ベランダ/バルコニーに関する意識調査2018(20歳~79歳のベランダ/バルコニーを保有している男女対象) 

2018年05月11日

イケア・ジャパンは、全国の20才以上の男女1,000名に対し「ベランダ/バルコニーに関する意識調査2018」をインターネットを通じて実施しました。

第3回となる「ベランダ/バルコニーに関する意識調査2018」でも、ベランダ/バルコニーの利用実態を世帯構成*別にも検証。本調査の結果よりベランダ/バルコニーの利用実態として、「過ごす時間を“もっと充実させたい”」という人が40%以上いる一方、そのような理想と現実とのギャップが顕著であるという結果が導き出されました。また、バルコニストの傾向として、非バルコニストに比べてベランダ/バルコニーを「夫婦関係」や「子ども教育」の充実の場にしたいと考えており、ベランダ/バルコニーを“アウトドアリビング化”させる傾向があることがわかりました。

*1)ベランダ/バルコニーを楽しんでいる人をバルコニストと定義。
*2)世帯構成別に以下5つのカテゴリに分けて検証。
夫婦(子どもなし・60歳未満)/ファミリー(子ども有り・ 60歳未満)/一人暮らし(既婚で単身住まい者も含む・60歳未満)/独身×家族と同居( 60歳未満)/シニア(60歳以上)

調査結果サマリー


バルコニーへの理想は高いが、現実とのギャップも明らかに
  • ベランダ/バルコニーの利用頻度は、「ほぼ毎日」利用が34.5%と1位に
  • 20代~30代はベランダ/バルコニーを「音楽」、「飲食」、「会話」、「読書」といった、リビングと同様の形で楽しみたがる傾向が強い
  • ベランダ/バルコニーに対して「広さを求める」だけでなく、「過ごす時間を“もっと充実させたい”」、「充実すると幸福感が増すと思う」と思っている人が全体の40%以上
  • ベランダ/バルコニーの理想と現実のギャップが顕著。特に差が目立つのは「気分転換」、「飲食を楽しむ」、「風景」
バルコニストはバルコニーをアウトドアドリビング化させる傾向に
  • バルコニストは非バルコニストに比べ、教育意識が高い傾向に
  • バルコニストの理想のベランダ/バルコニーは、 “夫婦関係”や“子ども教育”の充実の場
  • 「テーブル・チェア」を置いて人との「会話を楽しむ」バルコニストが増加

調査結果


【Chapter1:ベランダ/バルコニーの利用実態】
バルコニーへの理想は高いが、現実とのギャップも明らかに

ベランダ/バルコニーの利用頻度は、「ほぼ毎日」利用が34.5%と1位に
普段のベランダ/バルコニーの利用頻度について聞いたところ、全体の34.5%が「ほぼ毎日」ベランダ/バルコニーを利用していると回答。他の頻度と比べて最も大きな割合を占めました。男女間でも利用頻度に大きな違いがあり、「ほぼ毎日」利用する割合が「男性」23.0%に対し、「女性」が46.3%と約2倍であることがわかりました。また、ベランダ/バルコニーの使い方では、「洗濯利用」(85.0%)が1位となり、「ガーデニングをする」(27.3%)、「気分転換」(26.2%)、「景色・風景を楽しむ」(25.0%)が続いています。

20代~30代はベランダ/バルコニーを「音楽」、「飲食」、「会話」、「読書」といった、リビングと同様の形で楽しみたがる傾向が強い
今後ベランダ/バルコニーで実施したいことについて聞いたところ、20代、30代の男性と20代の女性は「音楽」、「飲食」、「会話」、「読書」といった、リビングで行うようなことをベランダ/バルコニーでも同じ様に楽しみたいという傾向が見られました。

ベランダ/バルコニーに対して「広さを求める」だけでなく、「過ごす時間を“もっと充実させたい”」、「充実すると幸福感が増すと思う」と思っている人が全体の40%以上
ベランダ/バルコニーに対する考えを聞いたところ、「もっと広くなって欲しい」が全体の63.5%で最も多かった中、「過ごす時間をもっと充実させたい」(40.6%) 、さらには「過ごす時間が充実すると幸福感が増すと思う」(41.4%)と考えている人が全体の40%以上いることがわかりました。

