2018年 桜の振り返り調査 

2018年05月29日

ウェザーニューズは、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通して「桜の振り返り調査」を実施し、その結果を発表しました(調査期間:西・東日本:4月17日~20日、北日本:5月14日~17日)。

沖縄県を除く全国のべ25,854人の回答をまとめた結果、今年は桜の見頃期間が“短い”と感じた方が6割を超え、約7割が見頃のピークにお花見が出来ていないことがわかりました。理由の一つとして、今年の桜は、3月中旬以降の高温傾向により、例年(2013年~2017年までの過去5年平均)よりも開花スピードが早く、見頃開始日が昨年より1週間以上も早かったためと考えられます。

 多くの方が見頃を逃したものの、今年の桜がキレイだったと感じた方は全国の9割以上に達し、九州や中国・四国エリアでは、例年以上にキレイだと感じた方が多い傾向にありました。中でも、鹿児島県と島根県は「お花見に行った?」でも上位だったことから、両県では“例年以上にキレイ”な桜を、チャンスを逃さず満喫できた方が多いと言えそうです。
 今年は見頃期間に天気に恵まれたエリアが多く、西日本や東海、関東のほとんどが好天率100%とお花見の当たり年となりました。

ポイント


  • お花見のタイミングは難しい!?見頃期間は“短い”印象が多数、約7割が見頃を逃す
    →ただ、実際の見頃期間の長さは例年並。今年は開花スピードが早すぎて“短い”印象が強い?
  • 鹿児島県、島根県は例年よりキレイな桜を満喫、お花見に行った割合と桜のキレイ度で上位に
  • 今年は桜の見頃期間に全く雨の降らなかった地域が多く、お花見の当たり年に!

調査結果


◆今年の見頃期間の特徴
~お花見のタイミングは難しい!?約7割が見頃を逃す~

 記録的に桜の開花が早かった今年、どのくらいの方が見頃時期にお花見を楽しむことが出来たかを調べるため、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通じて、「今年のお花見、タイミングはどうだった?」と質問しました。“バッチリ見頃”“ちょっと早い・遅い”“かなり早い・遅い”“その他”から選択していただき、全国5,690人の回答を集計した結果、“バッチリ見頃”と答えた方は30%、“ちょっと早い・遅い”が31%、“かなり早い・遅い”が30%、“その他”の9%を含めると、約7割が見頃のピークにお花見が出来ていないことがわかりました。
 “バッチリ見頃”にお花見ができたランキングのワースト1位は青森県で10%、次いで山形県が14%、福島県が16%と、東北が上位を占めていました。今年の桜前線は、東北南部までかなり早いスピードで北上し、東北北部から少しスピードを緩めました。このため、お花見スケジュールの調整が他のエリアよりも難しかったのかもしれません。

~見頃期間の印象と実際にギャップあり、開花スピードの早さが原因か~

 見頃期間の長さが特徴的だった昨年と比較するため、「見頃期間の長さは?」と質問し、“長かった”“短かった”“例年通り”から選択していただきました。全国6,341人の回答を集計した結果、“短かった”が6割を超え、“長かった”が多かった昨年とは対照的な結果となりました。特に、北陸や関東甲信では見頃期間が“短かった”と感じた方が多い傾向にありました。
 ただ、実際の見頃期間の長さを昨年や例年と比べると、関東は昨年より短くなりましたが、その差は2.0日でした。さらに、例年と比べても、やや短い0.9日程度です。北陸や甲信も、特別短いとは言えません。

 見頃期間が“短かった”と感じた方が多い理由の一つには、見頃開始日の早さが考えられます。見頃の開始時期を昨年と比較すると、九州~東北南部を中心に、昨年より1週間以上早いエリアがほとんどでした。例年に比べても、4日前後早いエリアが多くなりました。
 記録的な早さで見頃が訪れ、見頃の終わった時期も早かったため、実際は例年通りの見頃期間があったものの、“短かった”と感じた方が多くなったと考えられます。

◆今年の桜のキレイ度は?島根県、鹿児島県は例年よりキレイな桜を満喫

 「今年、お花見に行った?」と質問し、“平日に行った”“土日に行った”“行かなかった”から選択していただきました。全国7,298人の回答を集計した結果、“行かなかった”が47%、平日・土日を問わず、2人に1人がお花見の行ったことがわかりました。都道府県別に見ていくと、最もお花見に行った方が多いのは島根県と鹿児島県で63%、次いで長野県、京都府、奈良県、和歌山県、高知県、熊本県が59%でした。

 今年の桜の美しさを調査するため、「今年の桜はキレイだった?」と質問し、“例年以上にキレイ”“例年並”“あまりキレイではない”から選択していただきました。全国6,525人の回答を集計した結果、全国で“例年以上にキレイ”が20%、“例年並”が75%、“あまりキレイではない”が5%であったことから、今年の桜はキレイだったと感じている方が多いことがわかりました。
 “例年以上にキレイ”の割合を都道府県でランキングにすると、トップは徳島県で39%、2位が島根県で38%、3位が愛媛県、鹿児島県で36%、5位が福岡県、佐賀県、大分県で32%でした。
 島根県と鹿児島県は、「お花見に行った?」でも上位となっています。これらのことから、島根県と鹿児島県では、“例年以上にキレイ”な桜を、チャンスを逃さず満喫できた方が多いと言えそうです。

お花見に行ったランキング
1位島根県63%
1位鹿児島県63%
3位長野県59%
3位京都府59%
3位奈良県59%
3位和歌山県59%
3位高知県59%
3位熊本県59%

例年以上に桜がキレイだったランキング
1位徳島県39%
2位島根県38%
3位愛媛県36%
3位鹿児島県36%
5位福岡県32%
5位佐賀県32%
5位大分県32%
8位長崎県31%

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