「平昌オリンピック」に関する調査(20歳以上の男女対象) 

2018年02月07日
アサヒグループホールディングスは、全国の20歳以上の男女を対象に「平昌オリンピック」をテーマに調査を実施。

【調査結果サマリー】

・7割近くが「五輪が楽しみ」-「米朝関係」など「不安が多い」という声も
・注目種目は「フィギュア」「スピードスケート」-金メダル獲得の期待感から
・「ジャンプ」「スノーボード」など、天候が勝負を左右する雪上競技の魅力
・期待する選手ナンバーワンは「羽生結弦選手」-怪我からの復活劇で連覇を祈願
・リベンジにかける高梨沙羅選手、レジェンド・葛西選手に「金メダルを」という声も
・「自宅」「居酒屋」で家族や友達と応援 ―時差なしでも飲みながら盛り上がりたい
・4割以上が「(金メダル)5個以上」-「長野を超えるメダルラッシュに沸く」と予想

【調査結果】

7割近くが「五輪が楽しみ」-「米朝関係」など「不安が多い」という声も

まず、今回の「平昌オリンピック」を楽しみにしているという人はどの位いるのでしょうか。「ウインタースポーツが好きなので、夏のオリンピックより冬季オリンピックの方が断然楽しい!」(女性30代、大阪府)など、「とても楽しみ」と回答した人は20.2%。「まあまあ楽しみ」という声も46.4%を数え、全体の7割近くの人びとが「4年に一度のスポーツの祭典」を心待ちにしていることが明らかとなりました。自由回答の中には「普段、あまり冬の競技はテレビ中継がないので、オリンピックは色々な競技を見ることが出来る、絶好の機会」(女性30代、和歌山県)など、日ごろ馴染みのない競技の観戦を楽しみにする人もいました。性別で「とても楽しみ」「まあまあ楽しみ」という声を見てみると、男性回答は62.3%。一方で女性は男性よりも8.3%も高い70.6%を数えました。フィギュアスケートやジャンプをはじめ、日本人の女性アスリートの活躍が期待されている大会だけに、同性である女性からの注目度の高さがうかがえます。

「楽しみ」という声が目立った反面、「不安が多い」という声も11.6%を占めました。主な理由は「メダル候補の中に調子を崩している(選手)が多いので」(男性60代、大阪府)など、最近の試合の成績が振るわない選手や、怪我で万全でない選手が見られ、本番に向けて不安が多いという声。さらに「北朝鮮と韓国の開会前の今のこの状態。純粋にスポーツを楽しみたいのに、政治利用されている気がして気になる」(女性30代、福岡県)、「北朝鮮問題で開催中に何か起こらないか、不安な気持ちになる」(女性50代、兵庫県)など、米朝間の緊張が続く状況下での開催を不安視する声も寄せられました。そのほか、「ウィンタースポーツを見ないので」(男性40代、大阪府)、「スポーツ全般に興味がない」(男性20代、京都府)など、「興味がない」(21.8%)という人もいました。

注目種目は「フィギュア」「スピードスケート」-金メダル獲得の期待感から

今回の「平昌オリンピック」で、皆さんが楽しみにしている競技やイベントは何でしょうか。最も回答が多かったのは「フィギュアスケート(シングル、ペア、アイスダンス、団体)」(67.7%)でした。「フィギュアがいつも楽しみ。中でも羽生が調子をしっかり合わせてくるのか、また宇野昌磨はどこまで上位に食い込むか。女子は宮原・坂本の関西コンビが頑張ってくれると思う」(女性40代、兵庫県)など、スター選手が多く、メダル候補を多数抱えるフィギュアスケートは今大会一番の注目種目という声。さらに「真央ちゃんが引退して、女子のフィギュアがとても気になっていたが、宮原さんと坂本さんの頑張りにとても期待がもてる」(女性50代、山口県)など、「ポスト真央ちゃん」を担う日本女子フィギュア陣の成長を期待する人も少なくありませんでした。

楽しみにしている競技やイベントは?
1 フィギュアスケート(シングル、ペア、アイスダンス、団体) 67.7%
2 ジャンプ(ノーマルヒル、ラージヒル、団体) 53.2%
3 スピードスケート(500~1000m、マススタート、チームパシュート) 41.2%
4 開会式 24.5%
5 スノーボード(ハーフパイプ、スノボクロス、アルペン、ビッグエアなど) 21.8%
6 カーリング(男子・女子、ミックスダブルス) 15.1%
7 スキー・ノルディック複合(ノーマルヒル、ラージヒル) 17.8%
8 アルペン(滑降、スーパー大回転、大回転、回転、複合、混合団体) 13.5%
9 ショートトラック(500~1500m、5000mリレー) 13.1%
10 閉会式 8.1%
10 スキー・フリースタイル(モーグル、ハーフパイプ、クロスなど) 8.1%
MA(複数回答)/n=886人

