映像コンテンツの視聴状況調査(18~69歳の男女対象) 

2018年03月20日

マクロミルは、全国の18~69歳の男女1,000名を対象に映像コンテンツの視聴状況調査を実施。

TOPICS


  • 普段から視聴する映像コンテンツ、「地上波テレビ(民放)」は93%と圧倒的に高い利用率。「地上波テレビ(NHK)」を押さえ、2番目に高いのは「YouTube」69%
  • 映像コンテンツはどのデバイスで見られている?「テレビ」の利用率が圧倒的で93%。「スマートフォン」の利用率も47%と、全体の半数に迫る
  • 1週間当たりの視聴時間が多いのは、テレビ番組。平均視聴時間は、「民放」9.3時間、「NHK」「CSテレビ」3.2時間、「BS放送」2.7時間。テレビ番組以外では、「YouTube」、「Amazonプライム・ビデオ」が2時間超
  • 今後の視聴意向。これからも見続けたいのは、「CS放送」「YouTube」「Amazonプライム・ビデオ」の3つが85%超

調査結果


普段から視聴する映像コンテンツ、「地上波テレビ(民放)」は93%と圧倒的に高い利用率。「地上波テレビ(NHK)」を押さえ、2番目に高いのは「YouTube」69%

多種多様な映像コンテンツ・サービスが増えてきている昨今、どのようなコンテンツが見られているのでしょうか。「テレビ」「有料動画サービス」「無料動画サービス」のそれぞれについて、各映像コンテンツ名を具体的にあげ、普段視聴しているものを尋ねました。なお、各映像コンテンツについては以下を選択肢として尋ねました。

■テレビ
「地上波テレビ(民放)」、「地上波テレビ(NHK)」、「CS放送」、「BS放送」
■有料動画サービス
「Hulu」「Netflix」、「U-NEXT」、「Amazonプライム・ビデオ」、「dTV」、「ニコニコ動画(プレミアムサービス)」、「その他」
■無料動画サービス
「YouTube」、「ニコニコ動画(無料会員)」、「GYAO!」、「AbemaTV」、「TVer」、「その他」

その結果、普段視聴しているものとして最も多くの方が回答したのは「地上波テレビ(民放)」で93%にのぼります。大多数の方が、日ごろから何らかの民間放送番組を見ていることが分かりました。

次いで多かったのは、「YouTube」で69%。これは、「地上波テレビ(NHK)」の65%を超える結果となりました。2005年にアメリカで設立され、2007年6月に日本語サービスを開始した「YouTube」ですが、日本語サービス開始から10年以上たった今、日本国内で、普段使いの映像コンテンツ・サービスとして、広く浸透している様子がうかがえます。

なお、普段から視聴しているサービスは2番目の「地上波テレビ(NHK)」以降、多かった順に「BS放送」39%、「ニコニコ動画(無料会員)」14%、「AbemaTV」12%、「GYAO!」11%と続きます。

普段視聴する映像コンテンツサービス 上位7位
・地上波テレビ(民放) 93.2%
・YouTube 69.1%
・地上波テレビ(NHK) 65.4%
・BS放送 38.5%
・ニコニコ動画(無料会員) 13.6%
・AbemaTV 11.8%
・GYAO! 11.1%

映像コンテンツはどのデバイスで見られている?「テレビ」の利用率が圧倒的で93%。「スマートフォン」の利用率も47%と、全体の半数に迫る

それでは、映像コンテンツの各サービスは、何のデバイスで見られているのでしょうか。普段から映像コンテンツを視聴していると回答した982名を対象に、「テレビ」、「タブレット」、「スマートフォン」、「パソコン」、「その他」の5つの選択肢で、映像コンテンツを見るのに使用しているデバイスを尋ねました。

結果、圧倒的に多かったのは「テレビ」で93%です。これは、よく見られている映像コンテンツの上位が、テレビ番組であることからも明らかな結果と言えそうです。続いて多かったのは、「スマートフォン」で47%。僅差で「パソコン」46%が続きます。「タブレット」を使用して映像コンテンツを見ている人は18%と、5人に1人以下でした。

