DODA転職人気企業ランキング 2018 

2018年06月04日

パーソルキャリアが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、22~59歳のビジネスパーソン5,975人を対象に「転職したい会社」を調査し、「DODA転職人気企業ランキング 2018」としてまとめました。

​【総合】 ~ 1位トヨタ自動車と2位グーグルが圧倒的な支持を集め、3位以下の企業を大きく引き離す ~

1位 トヨタ自動車
2位 グーグル
3位 ソニー
4位 全日本空輸(ANA)
5位 楽天
6位 パナソニック
7位 ソフトバンク
8位 Apple Japan
9位 日本航空(JAL)
10位 ヤフー

2018年の転職人気企業ランキングは、前年に続き1位トヨタ自動車と2位グーグルが圧倒的な支持を集め、3位以下の企業に倍以上のポイント差をつける結果となりました。EVなど新エネルギー車の販売拡大や、車のIT化・自動化などの技術革新を牽引するトヨタ自動車には「技術力が高く、品質が安定しているから」「世界のトヨタだから」「名実ともに日本を代表する企業だから」といった、世界的な技術力とブランド力を高く評価する投票理由が目立ちます。2位のグーグルには、「社員の個性、自主性を大事にしている」「イノベーションに満ちあふれた企業だから」といった投票理由が寄せられ、「自由」「楽しい」「最先端」の3つのキーワードが数多く見られました。

上位30社の中で、前年から順位が10以上も急上昇した企業は、7位ソフトバンク、13位リクルートホールディンス、15位任天堂、19位東日本電信電話(NTT東日本)の4社でした。AIやIT技術を駆使することで社員がよりスマートに働ける環境づくりを進めるソフトバンクは、社員1万人規模でのスーパーフレックスタイム制度の導入や、在宅勤務制度の拡充など、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取り組みに意欲的なことで注目を集めました。リクルートホールディングスは、すべての社員を対象とした上限日数のないリモートワークや、「30歳まで応募可能な新卒採用」などを導入し、従来の形にとらわれない新しい働き方を提案し続けていることでも話題です。また、業績のV字回復をかなえた任天堂の投票理由では「新しいことに挑戦できそう」と答えた人の割合が52%と、上位30社の中で最も高くなりました。

【業種別】 ~ 話題に事欠かない鉄道業界の人気が上昇。プロ野球球団も大きく台頭 ~

ランキング上位300社の中では、31位東海旅客鉄道(JR東海)や42位西日本旅客鉄道(JR西日本)を筆頭に、99位九州旅客鉄道(JR九州)、106位東京地下鉄(東京メトロ)、108位小田急電鉄といった鉄道各社が大きく順位を伸ばしました。さらに、175位の京王電鉄や207位の京浜急行電鉄をはじめ、新たに5社が圏外からのランクインも果たしており、鉄道業界の人気が顕著です。2017年にかけても鉄道各社はこぞって新たな観光列車の運行を開始しており、名古屋-東京間を40分で結ぶリニア中央新幹線の工事も着々と進んでいます。また、従来の鉄道事業のみならず、立地を活かした都市開発や不動産、ホテル事業といった新たな分野への事業展開も進んでいます。投票者からは「リニアが先進的」「鉄道が好きだから」「沿線開発を積極的に進めており、成長性を感じるから」といった声が寄せられ、鉄道業界への高い関心がうかがえました。

さらに前年との比較では、116位阪神タイガースが前回から49位順位を上げたことに加えて、150位読売巨人軍や190位広島東洋カープ、195位千葉ロッテマリーンズなど、新たに5つのプロ野球球団の運営企業が圏外からランクインしたことも、今回のランキングの特徴的な傾向の一つでした。「プロ野球のファンだから」「好きなもののために働いてみたい」といった投票理由が多く、好きを仕事につなげたい、あこがれの球団を支えていきたいという意向が強く表れていました。

調査概要


【対象者】 22歳~59歳のホワイトカラー系職種の男女
【雇用形態】正社員
【調査手法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査
【調査期間】2018年2月14日~2月19日
【調査方法】投票者が転職を希望する企業を自由形式で1位から3位まで記入。
持ち点10ポイントの中から、それぞれの企業への志望度合に応じて自由にポイントを振り分ける。
(ランキングは、振り分けられたポイントの合算値が多い順に作成)
【回答人数】5,975人
※昨年の「転職人気企業ランキング2017」から、調査概要の一部(対象者の年齢、ウェイトバック値、調査方法)を変更しています。そのため、2016年以前のランキングとの比較は行っていません。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[パーソルキャリア]
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