仕事においてのAIに対する期待と不安の実態について調査(はたらこねっとユーザー対象) 

2018年02月19日
ディップは、運営する「はたらこねっと」において、「はたらこねっとユーザーアンケート –仕事においてのAIに対する期待と不安の実態について–」を実施しました。

内閣府によれば、第4次産業革命としてその技術革新の1つにAIがあげられています。また昨今、労働環境におけるAIの影響は、様々な観点から期待されている一方で、不安や懸念の声も挙げられています。
今回のアンケートでは、はたらこねっと利用者の方々に、仕事においてのAIに対する期待と不安について伺い、その調査結果をご報告いたします。また、当社で運営する国内最大級のAI専門メディア「AINOW」編集長の亀田より、調査結果をもとにAIに関する今後の見解もあわせてご紹介いたします。

【調査結果】

AIに対して「期待している」56%、「不安に感じる」44%
AIが進化することに対して期待しているかどうか尋ねたところ、「期待している」56%となり、過半数を超える結果となりました。

AIに対して期待することは「エラーやミスをあらかじめ知らせてくれる」64%が最多
業務の効率化や生産性が高まることへ期待

AIに対する期待として、1位は「エラーやミスをあらかじめ知らせてくれる」64%、次いで「必要な情報を集めてくれる」48%、「自動で集計をしてくれる」43%と続く結果となりました。人では手が届かない業務の解決や効率化、生産性が高まることへの期待がうかがえます。(Q2)

【AIに期待することについて】
AIには大きく2つの効果を期待しています。1つは自動化や判断による「業務支援」、もう1つはデータに基づく「予測」です。「業務支援」においては、自動化が進むことで人員の配置が必要なくなり、アウトプットまでに要していた時間も短縮できます。「予測」においては、熟練の経験者が行なっていた作業が定量化され、経験が浅くても経験者と同じレベルの成果が出せるようになります。(「AINOW」編集長 亀田 )

AIに対して不安に感じることは「エラーや故障により業務に支障がでる」45%が最多
次いで「悪用される可能性がある」43%、「自分の仕事が無くなってしまう」41%

AIに対する不安として、1位には「エラーや故障により業務に支障がでる」45%、次いで「悪用される可能性がある」43%、「自分の仕事が無くなってしまう」41%となりました。注目すべき点は、仕事において「エラーやミスをあらかじめ知らせてくれる」64%という期待が最多となった一方で、「エラーや故障により業務に支障がでる」45%という不安が最多となり、期待と不安の両面でAIのエラー処理能力について関心が集まりました。(Q3)

また、「自分の仕事が無くなってしまう」41%と回答した方にその理由について尋ねたところ、「データ集計などAIの方が早く正確にできる仕事だと思うから」63%、次いで「会社が人員削減しようとしているから」47%となりました。人と比べた時のAIの処理の正確さ、また実際に会社が人員削減の動きをしているという事実からその不安理由が明らかとなりました。(Q4)

【今後AIによりなくなると考える仕事・職業について】
今後無くなると予測される職業は、「ルール化されている」業務、「高度な知識を要する」業務になると考えています。「ルール化されている」業務としては、決められたことだけを伝えるコールセンターや単純作業を繰り返す生産ライン工、またルーチンの集計作業が挙げられます。「高度な知識を要する」職業についても、人間よりAIの方が素早く大量データを分析して結論を出せることから、弁護士や会計士、税理士などよりAIの方が優秀になっていくと考えられます。(「AINOW」編集長 亀田 )

人がAIではできない仕事をするために、今後身に付けようとしている知識やスキルに
「対人関係を円滑にするコミュニケーションスキル」51%、次いで「人を思いやるホスピタリティ」47%

AIとともに働いていくために、人がAIではできない仕事をするための必要なこととして、「対人関係を円滑にするコミュニケーションスキル」51%、次いで「人を思いやるホスピタリティ」47%と続く結果となりました。AI時代の働き方として、コミュニケーションやホスピタリティといった対人関係におけるスキルを身に付けようとしている人が多いことがわかりました。(Q5)

【AI時代に身に付けるべき知識・資格について】
AI時代に身につけるスキルやキャリアの方向性としては、大きく3つ挙げられます。1つ目は、AIによる自動化の仕組みを作る仕事に就くこと、2つ目は、AIによって業務が自動化されにくい職業に就くこと、そして3つ目は、AIが取得できないスキルを身につけることなどが挙げられます。(「AINOW」編集長 亀田 )


【調査概要】
・実施機関:ディップ株式会社
・調査対象:はたらこねっとユーザー
・実施時期:2017年11月6日(木)~2017年12月5日(火)
・調査手法:インターネット調査
・有効回答数:1,450名

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