アレルギー症状とダニの被害に関する調査(20代~50代女性対象) 

2018年06月15日

アース製薬は、さまざまなアレルギー症状を引き起こすダニの被害について、全国の女性400人(20~59歳の一般女性対象)に対して調査を行いました。

アレルギー症状がある本人に、アレルギーの原因を聞いたところ「ダニ」が14.6%で、ダニが含まれる「ハウスダスト(ほこり)」も42.8%もおり、この2つの原因を足した約6割もの人が「ダニを原因とする」アレルギー症状を持つ可能性があることがわかりました。家庭内のダニは目に見えないため、症状がひどくなる前にしっかり対策をして、家族が心地よく暮らせる環境を整えたいですね。

調査結果サマリー


アレルギー症状のある人の約6割が「ダニを原因とするアレルギー」だった

鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状のある人は約4割もいました。アレルギーの原因を聞いたところ、花粉症をあげる人が8割と圧倒的に高いものの、ダニが原因でアレルギー症状を起こすと回答した人が、意外に多いことがわかりました。
約6割の人が、ダニが含まれる「ハウスダスト(ほこり)」および「ダニ」をアレルギーの原因と推定していました。

アレルギー症状が出ていても、医療受診は半数程度。何も対処せず

「アレルギー症状」が出ており、その原因についても推定しているにも関わらず、実際に医者の診断を受けた割合は、自分自身のアレルギーについては4割、家族のアレルギーについて5割に留まりました。深刻な症状ではないと自分で判断してしまっているために、適切なアレルギー対策ができていない可能性があります。

「ダニが小児ぜんそくの主な原因になる」ことは知られていない!

「ダニが小児ぜんそくの主な原因になる」ということをご存知でしたか?この事実を知っているのは1割にも達しませんでした。
「布団干しの際に布団をたたくことはダニ対策として効果が薄い」、「布団の天日干しでは生きたダニは殺せない」のいずれも約4割程度に比べると、ダニが小児ぜんそくの原因になることは知られていないようです。
特に小さなお子さんがいる家庭では、小児ぜんそくの症状が出たり、症状がひどくなる前に正しい対策を取ることが大切です。

調査結果


「ダニを原因とする」アレルギー症状をもつ人は意外に多い!
アレルギー症状のある約6割の人が「ダニを原因とするアレルギー」だった

20~50代女性の中で、アレルギーがあると回答した人は39.3%もいました(図1)。ご自分のアレルギーの原因を聞いたところ、最も高いのが「花粉」で79.6%と、予想通りの高い結果でした。次点で、ダニが含まれる「ハウスダスト(ほこり)」が42.8%、「ダニ」も14.6%おり、この2つの原因を足した約6割と、意外に多くの人が「ダニを原因とする」アレルギー症状を持つ可能性があることがわかりました(図2)。

アレルギー症状が出ていても、医療受診は半数程度。何も対処せず。

しかし、実際に医者に診断に行った人は、自分自身40.8%、家族50.7%に過ぎず、ほぼ半数が自己判断のみで過ごしているようです(図3)。鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状の原因は花粉症で深刻ではないからと考えて、医者にも行かず、そのまま生活している可能性が高いことがわかりました。

「ダニが小児ぜんそくの主な原因になる」ことは知られていない!
「ダニが小児ぜんそくの原因になること」を知っている人は1割に満たない。

ダニに関する情報を複数提示して、知っているものを聞いたところ、「布団干しの際に布団をたたくことはダニ対策として効果が薄い」が46.3%、「布団の天日干しでは生きたダニは殺せない」の40.8%が上位でした。
もっとも知られていなかったのは、「小児ぜんそくの主な原因はダニアレルギーである」7.5%でした(図5)。
子どもの気管支ぜんそくの多くはダニが原因と言われており、子どもの年齢が小さいほどかかりやすいようです。

子育て中のママの中でも、特に「乳幼児・未就学児を持つママ」は、知らない人が多い。

「ダニが小児ぜんそくの原因になること」について、子どもの成長ごとにお母親さんの認知率の違いをみてみました。すると、最も子どもに気をつけなくてはいけない「乳幼児や未就学児の子を持つ母親」が最も理解が薄く、わずか7.6%でした(図6)。新米ママはまだまだ覚えることがたくさんあり、ダニ対策は後回しになりがちですが、大切な家族を守るためにも、ダニに対する正しい知識や対処方法を頭に入れておくことが大切です。

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