国内デジタルネイティブ世代のプリント意識に関する調査 

2018年02月27日

IT専門調査会社 IDC Japanは、国内のプリンター/複合機のエンドユーザーを対象に、物心ついた頃からインターネットやデジタル機器に囲まれていたデジタルネイティブ世代(20歳~34歳男女)のプリント意識が、上の世代とどのように違うかについて調査分析した結果を発表しました。この調査は、将来社会の中核をなすデジタルネイティブ世代の考え方を明らかにすることによって、国内プリント関連市場の中長期的変化を予測するための基礎データとすることを目的としています。

調査結果サマリー


  • デジタルネイティブ世代(20歳~34歳男女)は10年後プリントが大きく減少すると考えている
  • 一方で、チェック/推敲、上司報告、長期保管、顧客提出等のためのプリントは残ると予測
  • プライベートでは、ウェブページ、年賀状、写真等が主なプリント内容

デジタルネイティブ世代は、社内チャット等のネットワーク経由のソーシャルコミュニケーションを重視する傾向があること、ワークスタイル変革を志向する傾向が強いことがわかりました。例えば、社内チャットを利用する20代前半女性が23.0%であるのに比べて、35歳以上世代では10.3%でした。また家で仕事するワークスタイルを志向する20代前半女性は37.0%、20代後半女性は40.0%、30代前半女性は38.0%だったのに対し、上の世代の男女では24.4%でした。そして、こうしたネットワーク経由のソーシャルコミュニケーションを重視する傾向やワースタイル変革を志向する傾向が強いほど、業務上の平均プリント量も少ない傾向が見られました。


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[IDC Japan]
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