2018年6月 フィーチャーフォン利用者の実態調査 

2018年06月28日

MMD研究所では、フィーチャーフォン利用者1,009名を対象に「2018年6月 フィーチャーフォン利用者の実態調査」を実施しました。スマートフォンへの乗り換え検討状況や、スマートフォンに感じる魅力や不満、スマートフォン端末や通信会社を選ぶ基準などを広く調査し、スマートフォンへの乗り換え検討状況別に、フィーチャーフォン利用者の実態を把握できる内容となっています。

調査結果サマリー


  • フィーチャーフォン利用者の76.2%が、現在スマートフォンへの乗り換えを検討していない
  • フィーチャーフォン利用者がスマホの機能・アプリで最も魅力に感じるのは、「地図・ナビゲーション機能」
  • フィーチャーフォン利用者がフィーチャーフォンに対して感じる不満の上位は「時代遅れなイメージ」「画面が小さくて見づらい」
  • 現在スマートフォンへの乗り換えを検討していないフィーチャーフォン利用者のうち40.0%が、3G回線が終了したら「スマートフォンを購入する」と回答
  • スマートフォンは料金が高いと感じているフィーチャーフォン利用者が、最も理想的と感じる月額料金は「1001円~2000円」(37.5%)

調査結果


■ フィーチャーフォン利用者の76.2%が、現在スマートフォンへの乗り換えを検討していない

事前調査において、フィーチャーフォンを利用している全国の男女2,364人を対象に、スマートフォンへの乗り換えを検討したことがあるかきいたところ、「検討している」が23.8%、「過去に検討していたが、現在はしていない」が17.5%、「検討したことはない」が58.7%だった。

■ フィーチャーフォン利用者がスマホの機能・アプリで最も魅力に感じるのは、「地図・ナビゲーション機能」

本調査において、フィーチャーフォン利用者1,009人を対象に、スマートフォンの機能やアプリで魅力に感じるものはあるかきいたところ(複数回答可)、最も多かったのは「地図・ナビゲーション機能」で25.8%、次いで「気軽にインターネットを楽しめる」が25.6%、さらに「画面が大きくて見やすい」が19.2%と続いた。

■ フィーチャーフォン利用者がフィーチャーフォンに対して感じる不満の上位は「時代遅れなイメージ」「画面が小さくて見づらい」

フィーチャーフォン利用者1,009人を対象に、フィーチャーフォンに対して感じる不満をきいたところ(複数回答可)、最も多かったのは「フィーチャーフォンに「時代遅れ」なイメージがある」で15.5%、次いで「画面が小さくて見づらい」が12.6%、さらに「インターネットが見づらい」が10.5%と続いた。

■ 現在スマートフォンへの乗り換えを検討していないフィーチャーフォン利用者のうち40.0%が、3G回線が終了したら「スマートフォンを購入する」と回答

過去スマートフォンへの乗り換えを検討していたフィーチャーフォン利用者193人、スマートフォンへの乗り換えを検討したことがないフィーチャーフォン利用者490人(計683人)を対象に、3G回線が終了し、現在所有しているフィーチャーフォンが利用できなくなった場合どのように対応するかをきいたところ、「スマートフォンを購入する」が40.0%、「ガラホを購入する」が37.3%、「モバイル端末の所有をやめる」が15.1%、「その他」が7.6%となった。

また、検討状況別に集計すると、過去乗り換えを検討していたフィーチャーフォン利用者は51.8%が「スマートフォンを購入する」と回答しているのに対し、検討したことがないフィーチャーフォン利用者は35.3%に留まり、上位2項目の順位が入れ替わる結果となった。

■ スマートフォンは料金が高いと感じているフィーチャーフォン利用者が、最も理想的と感じる月額料金は「1001円~2000円」(37.5%)

スマートフォンに乗り換えない理由として、「月額料金が高いから」「端末の料金が高いから」と回答した445人を対象に、スマートフォンに乗り換えてもいい月額料金(分割払いにした端末料金を含む)をきいたところ、「~1000円」が16.0%、「1001円~2000円」が37.5%、「2001円~3000円」が23.6%となった。

調査概要


・タイトル:2018年6月 フィーチャーフォン利用者の実態調査
・調査方法:インターネット調査
・有効回答:15,018人
・対象者:フィーチャーフォン利用者1,009人(SP検討者303人 過去検討者203人 未検討者303人)
・実査期間:2018年5月25日

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[MMD研究所]
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