水産加工業の倒産動向調査 

2018年01月24日

帝国データバンクでは、2000~17年(18年間)の「水産加工業」の倒産動向(法的整理を対象)について集計・分析した。

調査結果


  • 水産加工業の2017年(1月~12月)の倒産は35件(前年比2.9%増)となり、2年ぶりに前年を上回った。負債総額は84億4600万円(同6.4%減)となり、2年連続で前年を下回った。倒産要因別では、イカや秋サケなどの不漁や魚価高騰が要因となった倒産は14件発生し、前年から5割超の増加となった。また、倒産件数全体では約4割を占めた
  • 態様別では、「破産」と「特別清算」を合わせた「清算型」の倒産が35件すべてを占めた
  • 地域別にみると、2017年では焼津漁港など日本有数の漁港がある「中部」など2地域で前年比増加。「北海道」や「東北」では前年比減少となったが、北海道では不漁や魚価高騰、東北では東日本大震災による被災が要因となった倒産が多くみられた

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[帝国データバンク]
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