インターネットバンキングの利用に関する調査(第19回) 

2018年02月23日
マイボイスコムは、19回目となる『インターネットバンキングの利用』に関するインターネット調査を2018年1月1日~5日に実施し、10,977件の回答を集めました。

【調査結果TOPICS】

■インターネットバンキングの現在利用者は6割強、過去調査より減少傾向
■インターネットバンキング利用意向は7割弱。現在利用者の約97%、未経験者の1割強。利用意向者のうち3割強は「スマートフォン」からの利用を希望、20・30代では5~6割にのぼる

【調査結果TOPICS】

◆インターネットバンキングの利用経験
インターネットバンキングの利用経験者は7割弱、「現在利用している」は61.4%です。現在利用者、利用経験者いずれも2008年をピークに減少傾向にあります。「現在利用している」は、男性30代以上で7~8割、女性30代以上で5~6割となっています。

◆インターネットバンキングでの利用サービス
インターネットバンキング利用経験者が利用しているサービスは、「口座情報の照会・明細の確認」「振り込み・送金」が各8割で上位2位です。最頻利用インターネットバンキング別にみると、『新生銀行』『住信SBIネット銀行』『ゆうちょ銀行』では「振り込み・送金」が最も多く、『ジャパンネット銀行』『楽天銀行』では「ネットショッピングなどの決済」、『ソニー銀行』では「定期預金・積み立て」「外貨預金」の比率が他の層より高くなっています。

◆現在利用しているインターネットバンキング
インターネットバンキングの現在利用者が利用している銀行は、「楽天銀行」(51.7%)がトップ、「ゆうちょ銀行」「住信SBIネット銀行」「三菱東京UFJ銀行」「ジャパンネット銀行」「三井住友銀行」が2~3割で続きます。

◆インターネットバンキングの満足度
最もよく利用しているインターネットバンキングについて、「満足」の比率をみると、「ソニー銀行」は5割弱、「住信SBIネット銀行」「ゆうちょ銀行」は各4割弱となっています。「満足」「やや満足」を合わせた満足している人の比率を見ると、「ソニー銀行」「じぶん銀行」は各8割強と他の層より高くなっています。

◆インターネットバンキング選定時の重視点
インターネットバンキング選定時の重視点は、「手数料が安い」が利用経験者の66.2%、「信頼できる」「24時間リアルタイムで利用が可能」「銀行に取引口座がある」が3~4割です。「セキュリティ対応が充実している」は高年代層でやや比率が高くなっています。最頻利用インターネットバンキング別にみると、『新生銀行』『住信SBIネット銀行』では「手数料が安い」、『イオン銀行』『ソニー銀行』では「預金の金利が高い」、『セブン銀行』では「利用できるATMが多い」の比率が高くなっています。

◆インターネットバンキングの利用意向、利用機器の意向
インターネットバンキングの利用意向は67.1%、「積極的に利用したい」が24.0%、「まあ利用したい」が43.1%です。現在利用者では約97%、利用中止者では5割強、未経験者では1割強となっています。女性20代では非利用意向が5割強で、利用意向より高くなっています。

インターネットバンキング利用意向者のうち、「パソコン」から利用したい人は87.1%です。「スマートフォン」は31.4%で過去調査と比べて増加傾向、「タブレット端末」は9.8%となっています。「スマートフォン」は、20~30代で5~6割みられます。また、『じぶん銀行』主利用者で比率が高くなっています。


【調査概要】
調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
調査時期:2018年01月01日~01月05日
回答者数:10,977名
調査機関:マイボイスコム株式会社

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[マイボイスコム]
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