日本人の夢を大調査「日本ドリーム白書2018」(20代以上の男女対象) 

2018年04月03日

宝くじの発売元である全国都道府県及び20指定都市では、全国の20代以上の男女14,100人を対象に夢に関する大規模調査を行い、今年の新社会人の夢、47都道府県や年代別の夢の傾向など、日本人がどんな「夢」を持っているのかを「日本ドリーム白書2018」としてまとめました。

調査結果サマリー


【全体傾向】日本人で夢を持っているのは約半数 夢ランキング1位は「健康な生活を送りたい」
  • 今の日本人で夢をもっているのは約半数(51.9%)
  • 夢も堅実型!?1位:健康な生活を送りたい、2位:好きな趣味に打ち込みたい、3位:一戸建てに住みたい
  • 人生の夢適齢期は36.7歳 夢は諦めてもまた持てる
【社会人歴別】仕事意欲全開の新人 スキルアップを狙う若手社員
  • 今年の新社会人の約7割が夢を持っている!
  • 社会人歴が長いほど現実を知る!? 社会人歴とともに夢も減少傾向に
  • 社会人の夢はキャリアとともに変わる!仕事への意欲~独立~そして健康へ
【年代・性別】 夢の周期は10年?人生とともに夢を抱き続ける日本人
  • 日本の未来は明るい!? 若者ほど夢を持っている
  • 「仕事」に夢を持つ20代 、「一戸建てに住みたい」30代、「独立志向」「家族の幸せ」を願う40代、「健康な生活を送りたい」 50・60・70代
【都道府県別】夢を持つ人が多いのは? 47都道府県ランキング
  • 夢のある都道府県ランキング ベスト3は 1位:「宮崎県」、同率2位:「長崎県」「熊本県」
  • 夢の項目別 都道府県ランキングにみる傾向
    「一戸建てに住みたい」1位は宮城県。東北地方は全般的に「一戸建て」を夢にあげる人が多い傾向
    「充実・安定した生活」1位は京都府、「趣味」1位は熊本県、「海外旅行」1位は静岡県、「家族が幸せになること」1位は鹿児島県
【夢の効果】 暮らしの満足度を高める夢効果 持つ人と持たない人の15.5%の差
  • 夢効果はバツグン 8割以上が「前向きになる」と回答。夢を持っている人ほど、暮らしの満足度が15.5%も高い!
  • 夢を勇気づけてくれる三種の神器 「本」「音楽」「宝くじ」 

調査結果


【全体傾向】
今の日本人で「夢をもっている人」は約半数(51.9%)

全国47都道府県から各300人総勢14,100人に夢を持っているかを聞いたところ、「夢を持っている」と答えたのは全体の51.9%になりました。性別でみると、男性(50.1%)よりも女性(53.7%)の方がやや多くなっています[図1-1]。

夢も堅実型!? 夢のベスト3は、1位:健康な生活、2位:趣味、3位:一戸建て

夢の内容を具体的に自由回答していただき、その結果を集計した「日本人の夢ベスト30」が以下の表です[図1-2]。
1位は「健康な生活を送りたい」(11.1%/810件)、2位「好きな趣味に打ち込みたい」(9.9%/724件)、3位「マイホーム(一戸建て)に住みたい」(8.5%/626件)、4位「家族が幸せになること」(8.5%/624件)、5位「子ども・孫の成長・将来(が楽しみ)」(8.2%/600件)となり、健康な生活、趣味、家族の幸せなど、堅実的な夢が上位にランクインしています。

日本人の夢ランキング トップ10
<自由回答をコーディングした結果>
1位 健康な生活を送りたい 810件 11.1%
2位 好きな趣味に打ち込みたい 724件 9.9%
3位 マイホーム(一戸建て)に住みたい 626件 8.5%
4位 家族が幸せになること 624件 8.5%
5位 子ども・孫の成長・将来(が楽しみ) 600件 8.2%
6位 家族・子ども・孫の健康 466件 6.4%
7位 旅行がしたい 377件 5.1%
8位 独立・会社経営をしたい 365件 5.0%
9位 希望する職に就きたい 318件 4.3%
10位 充実・安定した生活をしたい 316件 4.3%

人生の夢適齢期は36.7歳 夢は諦めてもまた持てる

現在夢を持っていると回答した人にその夢を持った年齢を聞くと、平均で36.7歳となりました[図1-3]。一方、現在は夢を持っていないが過去には夢を持っていた人(3,983人)に、いつまで夢を持っていたかと聞くと、平均で25.4歳となりました[図1-4]。つまり、若い頃の夢は25歳頃に諦めてしまう時期があり、そして人生の夢をもつ夢適齢期は36歳頃に訪れる傾向にあるようです。

