食品の値上げ・家計に関する意識調査 

2018年04月19日

フィールド・クラウドソーシング事業を展開するソフトブレーン・フィールドは、「マルチプルID-POS購買理由データPoint of BuyⓇ」(以下POB)アンケートモニター(N=4,521名 男女40代~50代中心)を対象に、「家計に関する調査」を2018年4月5日(木)~4月8日(日)にかけて実施しました。

調査結果のポイント


  • 2018年4月から値上げされた食品・外食のうち、約4割以上の方が「知っている」と回答したのは、「納豆」・「業務用ビール」・「牛丼」の3品目。
  • 約8割以上の方が、普段の生活の中で節約を意識しており、理由は、「老後のための資金」が47.7%がもっとも多く、僅差で「生活費に余裕がある状ではないから」が46.1%であった。
  • 「自分」もしくは「家族と共同」で家計管理をしている方のうち(N=3,307名)、家計の見直しについては、「見直しをしたことがある」が48.1%であり、一方で「見直しをしたことがない」が3.8ポイント上回る51.9%であった。「見直しをしたことがない方」のうち、「家計の見直しをしようと思ったが、行動には至らなかった」が25.5%という結果であり、「ハードルが高い」や「どうしたらよいかわからない」といった声もあった。
  • 家計全体で見直しをしたい支出項目は、ライフステージ[未婚・既婚(子どもがいる/子どもがいない)]にかかわらず、1位が「光熱費(水道・ガス・電気)」、2位が「食費」、3位が「携帯電話料金」であり、「保険料」については、ライフステージが上がるにつれて、上位になる傾向である。また、家計全体で、見直したい金額は、半数以上の方が「5,000円~20,000円」未満と回答した。

調査結果


1.2018年4月から値上げされた食品や外食の認知について

 まず、4月から値上げされた食品や外食5品目(納豆・業務用ビール・牛丼・コーヒー・ワイン)についての認知について調査をしました。

 4月から値上げされた食品のうち、「納豆」については、「おかめ納豆」で知られる納豆業界最大手のタカノ・フーズが、27年ぶりに4月から主力商品の出荷価格引き上げを発表しており、「知っていた」が48.2%となり、手頃な価格で栄養価も高い納豆の値上げは、食卓への影響も大きく、消費者の関心の高さが伺える結果となりました。他にも、「業務用ビール(キリン・サントリー・サッポロ)」の値上げについては、「知っていた」が45.4%、「牛丼などの一部メニュー(松屋フーズ)」の値上げについては、「知っていた」が41.1%であり、これらの3品目については、4割以上の方が値上げについて「知っている」と回答がありました。

2.普段の生活の中で、節約意識はありますか?

 次に、普段の生活の中での、節約意識について調査をしました。
 節約については、「強く意識している」が23.6%、「まあまあ意識している」が57.4%であり、8割以上の方が普段の生活の中で節約を意識していることがわかりました。

3.節約を意識する理由?

 次に、普段の生活の中で節約を意識していると回答した、3,663名を対象に、節約を意識する理由について調査をしました。

 節約を意識する理由は、「老後のための資金」が47.7%でもっとも多く、「老後に向けて蓄えが必要(30代女性)」、「将来病気になったときに、子どもに迷惑をかけたくない(50代女性)」「退職後の資金にする(60代男性)」など、様々な年代で意識する理由として挙げる方が多く、僅差で、「生活費に余裕がある状態ではない」が46.1%であり、「毎月の収入は決まっているので、予算を決めてその範囲内で生活をしている(40代女性)」や「気を引き締めないと無駄使いをするため(50代女性)」といった声もありました。

4.家計管理は主にどなたが行っていますか?

 次からは、家計の管理や見直しについて調査をしました。
 今回の調査では、家計の管理について、「自分で管理している」が51.9%(2,348名)で、「家族と共同」が21.2%(959名)でした。 

5.家計の見直しをしたことがありますか?

次からは、「自分」もしくは、「家族と共同」で家計管理を行っていると回答した、3,307名を対象に、家計の見直しについて調査をしました。

 家計の見直しについては、「家計の見直しをしたことがある」が48.1%で、「家計の見直しをしたことがない」が3.8ポイント上回る51.9%でした。

 「家計の見直しをしたことがある」と回答した方のうち、「継続した家計の見直しができている」は、32.7%にとどまる結果となりました。また、「家計の見直しをしたことがない」と回答した方のうち「家計の見直しをしようと思ったが、行動には至らなかった」が25.5%という結果であり、フリーコメントからは「見直したいと思っても、ハードルが高い」や、「どうしたらよいかわからない」といった声がありました。

6.家計全体で見直したい支出項目は?

 次に、実際に家計全体で見直したいと考えている項目について、ライフステージ別[未婚・既婚(子どもがいる方・子どもがいない方)]で調査をしました。

 家計全体で見直したい項目は、ライフステージに関わらず、1位が「光熱費(水道・ガス・電気)」、2位が「食費」、3位が「携帯電話料金」でした。4位以下をみると、未婚の方は、「趣味・娯楽費」が、既婚(子どもがいない方)は、「インターネット回線や固定電話」と回答する方が多い結果となりました。「保険料」については、ライフステージが上がるにつれて上位になる傾向があり、既婚(子どもがいる)方では、4位にランクインしました。

7.全体で見直しをしたい金額は?

 次に家計全体で見直しをしたい金額について、調査をしました。

 家計全体で見直したい金額は、「5,000円~10,000円」が、19.9%でもっとも多く、次いで「10,000円~15,000円未満」が15.8%、「15,000円~20,000円」が15.2%となり、5,000円~20,000円未満の方が約半数以上という結果となりました。

 今回の調査では、約8割以上の方が普段の生活の中で節約を意識していると回答しましたが、実際に家計の見直しを継続して行っている方は約3割程度ということがわかりました。また、今回の食品などの値上げは、消費者が家計の見直しについて改めて考える機会になったかもしれません。


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