恋愛における年の差に関する意識調査(20歳~39歳未婚男女対象) 

2018年03月28日

オーネットは、20歳~39歳未婚男女433名を対象に「恋愛における年の差に関する意識調査」を実施しました。

 いよいよ新年度がスタートするにあたり、異動や昇格、また転勤による自身の新天地への異動であったり、逆に、新たな同僚や上司を迎えたり、一年の中でもあらたな出会いが最も多いのはこの時期ではないでしょうか。あらたな出会いから恋愛に発展するというケースもこの時期多いのかもしれません。そこで気になるのが出会った人の年齢ではないでしょうか。そこで今回は未婚男女20歳~39歳に、恋人との「年の差」について実態、そしてどのように考えているのか調査を実施いたしました。あらたな出会いを期待している方や既に年の差のある恋人がいる方にも参考となる調査結果をレポートいたします。

主な調査トピックス


  • 恋人が「年上」と回答した割合は女性が63.4%、男性は4人に1人で25.0%!
  • 恋人との「年の差」は上下「6歳未満」が全体の約7割(69.2%)という結果に!
  • 30代後半男女の4人に1人は「10歳以上」の恋人との「年の差」がある?!
  • 恋人との年齢差を意識するのは30代前半まで、30代後半は許容条件がゆるむ?!

調査結果


■あなたは現在、恋人がいますか?

今回の調査対象20歳~39歳の未婚男女433名に、現在恋人がいるかどうかをお聞きしたところ、全体で40.5%が「恋人がいる」という回答結果となり、男性では36.7%、女性が44.%という結果となりました。男性では3人に1人、女性では約2人に1人に恋人がいるという結果となりました。

■付き合っている恋人は「年上」ですか「年下」ですか?

次に、「恋人がいる」と回答のあった男女に、お付き合いしている恋人が「年上」か、または「年下」かをお聞きしたところ、全体では46.7%が「年上」であると回答し、32.1%が「年下」であるという回答結果となりました。「同い年」であるという回答は20.6%という結果となりました。男女別ではやはり、女性の「年上」という回答が63.4%、「同い年」が14.0%となり、あわせて77.4%が自分と同じ年齢かそれ以上の年齢の男性と付き合っているということがわかりました。一方で男性は「年上」と回答した割合は25.0%にとどまり、「同い年」が29.2%となり、「年下」と「同い年」あわせて54.2%が自分と同じ年齢かそれ以下の年齢の女性と付き合っていることがわかりました。普段よくみかける男女カップルから想像できるように、年上の彼氏、年下の彼女、または同い年のカップルという状況が多いことが調査結果にも表れているいえます。また、男性の4人に1人(25.0%)は、「年上」の彼女と付き合っている調査結果となり、これも想定される範囲内の調査結果であるといえます。

■恋人との「年の差」は何歳ですか?

続いて、お付き合いしている恋人との「年の差」はいくつかになるかを聞いてみたところ、全体では上下「6歳未満」が69.2%という結果となり、これは男女別の調査結果でも同じ割合となったことから、年の差が上下「6歳未満」の恋人とのお付き合いが、全体の7割を占めるという調査結果となりました。

男女年代別の傾向をみてみると20代の方が30代と比較して、年の差「3歳未満」の割合が圧倒的に高く、逆に男女とも30代後半になると「6歳以上」の年の差の割合が、男性66.7%、女性50.0%となり、さらに「10歳以上」の年の差が男性25.0%、女性27.3%となり、30代後半の男女の、実に4人に1人は「10歳以上」の年の差のある恋人とお付き合いしていることが調査結果からわかりました。

さらに興味深い事として男性も女性も30代前半では「10歳以上」の年の差の恋人の割合が0%であるにもかかわらず、30代後半では一気に割合が高くなるということから、男女とも30代の後半になると一気に恋人への年齢に対する許容範囲が広くなるという事も調査結果からわかりました。言い換えると30代前半までは恋人に対する譲れない条件として、お相手の「年齢」があるのかもしれません。

■恋人が「年上」で、感じていることは何ですか?

