が前回よりも低下している。【図5】
女性の鑑賞率をみると、10代の鑑賞率が引き続き最も高く、前回とほぼ変わらず65.8%となった。10代と20代以降の鑑賞率で大きな乖離がある状況は今回も変わらず、30代以降では前回に続き、鑑賞率の低下が継続している。【図6】

(3) 女性の10代と70代で「邦画実写」が「洋画実写」を大きく上回る

「邦画」「洋画」×「実写」「アニメ」の4ジャンル(以下「4ジャンル」)ごとに、直近1年以内の鑑賞率を2014年調査からの推移でみると、「邦画アニメ」の大幅な低下が目立つ結果となった。前回の62.6%から44.6%に低下しており、前々回調査までの水準であった4割台に戻った。前回の対象範囲であった「君の名は。」の大ヒットによって、一時的に上昇したとみられる。ほかの3ジャンルについては鑑賞率に大きな変動はない。【図7】

次に今回調査における4ジャンルの鑑賞率を性年代別でみてみる。男性10代20代で「邦画アニメ」の人気が高いなど、例年通りの傾向がみられるなか、前回では「邦画実写」と「洋画実写」で鑑賞率に大きな差はなかったものの、今回調査では年代によって乖離がみられる。男性30代~50代で「洋画実写」が「邦画実写」を10ポイント以上上回る一方で、男女ともに10代と70代で「洋画実写」が「邦画実写」を10ポイント以上下回った。特に、女性の10代と70代では、「洋画実写」が20ポイント以上下回っており、大きく差が開いている。【図8】

(4) ミュージカル映画の人気を支える女性20代

昨年(2017年)にヒットした映画を振り返ると、いくつか特徴がみられる。邦画と洋画に分けてそれぞれ興行収入トップ10をみてみる。
まず邦画をみると、10作品中、6作品がアニメ映画となった。邦画において、アニメ映画が上位を占める状況はここ最近の傾向であるが、昨年は50億を越えるような実写映画はなく、アニメ映画への偏りが例年以上だったといえる。【表1】

日本におけるアニメ映画の人気を象徴するのが、昨年の邦画の1位でもあった「名探偵コナン」の劇場版シリーズである。毎年同時期に新作が公開されており、現在公開中の新作「ゼロの執行人」は80億(※1)を超え、今年公開された映画でNo1のヒットになっている(※1)。なおかつ「ゼロの執行人」でシリーズ6作連続、興行収入を更新しており、シリーズが追加されるたびに新たな客層を獲得しているとみられる。本調査では2年前の第5回の調査時に「純黒の悪夢」の鑑賞率をとっており、今年の「ゼロの執行人」と比べて、性年代別に鑑賞率がどの程度変わったのかをみてみる。

まず、「ゼロの執行人」の鑑賞率が最も高いのは男性20代で38.9%、次いで多いのは女性20代で35.1%だった。「純黒の悪夢」からの変化として、男性は20代30代、女性は10代~30代で鑑賞率が上昇している。特に女性層の鑑賞率の上昇が大きく、若い女性客の増加が映画のヒットに貢献していることがわかった。【図9】 
(※1)2018年6月19日時点

次に、洋画の興行収入トップ10をみてみる。こちらはアニメ映画よりも実写映画が多い。上位作品は大作映画が多くなるが、そのなかで、ミュージカル映画が10本中3本を占めているのが目を引く(「美女と野獣」「SING/シング」「ラ・ラ・ランド」の3本)。

今年に入っても、ミュージカル映画である「グレイテスト・ショーマン」が50億円を越えるヒットとなったことは大きなトピックスとなった。過去を振り返っても2012年の「レ・ミゼラブル」、2014年の「アナと雪の女王」など、大ヒットしたミュージカル映画は多い。そもそもミュージカル映画はヒットするジャンルなのか、近年世界的にもヒットしたミュージカル映画を中心に(※2)、外国と興行収入を横並びで比較してみる。市場規模の大きいアメリカは除き、イギリス、中国、韓国を対象とする。なお、イギリスと韓国の興行収入規模は日本の約80%、中国は日本の約4倍になる。

比較対象の3カ国のなかでは、イギリスも全体的にミュージカル映画の興行収入が高いものの、「美女と野獣」「SING/シング」では日本が上回る。同じアジア市場である中国と韓国と比較すると日本の興行収入の高さが際立つ。外国と比べても日本の市場はミュージカル映画がヒットしやすい傾向にあるといえる。【図10】
(※2)「アナと雪の女王」はミュージカル映画の中でも突出して高いため除外

