「10年後のAI、現在のAI」に関する調査(20~40代対象)
2018年04月25日フォーサイトは、「AI=人工知能」について、10年後の未来と、現在のAIに対する意識を調査するアンケートを実施。AIを活用した学習指導システムの開発など、AIの研究を進めていることから、一般の方がどのような意識を持っているかを調査しました。
AIが10年後、どこまで広がりを見せ、人々にどのような影響を与えると思うかを調査。同時に、「AIのことが分かっていると思うか」など、現在のAIに対する意識を20~40代の1,442名に聞いた。
■point
- 7割以上が「10年後にはAIを搭載したロボットと人間が一緒に働く」と思っている。
- 自我を持つAIの実現、多くの社会問題の解決までは至らないと思う人が過半数。
- AIとの間で戦争が起こるとまで思う人は少ないが、それでも約2割が実現すると予想。
- 年齢が上がるにつれ、AIへの期待度が下がる傾向。20代はAIへの期待度が他の世代に比べて高い。
- 生活、仕事の質については「向上する」と思う割合が高い。
- 幸福度になると、「低下する」が増える。生活と仕事の質は上がっても、真の「幸福」に繋がらないと思う人が多い?
- 既婚者の方が未婚者より、AIが幸福に繋がると思う割合が高い。
- AIのことを「分かっている」と思う人は約3割しかいない。
- 過半数の人が「勉強する必要性」は感じているが、実際に勉強したいと思う人は約4割に落ちる。
- 具体的な学習予定がある人はわずか約1割となった。
- 事務系と技術系での差異は小さく、技術系が抜き出て「分かっている」「勉強意欲が高い」わけではないことが分かった。
- かえって文化系の人の方が、危機感も高く勉強に対する意欲も高い可能性も考えられる。
[フォーサイト]