ミレニアル世代の「スマートフォン撮影事情」調査 

2018年04月27日

生活者の意識・実態に関する調査を行うトレンド総研は、ミレニアル世代の「スマートフォン撮影事情」を調査。

「ミレニアル世代」とは?
ミレニアル世代とは、1980年以降に生まれ、2000年以降に成人・社会人になる世代のこと。日本では特に、現在20~28歳の世代をさすことが多く、新しい価値観を持ち社会に大きな影響を与えるジェネレーションとして、注目度が高まっています。
そして、このミレニアル世代の1つの特徴とされているのが、上の世代と比較して、スマートフォン(以下、「スマホ」)に慣れ親しんでいるという点です。彼らは、「セルフィー」(自撮り)などの新しい「スマホ撮影」スタイルを牽引している世代でもあります。

今回の調査では、よりミレニアル世代の特徴を浮き彫りにするため、20~50代の男女を、ミレニアル世代(20~28歳)、団塊ジュニア世代(44~47歳)、バブル世代(49~53歳)の3世代にわけ、それぞれの「スマホ撮影」事情を比較しました。

調査結果


◆スマホカメラ利用率を世代間で比較…最多はデジタルネイティブな「ミレニアル世代」

はじめに、「普段からスマホカメラを利用している」人の割合を調べたところ、最も多かったのは、ミレニアル世代で約9割(89%)に。団塊ジュニア世代(77%)、バブル世代(79%)と10ポイント以上もの差がついています。また、「日常的にスマホで撮影した写真をSNSに投稿している」人の割合も、デジタルネイティブなミレニアル世代が約6割(59%)で最多となり、以下、バブル世代(35%)、団塊ジュニア世代(26%)と続きました。

そこで、「具体的にどのようなSNSに投稿しているか」を聞くと、各世代のトップ3は下記のような結果に。団塊ジュニア以上の世代では「LINE」がトップであるのに対して、ミレニアル世代では「Instagram」が最多となっています。

●ミレニアル世代
1位:Instagram(66%) 2位:LINE(64%)  3位:Twitter(54%)

●団塊ジュニア世代
1位:LINE(60%)  2位:Facebook(40%) 3位:Instagram(30%)

●バブル世代
1位:LINE(65%)   2位:Facebook(47%)、Instagram(47%)

◆ミレニアル世代の4割超が、1年前と比べて「動画を撮影する回数」がアップ

「スマホカメラで動画を撮影する」人の割合については、ミレニアル世代が88%で、団塊ジュニア世代(82%)、バブル世代(67%)の順で多い結果に。さらに、「1年前と比べて、動画を撮影する回数が増えた」人も、ミレニアル世代では42%にのぼっており、団塊ジュニア世代(9%)、バブル世代(15%)とは大きな差がつきました。ここ1年間で、特にミレニアル世代については、「動画撮影」に対する興味関心が大きく高まっているようです。

◆日常的なシーン×加工機能で、「ムービージェニック」な動画を楽しむミレニアル世代

そこで、ミレニアル世代の男女に、具体的にどのような動画を撮影しているかを聞くと、「自然・風景の動画」(39%)、「ペットの動画」(30%)、「友人と会話しているときの動画」(29%)、「子ども・赤ちゃんの動画」(29%)などが上位になりました。

また、「自分が撮影した、または友人・知人が投稿していた動画で、印象に残っているもの」を聞くと、
●「友達と普通にしゃべっている様子を早送りした動画」(24歳)
●「イチゴに練乳をかけているところを逆再生にした動画」(28歳)
●「インコが走ってくる様子をスローモーションで撮影した動画」(23歳)
●「タイムラプス機能(コマ送り動画のように見える撮影機能)を使って撮影した動画」(25歳)
などの回答があがっています。撮影するシーン自体は日常的なものでありながらも、編集や加工で「ムービージェニック(動画映え)」を意識するという人が多いようです。

◆ミレニアル世代が注目する、「ムービージェニック」な動画のための撮影&加工テクニック TOP5

さらに、「ムービージェニック(動画映え)」な動画のためにやっていること、今後やりたいことを聞いた質問では、「動きのある被写体を選ぶ」(65%)、「あえて声や音が入るようにする」(39%)、「カメラにフィルターをかける」(39%)、「BGMや音楽にこだわる」(39%)、「スローモーション機能を利用する」(29%)の5項目が上位となりました。

最近は、動画用のフィルターを豊富にラインナップしたり、スーパースローモーションなどの機能が楽しめたりと、スマホカメラで出来ることも増えています。こうした最新の機能を活用して、動画の仕上がりにもこだわりたいというミレニアル世代が多いようです。

◆ミレニアル世代は、スマホ選びでも「ムービー機能」を重視する傾向に

そして、このように動画の撮影・加工にこだわるミレニアル世代は、スマホ選びにおいても、他の世代以上に、カメラの「ムービー機能」を重視する傾向があることが判明。スマホを選ぶときに「ムービーの機能・性能をチェックする」ミレニアル世代の割合は、実に43%にのぼりました。団塊ジュニア世代、バブル世代で同じ回答をした人はともに18%と1割台であったことをふまえると、ミレニアル世代の「ムービー機能」へのこだわりの強さがわかります。

なお、具体的に「スマホカメラのムービー機能に求めること」を聞くと、「写真だけでなく動画も高画質で撮れる」(57%)、「動画でも手ぶれしにくい」(57%)、「暗いところでも明るく撮れる」(52%)、「動画の撮影だけでなく編集がしやすい」(34%)、「動画のフィルターやエフェクトが充実している」(27%)などが上位となりました。

調査概要


調査対象:20~50代 男女220名(3世代で割付)
調査期間:2018年4月9日~4月11日
調査方法:インターネット調査

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