同じく氷上種目では「最大の期待を持っているのが女子スピードスケートの小平選手、団体追い抜きの高木姉妹」(男性60代、愛知県)など、3位に「スピードスケート(500~1000m、マススタート、チームパシュート)」(41.2%)。最有力の小平奈緒選手、高木美帆選手などの個人ほか、チームパシュート(団体追い抜き)も金メダルを射程圏内に入れ、長野五輪の清水宏保選手以来の歓喜の渦が巻き起こるかもしれません。そのほか、「カーリングはオリンピックの時ぐらいしかテレビで見られないから」(男性40代、香川県)など、6位に「カーリング(男子・女子、ミックスダブルス)」(15.1%)、9位にも「ショートトラック(500~1500m、5000mリレー)」(13.1%)が挙げられ、なかなか見る機会の少ない氷上競技を、思う存分楽しめるのもオリンピックならではの醍醐味と言えそうです。

「ジャンプ」「スノーボード」など、天候が勝負を左右する雪上競技の魅力

「氷上競技」以外で目立ったのは、2位「ジャンプ(ノーマルヒル、ラージヒル、団体))(53.2%)。「女子のジャンプが注目されるようになったのは沙羅さんのおかげ。悔い無いようのぞんでほしい」(女性50代、東京都)など、高梨沙羅選手がけん引する女子ジャンプの奮闘を期待する声。さらに「葛西紀明さんが唯一持っていない色のメダルは金。平昌で必ず取ると信じている」(男性50代、東京都)など、最多8度目の出場となるレジャンド葛西選手や、4大会連続の伊東大貴選手、今シーズン絶好調の小林潤志郎選手ら若手からベテラン勢がそろう、層の厚い男子ジャンプ陣を応援する声も寄せられました。男女共に表彰台を目指してより高くより遠くへ飛び上がってもらいたいものです。

同じく雪上競技では「スキーやスノボは自分が趣味としてやっているスポーツなので、競技を見ていて楽しい」(男性40代、大阪府)など、5位に「スノーボード(ハーフパイプ、スノボクロス、アルペン、ビッグエアなど)」(21.8%)。さらに7位に「スキー・ノルディック複合(ノーマルヒル、ラージヒル)」(17.8%)、8位に「アルペン(滑降、スーパー大回転、大回転、回転、複合、混合団体)」(13.5%)、10位にも「スキー・フリースタイル(モーグル、ハーフパイプ、クロスなど)」(8.1%)が続きました。野外で行われる競技は、天候や雪質等も勝負を左右するなど、運を引き込むのも実力のうち。番狂わせも逆転もあるのが、自然を相手にする雪上競技ならではの魅力と言えるかもしれません。

競技のほか、見逃せないのが4位「開会式」(24.5%)、10位「閉会式」(8.1%)です。「開会式が楽しみ。夏期も冬季もどの国でも開会式はその国の文化が色濃く出てくるイベントだから。バンクーバーとロンドンの時には民族衣装にとても感動したので、そういった世俗のわかるものを期待している」(女性30代、愛媛県)など、聖火台への点火や各国選手の入場はもちろん、趣向を凝らした演出やショーを楽しみにする声。特に閉会式よりも、これから様々なドラマが始まる目前の、緊張も不安も期待もない交ぜの状態である「開会式」を待ち望む人が目立ちました。

期待する選手ナンバーワンは「羽生結弦選手」-怪我からの復活劇で連覇を祈願

「フィギュアスケート」「ジャンプ」「スピードスケート」などの競技に人気が集中しましたが、今大会で皆さんが活躍を期待する選手とは誰でしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「羽生結弦さん」(31.2%)でした。「羽生さんの華麗な演技を見たいなと思う」(女性40代、兵庫県)、「羽生結弦さんが頑張る姿を見ると元気をもらう」(女性20代、宮城県)など、日本の絶対的なエースである羽生選手がソチ五輪に続く連覇達成に期待する声。その一方で、自由回答の中には「右足首の怪我が気になる」(女性20代、福島県)など、昨年11月にNHK杯の公式練習で足首靱帯を損傷し、その後の試合を欠場して現在治療に専念しており、復帰初戦となる平昌オリンピックで本来の力を発揮できるか心配するファンの声も目立ちました。かつて衝突事故で満身創痍な状態にもかかわらず、不屈の根性で結果を残してきたという羽生選手だけに、無理はして欲しくはないものの、オリンピックでのドラマティックな復活劇を祈る人もきっと少なくないでしょう。

活躍を期待する注目の選手は?
1 羽生結弦さん 31.2%
2 高梨沙羅さん 20.5%
3 小平奈緒さん 13.3%
4 宇野昌磨さん 6.4%
4 葛西紀明さん 6.4%
6 平野歩夢さん 4.3%
7 渡部暁斗さん 3.8%
8 宮原知子さん 2.1%
9 坂本花織さん 1.9%
10 高木美帆さん・菜那さん 1.5%
SA(単回答)