普段映像コンテンツを何で見ているか
・テレビ 93.4%
・スマートフォン 47.4%
・パソコン 45.7%
・タブレット17.5%
・その他 0.4%

1週間当たりの視聴時間が多いのは、テレビ番組。平均視聴時間は、「民放」9.3時間、「NHK」「CSテレビ」3.2時間、「BS放送」2.7時間。テレビ番組以外では、「YouTube」、「Amazonプライム・ビデオ」が2時間超

それでは、各映像コンテンツは、どの程度の時間見られているのでしょうか。各映像コンテンツを普段から見ていると回答した人に対し、1週間当たりの視聴時間をそれぞれ尋ねました。ここでは、普段から視聴していると回答した人が50名以上であった映像コンテンツ※1に絞って結果を確認します。

1週間当たりの平均視聴時間で比較すると、最も視聴時間が長かったのは、「地上波テレビ(民放)」で平均9.3時間でした。これは、その他の映像コンテンツと比較し、飛びぬけて長い時間です。多種多様な映像コンテンツ・サービスが生まれている昨今ですが、現時点では生活者が普段見ている映像としては、テレビの民間放送が圧倒的であることがうかがえます。

次いで平均視聴時間が長かったのは、「地上波テレビ(NHK)」と「CS放送」の2つで3.2時間。さらに「BS放送」2.7時間、「YouTube」2.6時間、「Amazonプライム・ビデオ」2.3時間と続きます。
1週間当たりの視聴時間が長いコンテンツとしては、テレビ番組が上位を占める結果となりました。

1週間当たりの平均視聴時間
・地上波テレビ(民放) 9.34時間
・地上波テレビ(NHK) 3.15時間
・CS放送 3.15時間
・BS放送 2.72時間
・YouTube 2.55時間
・Aamazonプライム・ビデオ 2.30時間
・AbemaTV 1.47時間

※1:ここで比較した映像コンテンツは以下の10サービス。()内は、普段からそのサービスを見ていると回答した人数。
「地上波テレビ(民放)」(932名)、「YouTube」(691名)、「地上波テレビ(NHK)」(654名)、「BS放送」(385名)、「ニコニコ動画(無料会員)」(136名)、「AbemaTV」(118名)、「GYAO!」(111名)、「CS放送」(107名)、「Aamazonプライム・ビデオ」(105名)、「TVer」(78名)

今後の視聴意向。これからも見続けたいのは、「CS放送」「YouTube」「Amazonプライム・ビデオ」の3つが85%超

各映像コンテンツに対しての今後の視聴意向を尋ねました。「とても視聴し続けたい」「視聴し続けたい」「どちらともいえない」「視聴し続けたくない」「全く視聴し続けたくない」の5つの選択肢から、該当するものを選んでもらう形で質問を実施しています。ここでも、普段から視聴している人が50名以上であった映像コンテンツ※1に絞って結果をみていきます。

比較した10サービスの中で、「とても視聴し続けたい」「視聴し続けたい」の合計が最も高かったのは、「CS放送」で87%でした。さらに「YouTube」87%、「Amazonプライム・ビデオ」86%と続きます。この3コンテンツは85%以上の視聴者が、今後も見続けたいと積極的な回答をしていました。

普段からの視聴者数が最も多く、また、1週間当たりの視聴時間も最も長かった「地上波テレビ(民放)」の視聴意向はどうでしょうか?「とても視聴し続けたい」「視聴し続けたい」の合計順位では、5番目となりますが、それでも8割以上と多くの方がやはり、見続けたいとの回答をしています。

映像コンテンツ・サービスの種類が増え、また、映像や動画を視聴できるデバイスも多様化している昨今、テレビの視聴習慣を持たなくなる“テレビ離れ”が進んでいるのではないかと言われています。しかし、本調査結果からは、デバイスとしての「テレビ」は最も利用され、また、コンテンツとしての「テレビ」番組も多くの人に、長い時間視聴されていることが分かりました。映像コンテンツの種類が限られ、また、映像を見ることのできるシーンも少なかった昔と比較すると、テレビの影響力は弱くなっているとも言われますが、それでも数多ある映像コンテンツの中で、まだまだ「テレビ」の影響力は強いと判断することが出来そうです。

調査概要


調査主体:マクロミル(HoNote)と翔泳社(MarkeZine)の共同調査
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国18歳~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法:平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付/合計1,000サンプル
調査期間:2017年12月5日(火)~2017年12月6日(水)

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