Eコマース&アプリコマース月次定点調査 2017年総集編 

2018年02月28日
ジャストシステムが運営する、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」では、全国の15歳から69歳の男女1,100名を対象に『Eコマース&アプリコマース月次定点調査』を、2017年4月から毎月1回実施しています。このたび、2017年4月から12月までの調査データをまとめて分析し直し、その内容を『Eコマース&アプリコマース月次定点調査 2017年総集編』 として発表します。

【2017年の年間&トレンドトピックス】

2017年、Eコマース&アプリコマース関連分野における主なトピックスは下記のとおりです。

■EC利用時のデバイスは、40代女性も「スマートフォン」にシフト
■「Instagram」「Twitter」利用者の4割超が、SNS上に「商品購入ボタン」があったら使いたい
■最も商品購入につながる通知方法は「メルマガ」。SNSでは「Instagram」
■三大ショッピングモールのアプリ利用率が拡大。Amazonは10ポイント以上伸長
■プレミアム会員率が最も高いのは「Amazon」。次いで「Yahoo!ショッピング」
■約6割が好印象を受ける梱包は、「商品に見合う大きさの箱や袋での配送」
■CtoCサービスは「フリル」に勢い。認知度が51.0%から63.2%に向上
■EC購入時に最も後押しになるのは「クチコミ」。ライブコマースの認知度は約3割
■年末セールの認知度、購入率ともに最も高かったのは、「楽天スーパーSALE」
■スマートスピーカーに興味を持つ人の過半数が、「EC購入用デバイスとして広く普及する」

 EC購入時に「スマートフォン」を利用する人の割合が多かった世代は、2017年4月度調査時は10代と20代、30代でしたが、10月度調査以降は、40代女性も「スマートフォン」を利用する人の割合が最も多いという結果になりました。また、ECのプロモーション活動では、「メルマガ」が依然として圧倒的に強い施策ではありますが、「アプリのプッシュ通知」や「SNS」がきっかけになって商品・サービス購入する人も増えてきています。
 ライブコマースといった新たな販売方法や決済方法が続々と誕生していますが、参考にする情報のなかで購入の後押しになるのは「商品を購入したユーザーからのクチコミ」と答える人が最も多く、第三者からの客観的な情報の活用が今後のECの鍵となるかもしれません。


【調査概要】
・調査名:『Eコマース&アプリコマース月次定点調査』
・調査期間: 2017年4月~2017月12月の間、毎月1回実施
・調査対象:Fastaskのモニタのうち、15歳から19歳の男女50名ずつ、加えて20歳から69歳までを10歳ごとに、男女100名ずつ割り付けて回収(合計1,100名)。
・調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Marketing Research Camp]
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