それでは、ミュージカル映画のヒットを支える客層はどこか。過去と今回の調査で鑑賞率をとった「ラ・ラ・ランド」「美女と野獣」「グレイテスト・ショーマン」の実写ミュージカル映画の3作品で確認する。それぞれ作風がまったく異なるため、作品ごとに鑑賞率が分かれるものの、いずれも鑑賞率が最も高いのは女性20代だった。実写のミュージカル映画は女性20代に響きやすく、映画のヒットを支えているといえる。【図11】

ミュージカル映画が日本でヒットする一方で、外国と比べてヒットしにくいジャンルは、アメリカンコミックのヒーローを主人公とした「アメコミ映画」である。アメリカをはじめ、各国で年間の興行収入の上位に入るジャンルだが、2017年の洋画トップ10をみても日本の場合、1本も入っていない。直近1年以内に公開されたアメコミ映画の5本について、ミュージカル映画同様、3カ国と興行収入を比較してみる。【図12】

目立つのは、中国の興行収入の大きさだが、日本とは市場規模の4倍というスケール以上の差がつけられている。日本よりも市場規模の小さいイギリス、韓国と比較しても、5作品ともに日本の興行収入が最も低く、その差も大きい。外国の水準と比べるとアメコミ映画がヒットしていない状況は明らかだ。

今年の4月末より「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」が公開された。同作はマーベル・スタジオで製作されるアメコミ映画の19作品目のタイトルであり、全世界の興行収入で過去の作品群の最高成績を更新した。同作のシリーズ1作目である2012年(6年前)の「アベンジャーズ」と比べて、日本での鑑賞者層はどの程度変わったのか。性年代ごとに鑑賞率を比較すると、男性40代以降と女性30代で鑑賞率をのばしている。一方で、作品のターゲットに含まれるであろう男性10代では鑑賞率が10ポイント近く減っている。女性30代の鑑賞率が上がった一方で、女性50代の鑑賞率は下がっており、女性全体の鑑賞率が大きく変わっていない。男性層はシニア層を中心に鑑賞率が上がっており、「アベンジャーズ」よりも男性の客層が増えたといえる。【図13】

(5) 直近に観たタイトルの情報源、「劇場予告編」と「テレビCM」が並ぶ

映画に興味をもった情報源について2015年調査からの経年変化を確認する。今回調査で最も多いのは前回に続き「テレビCM」で40.2%となったが、前回調査からやや減少した。「テレビ番組内での紹介」も同様に減少しており、テレビメディアからの影響は減っている。一方で「劇場の予告編」は前回からさらに増加、39.1%となり「テレビCM」とほぼ並ぶ結果となった。映画館に足を運ぶ回数が増えたことで「予告編」に接触する機会も増えたと推察される。前回まで増加傾向にあった「Twitter」は今回調査でもさらに増加した。【図14】

増加傾向が続く「Twitter」について、性年代ごとに経年変化をみてみると、女性10代は2016年調査の20%台から、2017年調査で40%台に大きく伸ばしている。男女ともに10代が最も多いが、20代30代も「Twitter」からの影響が大きくなっている。【図15】

(6) 有料動画配信サービスは映画館鑑賞と共存

世界最大の動画配信事業者である「Netflix」が日本市場に参入してから約3年が経過し、他の動画配信事業者も積極的にサービスを展開している。テレビCMが頻繁に流れるなど、動画配信サービスの認知、利用も進んでいる状況だ。本調査では2016年調査で動画配信サービスについて利用実態をまとめており、2年が経過した今回調査でどの程度変わったのか、「有料の動画配信サービス」(以下「動画配信サービス」)に絞って確認する。なお、本調査における動画配信サービスの利用率は映画館鑑賞同様、累計ではなく直近1年以内の利用率である。

動画配信サービスの利用率は全体で15.2%となり、2016年調査の11.3%から約4ポイント増加した。性年代別でみると、男性20代の利用率が最も高く28.4%で、2016年調査からは9ポイント上昇している。男性10代の利用率も同程度に上昇し、22.5%で2番目に高い。各年代で利用率を伸ばすなか、女性20代は2016年調査から低下した。男女間で比較すると、女性層よりも男性層の利用率の高さが目立つ。【図16】

映画館鑑賞者における動画配信サービスの利用率を確認する。映画を観ない人を含めた全体の利用率15.2%に対して、映画館鑑賞者の利用率は23.5%だった。2016年調査からは約6ポイント上昇した。【図17】