【社会人歴別】
今年の新社会人の約7割が夢を持っている!
社会人歴が長いほど現実を知る!? 社会人歴とともに夢も減少傾向に

今回の調査対象の中から社会人8,745人を対象に、夢について社会人歴による違いがあるか、今年4月に入社した新社会人と、社会人歴1〜5年の若手社員、6年〜20年の中堅社員、21年以上のベテラン社員とで比較してみました。
「現在、夢を持っている」と答えたのは新社会人では約7割(69.3%)と高くなっていますが、社会人歴が長くなると、夢を持つ割合が低くなっています[図2-1]。

社会人の夢はキャリアとともに変わる!仕事への意欲~独立~そして健康へ

夢の具体的な内容を社会人歴別にまとめた結果が[図2-2]です。
「新社会人」は「希望する職に就きたい」(16.4%)が1位、「仕事で活躍したい」(9.8%)が2位となりました。調査時期は2018年2月で、4月からの入社に向け希望する職に就き、活躍を夢見る新社会人像が浮かびます。

「若手社員(社会人歴1〜5年)」では、 「結婚」(9.8%)が1位にランクインし、新社会人も「結婚」(9.8%)が2位となっています。晩婚化が進んでいる昨今ですが、若年層の結婚への意識が変わってきているのでしょうか。また、「資格試験に合格したい」(9.0%)が若手社員の2位となり、他の世代にはない特徴です。仕事を覚え、さらなるスキルアップのためか資格取得を目指し、自分磨きに熱心な様子がうかがえます。

「中堅社員(6年〜20年)」となると、「一戸建てに住みたい」(12.0%)、「家族が幸せになること」(9.6%)、「子ども・孫の成長」(9.2%)が上位となり、変化よりも安定を望む傾向ですが、一方、「独立・会社経営をしたい」(7.2%)の比率も若手社員やベテラン社員より高い傾向にあります。
「ベテラン社員(21年以上)」では、「健康な生活を送りたい」(12.4%)が1位になっています。長年の社会人生活で酷使してきたカラダをいたわり、なにより健康的な生活を望むようになるのでしょうか。

【年代・性別】
日本の未来は明るい!? 若者ほど夢を持っている

夢について年代別に見ると、20代が6割(61.8%)と最も夢を持っている結果となりました。夢を持っていると答えた7,323人に、その夢を持った年齢を聞くと、40代では33.6歳のとき、50代では41.2歳のとき、60代では50.4歳のとき、70代以上では56.5歳のときと、それぞれの年代に近い年齢で夢を持つ傾向が見られます[図3-2]。現在の年齢と夢を持った年齢の差を見ると、平均で10.8歳となりました。夢はライフステージに合わせて新たに生まれ、およそ10年周期で更新されていくのでしょうか。

「仕事」に夢をもつ20代 、「一戸建てに住みたい」30代、「独立志向」「家族の幸せ」を願う40代、「健康な生活を送りたい」 50・60・70代

ライフステージとともに夢にも変化があるようですが、具体的にどんな夢を持っているのか、性別・年代別にTOP10を見た結果が次のページの[図3-3]です。

性別・年代別で特徴的な項目を見ると、20代男性は「希望する職に就きたい」、20代女性は「一戸建てに住みたい」が1位になりました。特に20代女性は、マイホームとともに、結婚や子どもに関する夢も多くなっています。

30代では、男女ともに「一戸建て」が1位。その他、30代男性では「独立・会社経営をしたい」「仕事で活躍したい」「昇格・昇給したい」など仕事に関する項目が上位に見られます。30代女性では、「子どもの成長」「家族の幸せ」など家族に関する項目が上位に見られます。

40代では、男性では「独立・会社経営をしたい」が1位。女性は「子どもの成長」が1位にランクインしていますが、「健康な生活」や「趣味」の項目も上位にランクインしてきます。50代では、男性は「趣味」が1位、女性は「健康な生活」が1位になっています。男女ともに「移住したい」がトップ10に入っているのが他世代には無い特徴です。

また、60代・70代では、男女ともに「健康な生活を送りたい」が1位になりました。その他、60代以上女性では、「旅行」に関する夢が多く、女性のアクティブさがうかがえます。また特徴的な部分として、70代以上女性は「友人と良い関係を築きたい」という夢が全体平均よりも高い傾向にあります。

【夢の効果】
夢効果はバツグン 8割以上が「前向きになる」

今現在夢を持っていると答えた7,323人に夢の効果を聞くと、ほとんど全員が「良い効果がある(96.7%)と答えています[図4-1]。良い効果があると答えた人(7,085人)に、夢の良い効果を具体的に聞くと、8割以上が「気持ちが前向きになるから」(83.8%)と答えており、ほかには「実現へ努力する力が湧いてくるから」(48.9%)、「家族と楽しく過ごせるから」(36.8%)、「嫌なことがあっても乗り越えられるから」(32.0%)などが夢の効果として上位に挙げられました[図4-2]。

夢を持っている人ほど、暮らしの満足度も高い!