恋人が「年上」であると回答した方に、恋人に対して日頃感じていることをお聞きしたところ、全体で55.2%が「年上だと一緒にいて落ち着く」と肯定的な回答となった一方で、13.0%は「偉そうな態度や言動が気になる」、5.2%が「もう少し年齢が近い方が良かった」、1.3%は「話がかみ合わないことがる」という回答で、どちらかといえば否定的な回答が、あわせて19.5%という結果となりました。

また、4人に1は「年の差について何もない」という肯定的な23.4%の回答とあわせると、全体の約8割にあたる78.6%は、「年上」の恋人について、「一緒にいて落ち着く」「年の差について何もない」という肯定的にとらえている事が調査結果からわかりました。

■恋人が「年下」で、感じていることは何ですか?

それでは恋人が「年下」と回答した方は、そのことについて日頃どのように感じているのでしょうか。
まず、全体で22.6%が「年下だと落ち着く」という回答結果となり、「年上」の場合と比較して、30%以上低い割合となりました。「自分に対して甘えた態度や言動が気になる」と回答した割合は、11.3%という結果となり、「年上」の場合の類似の設問への回答結果とあまり変わらない割合となりました。
一方で、「年の差について何もない」というか割合については、54.7%という調査結果となり「年上」の場合の調査結果の2倍以上の割合となりました。

肯定的に感じることや否定的に感じることが「年下」の恋人に対しては少ないという事は、「年上」の恋人にはある程度高い期待値をもって接しており、一方で「年下」の恋人には相応の期待値のみをもって接しているということがいえるのかもしれません。具体的は恋人が「年上」の場合は、「一緒にいて落ち着く」という期待感がはたらく傾向があり、一方で「年下」の場合は「年の差は何もない」=相応に期待する、という意識がはたらいているといえるのではないでしょうか。言い換えると「年上」の恋人には「頼りたい」という意識が働き、「年下」の恋人には、「年の差関係なく一緒に楽しみたい」という意識に傾倒しているということがうかがえます。

男女ともに恋人に対して、自分が「年上」「年下」のどちらかの立場かによって、上手にお相手に接することで、お付き合いそのものがスムーズになる場合が多くなるかもしれません。また、ネガティブな回答結果についても少しお付き合いにおいて考慮することができれば、年の差のある恋人と末永く仲良くやっていくことができるかもしれませんね。

■恋人が「いない」男女、年齢差のある恋人についてどのように考えていますか?

現在恋人が「いない」と回答した男女に、「年齢差のある恋人について、どのように考えているのか」を聞いてみました。全体としては、「全く気にしない」が24.9%、「3歳くらいまでは気にしない」が13.3%、同じく「5歳くらいまで」が21.8%、「7歳くらいまで」が9.8%という結果となりました。男女で大きく違うのは、「恋人は必ず年上が良い」という選択肢について、女性は11.8%の割合であるのに対して、男性は、ほぼ0%という結果で、男性は基本的に年上の女性への拘りがないことが調査結果からわかります。この点を除くと、男女ともに恋人がいない段階では「年の差」について漠然とした意見は持っているものの特別な意向は無く、やはり対象となるお相手によるということが調査結果からうかがえます。

男女年代別にみてみると、男性20代では年齢差の少ない恋人を望む傾向が高く、逆に男性30代では「恋人は必ず年下がよい」という傾向が強い結果となり、男性では20代と30代で恋人との「年齢差」について意識の差が大きいことが調査結果からうかがえました。男性30代では将来的に結婚、そして家庭を考えた場合の展望が調査結果にも表れる結果となりました。

調査概要


■調査名:楽天オーネット「(20歳~39歳独身男女)恋愛における「年の差」に関する意識調査」
■調査地域: 全国
■調査対象:20歳~39歳の独身男女
■調査方法:インターネットを利⽤したクローズ調査
■調査日: 2018年3月22日(木) ~ 3月26日(月)
■調査主体: 株式会社オーネット
■サンプル数: 433 人(男性:209人、女性:204人)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[オーネット]
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