マンション選びにおいての男女の思考の違い調査(「住まいサーフィン」会員の男女対象) 

2018年02月22日
マンション情報サイト「住まいサーフィン」(運営:スタイルアクト)は、マンション購入を検討する「住まいサーフィン」会員の男女575人を対象に調査した「マンション選びにおいての男女の思考の違い」を公表しました。

■男性は資産性、女性は環境や設備を重視

本調査では、全体的にマンション購入を検討するときに、男性は資産性、女性は環境や設備を重視することがわかりました。注目した情報の「学区年収、保育園に入りにくい駅」や「管理会社調査、住み心地満足度調査」では男性より女性の割合が高く、子育てや日々の生活を考えてマンション選びをする傾向があります。また女性が具体的に相談したい内容では、「建物や設備のこと」の項目が男性と比較し16%高く、物件の細かいところまで確認したいという希望があることが分かります。マンション購入検討時は夫婦で意見が異なり、物件内見中に夫婦喧嘩を始める夫婦もいると聞くことがあります。
現在は、共働きの夫婦が多く、家事や子育てをどのように分担するかは「働き方改革」の推進にも大きな影響があります。「時短家電」「時短料理」などが話題になる時代であり、家事や育児に積極的に協力する男性が増えていても、まだ女性が家庭内の仕事を担う割合は高いと想像でき、女性の設備に対するこだわりに影響していると考えられます。

■男性が重視する資産性は、子育て環境に影響

当社の調査(※)では、首都圏を中心に資産性の高い物件は、小学校の人気学区と比例するという結果が出ており、人気学区にあるマンションは安定したニーズがあり資産性が保たれています。
また、資産性の高いエリアは生活環境も整っているという傾向があります。子育て中に限らず良い生活環境を得るためには、資産性が高い人気学区のマンションを選ぶことも方法の1つです。

※「住まいサーフィン」2018年行政区別学区 中古騰落率ランキング

■失敗談で多いのは男女ともに「音」問題

マンション購入後に聞いた「失敗した」と感じる内容では、男女共通で音に関する問題が多く寄せられています。理由は音の問題は24時間ずっと状況を確認することは難しいため、入居してから気付くことが多いからです。
男女それぞれの失敗談を比較すると、男性は「駐車場が使いにくかった」「風通しが悪かった」などの設備や環境面、女性は「売却を考慮して購入しておけば良かった」など資産性の側面があげられます。男女それぞれが重視する点を合わせて検討することで回避できる内容とも言えます。また、予測ができない音の問題等に直面した際に、資産性の高いマンションであれば、売却への躊躇も少なくなるため、男性が重視する資産性の高い物件を選び、その中で設備や環境等の女性が重視する点を意識し物件を選ぶことが失敗を避ける方法とも言えます。

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