お墓の消費者全国実態調査結果 第9回(2017年にお墓を購入された男女対象) 

2018年03月15日

鎌倉新書は、墓地霊園の検索・相談サイト「いいお墓」において、2018年3月15日に、第9回お墓の消費者全国実態調査(2017年)を発表いたしました。

◆総括
近年、社会の変化と共に、お墓のニーズも多様化してまいりました。「樹木葬」や「納骨堂」など新しいタイプのお墓が世の中で認知が広まる一方、2人に1人は従来通りの「一般墓」*1を選んでおり、安心感の強いお墓として根強い人気があることが伺えます。また、お墓の平均購入額*2は前回より微減する結果となりました。

*1 一般墓:屋外で墓石をシンボルとしたお墓
*2 平均購入額:永代使用料と墓石および工事代金にその他費用を加えた、購入時にかかる費用総額

調査トピックス


  • 「一般墓」の平均総額は174.1万円(永代使用料・墓石代・その他費用を含む)
  • 多様なお墓のニーズの一方で、2人に1人は「一般墓」を選択
  • お墓選びに男女差顕著、男性は「一般墓」女性は「樹木葬」を好む傾向
  • 霊園・墓地を選んだポイントベスト5、1位「アクセス」、2位「お墓のタイプ」、3位「金額」・・・
  • タイプ別 お墓を選んだ理由:一般墓は「家族で一緒に使えるから」、樹木葬は「自然に還れそうだから」、納骨堂やその他の永代供養墓は「管理が手軽そうだから」
  • 「お墓の引っ越し」は全体の15%
  • 5人に1人は「生前墓」を選択
  • 「墓友」に興味ありは全体の6%

調査結果


◆「一般墓」の平均総額は174.1万円(永代使用料・墓石代・その他費用を含む)

*1 2017年調査では300万円未満に関しては価格帯を選択する設問形式に変更し、その中央値を平均値算出に利用しています
*2 2016年調査では「納骨堂」と「そのほか永代供養墓」は区別されていないため、その両方を混ぜたデータとなっています

購入額の全国平均は一般墓が174万984円と昨年比96%と微減でした。市場に安価なお墓が増えたためか、2015年より減少が続いております。
「樹木葬」は70万9,259円と昨年比96%と微減でした。今回の調査より、「納骨堂」と「そのほか永代供養墓」の項目を分けて表記しております。結果、「納骨堂」の平均購入額は98万4,706円、「そのほか永代供養墓」は92万1,053円となり、参考値ながら昨年よりも増加しました。

◆多様なお墓のニーズの一方で、2人に1人は「一般墓」を選択

実際に購入したお墓のタイプを4タイプに分類して回答してもらいました。各タイプ一定数の回答が集まり、家族形態の変化とともに、お墓のニーズは多様化している様子が伺えます。中でも、一番多かったのは「一般墓」で46.7%全体の半分近くを占め従来型のお墓に安心感があることが伺えます。2番目以降は、樹木をシンボルとした「樹木葬」が24.9%、「納骨堂」が19.6%、「そのほかの永代供養墓」が8.8%の順となりました。
また、特に「男性」は一般墓を多く選ぶ傾向にあり、女性よりも+11.3pt多くなりました。逆に「樹木葬」は女性に多く選ばれる傾向があり、男性よりも+10.8pt多く選ばれていました。

◆霊園・墓地を選んだポイントベスト5、1位「アクセス」、2位「お墓のタイプ」、3位「金額」・・・

霊園・墓地選びで重視する項目として、1位は「お墓参りにアクセスのよいエリア」で30.7%、前回1位の「お墓のタイプ」は18.0%で2位という結果となりました。前回に引き続き、一定数の方が、お墓のタイプを重視していることが伺えます。
また、今回、「地縁のあるエリア」が6.7%で初めて上位5つに入りました。お墓探しが、金額などの物質的な状況だけでなく、購入者様の地縁に基づいたものであることが伺えます。

◆タイプ別 お墓を選んだ理由:
 一般墓は「家族で一緒に使えるから」
 永代供養墓の中では、樹木葬は「自然に還れそうだから」
 納骨堂やそのほかの永代供養墓は「管理が手軽そうだから」

お墓のタイプを選んだ理由を聞いてみたところ、一般墓は「家族で一緒に使えるから」が66.3%で最多となりました。それ以外にも、「生きていた証としてお墓を残したいから」が29.7%と、他のタイプと差が出る結果となっています。
逆に、一般墓以外のお墓=永代供養墓では、跡継ぎやお金を理由に選ぶ方も多かったのですが、納骨堂やそのほか永代供養墓では「管理が気軽そうだから」(それぞれ69.4%、57.9%)が、樹木葬では「自然に還れそうだから」が36.1%と、タイプごとの個性の違いが表れる結果となりました。

◆「お墓の引っ越し」は全体の15%

今回の調査から質問項目に、もとからあったお墓を引っ越しさせる=「改葬」のためにお墓を新規で購入されたかどうかを聞いたところ、「改葬」のための購入者はお墓購入者全体の15.0%を占めました。

◆5人に1人は「生前墓」を選択

生前に購入したお墓を「寿陵」と言いますが、終活の広がりとともに、「寿陵」を求める方は増えていくと考えられています。実際に2017年は購入者の20.3%が実際に亡くなる前に購入されていることが分かりました。
また、地域別に「寿陵」の割合を見てみたところ、一都三県以外の地方の方が+8.7pt 多いという結果になりました。子どもが近くに住んでいないため、事前にお墓を準備する方が多い傾向が伺えます。

◆新しくお墓を縁に交友関係を築くのに興味がある6.0%

一部ではお墓購入後、定期的に購入者で集まり会食を行うなどしながら、懇親を深めていく関係性があります。 そういったお墓を縁に交友する友だちを「墓友」と呼びます。「墓友」に興味のある人は、全体の6.0%という結果になりました。

調査概要


調査名 : いいお墓/第9回お墓の全国消費者実態調査
調査対象 : 2017年に「いいお墓」を利用してお墓を購入された日本全国の男女
調査期間 : 2018年2月2日~2月7日
調査方法 : インターネット調査
有効回答数 : 433件

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