動画配信サービスの利用によって、他の映像サービスの視聴に影響は出ているのだろうか。2018年5月に実施した別調査(※3)によると、動画配信サービスの利用によって約6割が「何らの映像サービスの視聴機会が減った」と回答した。そのなかで最も減少しているのは「レンタルDVDの視聴」で43.6%となった。次いで「テレビ放送(無料放送/民放)」が多く35.0%。「劇場(映画館)での映画鑑賞」は17.0%に留まり、有料動画配信サービスによって、映画館鑑賞が減るケースは少ないことがわかった。【図18】
(※3)全国の「NTTコム リサーチモニター」を対象に2018年5月10日~11日に実施。そのうち「有料動画配信サービス」の利用経験者の回答結果を「一般」の結果として活用する。有効回答数は2132名。

それでは、どの有料動画配信サービスが利用されているのか。2018年5月に実施した別調査における一般のサービス利用者と、本調査での映画館鑑賞者におけるサービス利用者で比較してみた。なお、選択肢となるサービスは利用率の高い定額制サービスを中心に設定した。
両者ともに最も多いのは「Amazonプライム・ビデオ」で、次いで多いのは「Hulu」という結果になった。一般利用者と映画館鑑賞者の違いでみると「Netflix」の利用率で差が出た。一般の利用率が13.4%に対して、映画館鑑賞者の利用率は10ポイント高い23.9%だった。「Netflix」はサービス内でしか視聴することのできないオリジナル映画を多く揃えていることから、映画ファンの利用率も高いことがうかがえる。【図19】

次に映画館での鑑賞本数別(以下「ユーザー別」)に、上位4サービスについて利用率を確認する。4サービスともに、12本以上鑑賞のヘビーユーザーで最も利用率が高く、2番目に利用率の高い「hulu」では、鑑賞本数が増えるほど利用率が高まる傾向がみられた。また、「Netflix」では5~11本以下鑑賞者と比べて、12本以上鑑賞者の利用率は30ポイントも高く、ヘビーユーザーに好まれているサービスであることがわかった。4サービスともに映画の本数を見る人ほど利用率が高いことから、動画配信サービスの登場は映画館鑑賞と競合することなく、映像コンテンツの視聴機会を増やすことに寄与したといえる。【図20】

(7) PPVでの映画視聴、利用障壁は「割高な料金」

動画配信サービスの提供形態は、「定額制」「1コンテンツごとの課金によるストリーミング視聴(以下「PPV」)」「1コンテンツごとのダウンロード購入」の大きく3つに分かれるが、それぞれの利用率はどの程度か。2016年調査からの変化と合わせて確認する。2016年調査同様、大半を占めるのが「定額制」であるが、前回の79.5%から91.0%に利用率を伸ばした。その一方で「PPV」や「ダウンロード購入」は前回から利用率が低下した。【図21】

前述のとおり動画配信サービスによって、4割強が「レンタルDVDの視聴機会が減った」と回答したが、レンタルDVDでレンタル頻度の高い「新作」タイトルは、定額制サービスに含まれることは少ない。新作タイトルを動画配信サービスで視聴する場合は、「PPV」」や「ダウンロード購入」に制限される場合が多い。映画館鑑賞者は、映画を定額制以外の動画配信サービスでどの程度観ているのか。「PPV」での映画の視聴率を見ると、わずか6.6%という結果となった。【図22】

「PPV」で映画を観たことがない人が大半を占めているが、観ない理由を聞いてみると、最も多かったのは「レンタル店と比べて料金が割高だから」で27.7%だった。他に「他の映像サービス(映画館・テレビ・定額配信サービス等)で十分」、「レンタル店で借りることに慣れているから」が上位の理由に上がるが、4番目に多い理由として「テレビで観たいから(ネットがテレビに繋がっていない等)」が上がっており、通信環境が整っていないことも利用障壁になっている。【図23】

(8) サマーシーズンに観たい映画、「ミッション:インポッシブル」と「ジュラシック・ワールド」の新作が一番人気

今年の夏(2018年7月~9月初旬までに公開予定)に観たい映画は何か、全国で公開される映画を中心に聞いてみた。映画館鑑賞者全体における1位はほぼ同率で「ミッション:インポッシブル フォールアウト」(21.6%)と「ジュラシック・ワールド 炎の王国」(21.5%)だった。2位は「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」(17.7%)、3位は「オーシャンズ8」(14.0%)。次に、情報感度の高い「12本以上鑑賞」のヘビーユーザーに絞ってみると、「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」が30%を超えて高く、ミュージカル映画の人気の高さがうかがえる結果となった。【図24】

調査概要


調査対象:「NTTコム リサーチ」登録モニター
調査方法:非公開型インターネットアンケート
調査期間:2018年6月8日(金)~2018年6月12日(火)
有効回答者数:3,229名
回答者の属性:【性別・年代】男女別、10代~70代の各世代を均等回収

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション]
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