また、今の暮らしに満足しているかどうかを聞くと、夢を持っている人(68.5%)の方が持っていない人(53.0%)よりも満足している割合が15.5%も高くなっています[図4-3]。気持ちを前向きにしてくれる夢を持つことは、暮らし全体の満足度を上げる大きな効果があるようです。
今の暮らしに満足している人の割合を年代別に見ると、[図4-4]の通り、満足している割合が最も低いのが50代です。家庭でも仕事でもなにかと大変な50代ですが、夢を持つことで、今の暮らしの満足度を高めることができるかもしれません。

家族や恋人の応援の次にあるとうれしい「夢・三種の神器」

夢の実現にはどんな応援がチカラになるのかを知るために、夢を応援してくれそうなヒト・モノ・コトを聞いたところ、「家族」(53.0%)が最も多く、次いで「配偶者・恋人」(35.5%)、「収入アップ」(31.6%)、「友人」(24.4%)の順となりました。これをヒト以外のモノだけでみると、「本」(18.3%)、「音楽」(16.5%)、「宝くじ」(15.3%)が上位3項目となり[図5-1]、「夢・三種の神器」となっています。
また、最も夢を応援してくれそうなものをひとつだけ答えてもらうと、「家族」(30.9%)、「配偶者・恋人」(16.2%)、「収入アップ」(13.5%)とトップ3は変わりませんが、4番目は「宝くじ」(5.0%)となりました[図5-2]。宝くじは「友人」(4.5%)よりも、夢を勇気づけてくれるものとして認識されているのでしょうか。

【都道府県別】
トップ3「宮崎県」「長崎県」「熊本県」 九州はドリームアイランド

都道府県別に夢の傾向を見てみましょう。まず夢を持っている人が多いのは、1位「宮崎県」(61.0%)、同率2位「長崎県」「熊本県」(58.0%)、同率4位「兵庫県」「鹿児島県」(56.3%)の順となり、九州は夢多きドリームアイランドです。[図6-1]

夢持ち率上位5県の夢ランキングトップ10が[図6-2]です。宮崎県と長崎県は「一戸建てに住みたい」、熊本県と兵庫県は「好きな趣味に打ち込みたい」、鹿児島県は「家族が幸せになること」が夢の第1位でした。

夢の項目別 都道府県ランキングにみる傾向

夢を持っていると答えた7,323人に聞いた夢の自由回答の結果から、都道府県別の特徴をご紹介します。
「一戸建てに住みたい」1位は宮城県。そしてトップ10に東北6県がすべてランクインするなど、東北地方では多くの人が「一戸建て」を夢に挙げています[図7-1]。「充実・安定した生活をしたい」1位の京都府[図7-2]、対して「独立・会社経営をしたい」1位は山梨県です[図7-3]。「好きな趣味に打ち込みたい」1位は熊本県[図7-4]、「海外旅行に行きたい」1位は静岡県で[図7-5]、「家族と遊びに出かけたい」でもトップとなっています[図7-6]。「家族が幸せになること」1位は鹿児島県[図7-7]、「子どもや孫の成長が楽しみ」1位は福岡県でした[図7-8]。

夢ランキング トップ10

[北海道・東北]
現在夢を持っていると答えた7,323人に具体的な夢の内容を記入いただいたものを、各県別にランキング形式でまとめました。
東北地方では、福島県以外の全ての県で「一戸建てに住みたい」が1位に、福島県でも2位になっており、東北地方では「一戸建てに住みたい」が上位にランクインする傾向が見られます。北海道、福島県の1位は「健康な生活を送りたい」になりました[図8]。

[関東]
群馬県、東京都では「健康な生活を送りたい」が1位になりました。さらに東京都の2位は「家族・子ども・孫の健康」がランクインするなど、健康に関する夢が上位になっています。栃木県、千葉県では「好きな趣味に打ち込みたい」が1位になっています。茨城県、埼玉県、神奈川県では、2つの夢が同率で1位になっています。[図9]

[中部]
新潟県、富山県、福井県、愛知県では「健康な生活」、長野県、岐阜県、静岡県が「好きな趣味」、石川県は「家族の幸せ」、山梨県は「独立・会社経営」、三重県は「子どもの成長」が1位になっています[図10]。

[近畿]
近畿地方では、「健康な生活を送りたい」が兵庫県以外の全ての県で1位に、兵庫県でも2位になっており、近畿地方では「健康な生活を送りたい」が上位にランクインする傾向が見られます。兵庫県の1位は、「好きな趣味に打ち込みたい」になりました[図11]。

[中国・四国]
中国・四国地方では、9県中7県で「健康な生活を送りたい」が1位になりました。岡山県は「好きな趣味に打ち込みたい」が、広島県では「家族が幸せになること」が1位になっています[図12]。

[九州・沖縄]
福岡県、佐賀県、大分県は「健康な生活を送りたい」が1位、長崎県、宮崎県、沖縄県は「一戸建てに住みたい」が1位、熊本県は「好きな趣味に打ち込みたい」、鹿児島県は「家族が幸せになること」がそれぞれ1位になっています[図13]。

調査概要


調査対象:20歳以上の男女14,100人
調査エリア:全国
調査期間:2018年2月9日(金)~2月14日(水)
調査手法:インターネット調査

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