みんなが期待するクルマを使った旅に関する意識調査(日本RV協会ホームページ閲覧者対象) 

2018年05月01日

日本RV協会は、キャンピングカーを所有または興味を持っている方に「みんなが期待するクルマを使った旅に関する意識」についての調査を行ないました。
今回は、みなさんがどのようなクルマ旅をしているかを調査し、クルマ旅に対する期待、不安などを確認してみました。調査を通し、クルマ旅の行動パターンに共通項が多いことも見えてきました。

調査結果


■キャンピングカーオーナーの行動範囲

ユーザーがどのようなクルマ旅をしているのを調べ、その動向を探ってみました。まずは旅のスタート地点となる、アンケートに答えてくれたユーザーの住んでいる場所からみてみると、関東(36.8%)の比率が大きかったのが分かりました(図1)。そこで、今回は仮説として、関東をスタート地点としてサンプルを考えてみました。
移動時間は、家を出発して多くの方が4~6時間(54.9%)ぐらいの時間を使って旅をしているようです(図2)。例えば東京からスタートした場合、仙台、新潟、名古屋あたりまで移動していることになります。途中で休憩をゆっくりと取って観光地を巡ると、その距離も短くなりますが、遠方へ出かける方が多いことが分かります。
行動パターンとしては、目的地を複数設定(78.9%)している方が多かったようです(図3)。また、一ヶ所に留まるのではなく、周遊するパターン(70.5%)が多いのも分かりました(図4)。
このことから、ユーザーのクルマ稼働率は高く、移動空間としての利用される時間も長いと推測でき、ユーザーは観光地エリアの目的地と併せて、さらに広い範囲の周辺情報を欲していると考えられます。

■クルマ旅へと導く原動力

クルマで旅をするきっかけはいろいろとありますが、やはり、テレビや雑誌の影響(45.8%)が大きいようです(図5)。そして、多くの方が観光を目的(46.2%)としていることが分かりました(図6)。テレビや雑誌で紹介された観光地を巡る、それが一つの原動力となり、ユーザーの行動力を喚起させていることが分かります。
クルマ旅の動機を問う質問では、圧倒的に気分転換(47.5%)と答えた方が多く、クルマ旅がレジャーとして確立されていることが、改めてよく分かりました(図7)。しかしながら、一般的な旅行と違う側面も見えてきました。それは、ユーザーの行動パターンです。旅の計画において、多くのユーザーが目的地のみを決めて、後は自由な行動をとる方が多いと答えています(46.6%)(図8)。これも、クルマ旅の特徴と言えるかもしれません。

■施設に何を求めているのか?

クルマの旅では多くの方が施設を利用します。道の駅や高速道路のサービスエリアなどが一般的ですが、みなさんはどのような目的で施設を使っているのでしょうか。ユーザーは道の駅を利用している方が多く(59.1%)(図9)、主な目的は買い物が1位となりました。トイレに立ち寄るのではなく、道の駅に魅力を感じて、立ち寄っている様子が分かります(図10)。また、食事よりも買い物、トイレ、休憩を目的にしている方のほうが多く、クルマ旅をするユーザーの、道の駅の利用パターンがはっきりと見えてきました。また、その場に立ち寄った行動パターンとしては、通りかかって寄った方が多く(60.6%)、事前知識に左右されることなく、旅の途中でなんらかの魅力を感じ、施設に立ち寄っていることも分かりました(図11)。

宿泊地として利用される施設も道の駅(57.3%)という結果が出ています(図12)。道の駅は宿泊施設ではないので、原則、長期の駐車は禁じられていますが、休憩のための仮眠などは認められていることが多く、道の駅を宿泊地としたユーザーが多くなったと考えられます。そして、なぜ、その場を宿泊地として選んだかを聞くと、「便利だから」(56.4%)という回答が多くなりました(図13)。宿泊費を抑えるためというよりは、利便性の方が上回っているようです。また、その「便利」という言葉に対して、風呂(58.2%)が当てはまることが分かりました(図14)。最近では温泉などを併設した道の駅も多く、風呂の設備があることが、ユーザーの集まるポイントであることが分かります。クルマ旅において便利だと感じられるサービスの中で風呂の比率が圧倒的であることから、キャンピングカーのシャワー設備の有無というよりは、風呂の施設は気分転換や癒し、疲労回復など、さまざまな理由で利用されていると推測できます。

それでは風呂がある道の駅であれば、クルマ旅ユーザーは満足するのでしょうか。宿泊地施設で、不安に感じることを聞いてみたところ、上位から、駐車場(22.7%)、事故(19.6%)、天候(13.9%)、防犯(12.9%)、故障(11.3%)という結果になりました(図15)。駐車場は、止める場所など、不安に感じているユーザーが多いことは簡単に推測できます。しかし、事故、故障が一般的なクルマ運行でも上位にあげられるなか、防犯に不安を感じている方が多いことには注目しなければなりません。例えば雨が降るなどの天候を気にしている方と、防犯について気にしている方が、ほぼ同じ比率という見方をすると、少し驚いてしまいます。

■クルマ旅ユーザーは積極的

クルマ旅をする方の多くが、年間10回以上(43.0%)も旅に出かけているという結果が出ました(図16)。6回以上(17.4%)という方を含めると、半数以上の方が積極的に旅を楽しんでいる様子が分かります。しかも、前述の移動時間4~6時間という距離を移動していることからも、クルマ旅ユーザーの積極的な行動力が浮き彫りになっています。また、その行き先は毎回変える方が多く(68.1%)、新しい場所を見つけ、広い範囲を動いている様子もうかがえます(図17)。
最後に今後の行動について聞いてみたところ、57.1%の方が今まで以上に旅に出る回数を増やしたいと答えています(図18)。フル稼働していない施設などもありますが、この結果をみると、今後は施設のキャパシティーを拡充することが求められているのかもしれません。

調査概要


調査地域:全国
調査対象:日本RV協会ホームページ閲覧者
調査手法:Webアンケート
調査時期:2018年3月18日(日)~2018年4月17日(火)

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