ベランダ/バルコニーの理想と現実のギャップが顕著。特に差が目立つのは「気分転換」、「飲食を楽しむ」、「風景」
ベランダ/バルコニーの使い方に関する理想と現在の実態を比較したところ、「洗濯物を干す」以外のすべての項目で、理想に現在(実態)が追いついていないことがわかりました。特に「気分転換をする」(差:38.4%ポイント)、「飲食を楽しむ」(差:37.2%ポイント)、「景色・風景を楽しむ」(差:35.3%ポイント)の項目でその差が顕著にでています。

【Chapter2:バルコニストの傾向】
バルコニストはバルコニーをアウトドアドリビング化させる傾向に

バルコニストは非バルコニストに比べ、教育意識が高い傾向に
ベランダ/バルコニーで過ごすことが好きで、且つその時間を楽しんでいる「バルコニスト(※)」は、全体の19.8%を占めました。また、子どもを持つバルコニストと非バルコニストの教育意識を比較したところ、「子どもに対して放任主義な方だと思う」を除くすべての項目で、バルコニストが非バルコニストを上回っています。特に、「社会貢献できる人になるよう教育している」(バルコニスト:51.9%、非バルコニスト:30.4%)「環境に対する意識が高い人になるよう教育している」(バルコニスト:47.4%、非バルコニスト:28.35%)など社会、環境を意識した教育意識で差がでました。
※バルコニスト:ベランダ/バルコニーを楽しんでいる人をバルコニストと定義

バルコニストの理想のベランダ/バルコニーは、 “夫婦関係”や“子ども教育”の充実の場
バルコニストと非バルコニストのベランダ/バルコニーに対する意識を比較したところ、「ベランダ/バルコニーで過ごす時間の充実=幸福感が増す」(バルコニスト:63.6%、非バルコニスト:35.9%)という結果でも見られるように、バルコニストは“ベランダ/バルコニーの充実”が“生活の充実”にもつながると考えている人が多いことがわかりました。更には自分自身に関してだけでなく、「バルコニーで過ごす時間の充実=夫婦関係充実」(バルコニスト:50.5%、非バルコニスト:26.2%)や、「子どもの教育の場として活用したい」(バルコニスト:19.7%、非バルコニスト:6.5%)などと、バルコニストはベランダ/バルコニーを、 “夫婦関係”や“子ども教育”を充実させる場にしたいと考えている傾向が強いようです。

「テーブル・チェア」を置いて人との「会話を楽しむ」バルコニストが増加
バルコニストのベランダ/バルコニーに置いてあるものを聞いたところ、全体的に2017年度と同じ傾向ではあるものの、「ガーデンテーブル・チェア」が2017年:16.9%から2018年:25.3%に増えていました。ベランダ/バルコニーでしていることに関しても聞いたところ、「会話を楽しむ」が2017年:4.7%から2018年:10.6%に増えており、また、ベランダ/バルコニーで今後したいことでも「音楽を聞く」(2017年:42.3%→2018年:52.0%)、「会話を楽しむ」(2017年:51.6%→2018年:59.1%)が同じように増えていました。

※参考情報:働き方改革
ワークライフバランスを実現している人はバルコニスト傾向に

バルコニストと非バルコニストの働き方改革実感度を比較したところ、実感している割合はバルコニスト:48.4%、非バルコニスト:30.1%と、バルコニストのほうが18.3%高いことがわかりました。また、バルコニストと非バルコニストの働き方によって増えた時間を比較したところ、「ベランダ/バルコニーで過ごす時間」がバルコニスト:17.0%に対し、非バルコニスト:5.0%と働き方改革によってベランダ/バルコニーで過ごす時間も増えていました。

調査概要


調査対象と回収サンプル数:全国の20歳~79歳のベランダ/バルコニーを保有している男女1000名
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査(調査会社の登録モニター活用)
調査期間:2018年2月10日(土)~2月11日(日)
実施調査に関して:
 本調査では、「ベランダ」を外に張り出した縁で屋根のあるもの、「バルコニー」を室外に張り出した屋根のない手すり付きの台と定義しています。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[PRTIMES]
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