「平成30年度診療報酬改定」に関する調査(医師対象) 

2018年03月13日

アンテリオは、全国の医師を対象に、診療報酬と介護報酬が同時に見直された「平成30年度診療報酬改定」について、医療の中心を担う医師自身がどのようにとらえているのかを簡易Web調査「TenQuick」で調査しました。

調査結果


1.開業医の約3割は今回の診療報酬改定に関する情報を「積極的に収集している」

平成30年度の診療報酬改定について、病院勤務医では8割、開業医では9割が情報収集を行っており、特に開業医では3割の医師が「積極的に情報収集している」と回答しました。

2.診療報酬改定についての主な情報源は、8割以上の医師が「医療系の情報サイト」を活用

診療報酬改定の情報源としては、8割以上の医師が「医療系の情報サイト」を挙げました。一方、「製薬会社(MR)」を挙げた医師は病院勤務医、開業医ともに低く、1~2割にとどまりました。

3.診療報酬改定での関心事は、開業医では「ジェネリックの使用促進」と「かかりつけ医機能促進」

診療報酬改定で関心がある論点は、病院勤務医では「入院料の再編・統合」、開業医では「ジェネリックの使用促進」や「かかりつけ医機能推進」となりました。

4.薬価制度改革の「長期収載品の薬価引き下げ」については、比較的評価が高い

薬価制度改革について、「毎年薬価改定」「新薬創出加算制度の対象品目見直し等」「費用対効果評価の導入」「長期収載品の薬価引き下げ」の4項目をそれぞれどう評価しているか聞いたところ、多くの医師が「どちらともいえない」と回答しました。ただし、「長期収載品の薬価引き下げ」については、評価すると答えた医師が比較的多く、病院勤務医・開業医ともに4~5割となりました。

調査概要


調査方法:簡易Web調査 (TenQuick)
調査対象:医師 (診療科問わず)
調査地域:全国
有効回答数:104サンプル(病院勤務医(20床以上)52サンプル、開業医(19床以下)52サンプル)
調査実施期間:2018年2月19日(月)~ 2018年2月21日(水)
調査主体:株式会社アンテリオ Quick Survey室


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[アンテリオ]
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