子どもの新生活に関する調査(20代~50代の子どものいる親対象)
2018年05月11日イー・ラーニング研究所は、子どもの新生活の悩みや新生活の習い事についての実態を調査するため、子どもを持つ親を対象に「子どもの新生活に関するアンケート」を実施いたしましたので発表いたします。
今回、イー・ラーニング研究所では20代~50代の子どものいる親を対象に「子どもの新生活に関するアンケート」を実施いたしました。その結果、新生活の悩みや新生活の習い事についての実態が見える調査結果となりました。
調査結果
1、約6割が子どもの新生活に不安を感じていると回答!約9割が子どもの不安への対策をしている。
「お子様の新生活に不安を感じていますか<SA>」という問では、「はい」が59%、「いいえ」が41%となり、約6割が子どもの新生活に不安を感じていることがわかりました。
「何に関して不安を感じますか<MA>」という問では、第1位が「勉強についていけるか」(58) 、第2位が「楽しく通えるか」(53)、第3位が「クラス・友達に馴染めるか」(46)という回答になり、その不安について対策していることは、「モチベーションがあがるようにした」 (39)、「習い事を始めた」(34) という回答が多く集まりました。約6割が子どもの新生活に不安を感じており、約9割が子供の不安への対策として、モチベーションをあげたり、習い事を始めるなど、サポートをしていることがわかりました。
2、習い事を始めた時期、第1位は「4月」!1ヵ月未満で辞めてしまった子どもは約1割。
「お子様は習い事をしたことがありますか(または、現在していますか)<SA>」という問では、「はい」が77%、「いいえ」が23%となり、約8割の子どもが習い事をしたことがある(現在している)ことがわかりました。「習い事は何月から始めましたか<SA>」という問では、「4月」(84)という回答が最も多くなり、新学期が始まるタイミングで、習い事を始める子どもが多いことがわかりました。
「最短で辞めてしまった習い事の期間は、どのくらいでしたか<SA>」という問では、「1年~3年」(46)という回答が最も多く、「習い事を辞めた原因は何でしたか<MA>」という問では、第1位が「やる気・興味の喪失」(71)、第2位が「先生との相性」(34)、第3位が「習い事の内容」(25)と続きました。また、一方で習い事を1ヵ月未満で辞めてしまった子どもは約1割いることもわかりました。
3、子どもが5月病になったと感じた親は約2割!症状は「やる気がない」、「学校に行きたがらない」。
「子どもが5月病になったと感じたことはありますか<SA>」という問では、「はい」が15%、「いいえ」が85%となり、約2割が子どもが5月病になったと感じたことがあるとわかりました。 また、「なぜ5月病だと感じましたか<MA>」の問では、「やる気がない」(15)、「学校に行きたがらない」(15)という回答が多く集まりました。5月病は大人がなると思われがちですが、子どもでも症状が見られることがわかり、これからの季節、子どもに早めのケアなど対策を取ってあげることも必要です。
「イー・ラーニング研究所調べ」
調査概要
調査方法 : 紙回答
調査地域 : 全国
調査期間 : 2018年4月2日(月)~2018年4月20日(金)
調査対象 : 20代~50代の子どものいる親 男女 計195人