ご家庭の防災対策の実態や意識調査 

2018年03月01日
住友生命保険相互会社は、「わが家の防災」をテーマに、ご家庭の防災対策の実態や意識を把握するアンケートを実施しました。以下は、その集計・分析結果です。
当アンケートは「東日本大震災」から5年を経た2016年に発表して以来、毎年実施しており、今回で3回目を迎えます。

【調査トピックス】

■ 約8割が『地震』の備えを重要視。2番目に備えが必要な災害は『台風』
■ わが家の防災対策の自己評価は『34.1点』と依然低水準
■ 『非常用飲料水』『非常用食品』の備蓄は3日間が約3割、7日間が約2割
■ 防災対策費用は年間平均『3,319円』と昨年より『818円』アップ
  一方、約6割は依然『0円』で、費用面での対策格差が広がっている可能性も
■ 「Jアラート」を『知っている』は約3人に2人(64.8%)
■ 「Jアラート」の認知度は高いが、避難指示で「行動できる」派は31.5%

【調査要約】

<質問1-1> あなたにとって最も備えが必要だと思う災害は何ですか
◆『地震』が約8割で3年連続トップ、次いで『台風』『大雨・洪水』

<質問1-2>質問1-1で選択した災害の次に、備えが必要だと思う災害は何ですか
◆2番目に備えが必要な災害は『台風』、次いで『大雨・洪水』『津波』
北海道は『大雪・雪崩』を警戒

<質問2> ご家庭の防災対策は、100点満点で採点すると何点ですか
◆全体平均は『34.1点』で、前年とほぼ同様の低い点数。地域別では「東北」「関東」「近畿」が前年よりも点数アップ

<質問3-1> この一年間、ご家庭の防災対策で新たに実施したことは何ですか
◆『特になし』が約5割、次いで『非常用飲料水』『非常用食品』を備蓄

<質問3-2>一年以上前から、ご家庭の防災対策で実施していることは何ですか
◆トップ3は、一年間、新たに実施した防災対策と同様の『特になし』、『非常用飲料水』『非常用食品』を備蓄

<質問3-3>この一年間かつ一年以上前から防災対策を実施していない理由は何ですか
◆トップ3は『特になし』『つい先延ばしにしてしまう』『何をしたらよいか分からない』

<質問3-4> ご家庭で、何日分の非常用飲料水および食品を備蓄していますか
◆「非常用飲料水」「非常用食品」の備蓄は『3日分』がトップ、次いで『7日分』

<質問4> 今後、あなたのご家庭で実施しなくてはいけないと思う防災対策は何ですか
◆『非常用食品の備蓄』『非常用持ち出し袋の準備』『非常用飲料水の備蓄』が上位

<質問5> この一年間で、防災対策にいくら支出しましたか
◆年間の防災対策費用は、全体平均「3,319円」と前年より「818円」アップ
一方、約6割が依然『0円』と回答し、費用面での対策格差が広がっている可能性も

<質問6> この一年間で、あなたの防災意識が変化したものは何ですか
◆トップは、『特になし』の58.7%、約6割は防災意識の変化なし

<質問7> Jアラートは、緊急情報を瞬時に伝達するシステムと知っていますか
◆『知っている』は約3人に2人(64.8%)、地域別では「九州」がトップ
実際に避難指示が発令された「北海道」「東北」でも高い認知度

<質問8> Jアラートで緊急情報が発信された時、とっさに避難行動ができると思いますか
◆「行動できる」派は約3人に1人(31.5%)、認知度は比較的高いが、行動できる人は少ない


<調査概要>
調査期間:平成29年12月1日~12月4日
調査方法:インターネット応募による選択方式および自由記入方式
調査対象:1,000人(全国の男女各500人)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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[住友生命]
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