トップと同じくフィギュアスケートでは、4位にも「宇野昌磨さん」(6.4%)がランクイン。「フィギュアスケートの宇野昌磨くんに注目している。新しい風を吹かして金メダル獲得して欲しい」(女性30代、東京都)など、端正なルックスはもちろん、メダルを狙える実力も十分という声。羽生選手や田中刑事選手と共に、日本勢3人で表彰台を独占してもらいたいものです。

リベンジにかける高梨沙羅選手、レジェンド・葛西選手に「金メダルを」という声も

「男子フィギュア」が目立った一方、2位には女子ジャンプの「高梨沙羅さん」(20.5%)。「4年前の期待に応えてほしい」(男性50代、東京都)など、「絶対王者」として期待された前回ソチ五輪では、結果が振るわずメダルを逃したため、今回はその悔しさをバネにリベンジして欲しいという声。さらに「最近調子悪そうなので、是非ともメダルを取らせてあげたい」(女性40代、兵庫県)など、今シーズンは優勝がまだない高梨選手を応援する声も多く、五輪での復調を願う人が少なくありませんでした。

「高梨沙羅さん」のほか、もう一人、ジャンプで金メダルを取らせてあげたいと皆さんが熱望するのは、4位の「葛西紀明さん」(6.4%)です。「葛西紀明選手、勇気と感動を与えてくれるでしょう! 楽しみにしている」(女性30代、北海道)など、1994年リレハンメルの団体「銀メダル」、2014年ソチの個人「銀メダル」、団体「銅メダル」に続き、8回目の出場を数える今大会で「金メダルを」という声。さらに中には「40代でのオリンピック出場の裏には大変な努力があると思うから、同年代として応援したい」(女性40代、栃木県)など、「中年の星」として熱い声援を送る同年代も少なくありませんでした。そのほか、「小平さんが『これまで積み上げてきたものを出し切る』と語っていたので、世界新記録での金メダルを楽しみにしている」(女性30代、大阪府)など、3位に「小平奈緒さん(スピードスケート)」(13.3%)、6位に「平野歩夢さん(スノーボード)」(4.3%)、7位に「渡部暁斗さん(ノルディック複合)」(3.8%)、8位に「宮原知子さん(フィギュアスケート)」(2.1%)が続きました。

「自宅」「居酒屋」で家族や友達と応援 ―時差なしでも飲みながら盛り上がりたい

では、皆さんが「平昌オリンピック」を楽しく観戦するためにしたいことは何でしょうか。断然トップは「くつろげる自宅で飲みながら観戦したい」(83.2%)でした。「ビールを飲み、おつまみ(ポップコーンやフライドポテトなど)を食べながら、ゆったり家族揃ってリビングでテレビを囲みながら」(女性30代、愛媛県)など、テレビを囲み、家族と飲みながら観戦したいという声。さらに「スポーツ観戦は一人で見るよりも断然大勢で見るほうが楽しい。ママ友一家と集まってホームパーティを兼ねた鑑賞会を開く予定。それぞれ料理やお酒を持ち寄って楽しむ」(女性30代、愛知県)など、2位にも「自宅で家族、友達と一緒にホームパーティを催して応援したい」(17.6%)が続き、家族団らんや友達とのホームパーティをしながら「自宅観戦を楽しみたい」という人が目立ちました。

「平昌オリンピック」を楽しく観戦するためにしたいことは?
1 くつろげる自宅で飲みながら観戦したい 83.2%
2 自宅で家族、友達と一緒にホームパーティーを催して応援したい 17.6%
3 ツイッター、Facebookなど、ソーシャルメディアでつぶやきながら応援する 7.7%
4 スポーツバー、居酒屋などで飲みながら応援したい 6.8%
5 オリンピック公式ソング、イメージソングなどを聴いて気分を高揚させる 5.6%
MA(複数回答)/n=886人

「飲食しながら」という点では「スポーツバーで友人とお酒を飲みながら観戦する」(男性50代、神奈川県)など、4位にも「スポーツバー、居酒屋などで飲みながら応援したい」(6.8%)がランクイン。今大会はお隣の韓国開催で日本と全く時差がなく、日中に競技が集中するなど、お酒とは無縁の大会というイメージがありましたが、実際には飲みながらの応援を楽しみにする声が寄せられました。特に初日9日の開会式は、週末金曜日19時半からの生放送になりますので、きっと自宅で晩酌しながら、または会社帰りに同僚たちと居酒屋やスポーツバーで盛り上がる人がきっと多いことでしょう。

飲食以外で、五輪を楽しむ方法で目立ったのは「Twitterのフォロワーでフィギュアファンの人がいるので、その人のツイートを興味深く見ながら楽しみたい」(女性40代、兵庫県)など、3位「ツイッター、Facebookなど、ソーシャルメディアでつぶやきながら応援する」(7.7%)。さらに5位にも「オリンピック公式ソング、イメージソングなどを聴いて気分を高揚させる」(5.6%)が続き、SNSを通じてリアルタイムで喜びを分かち合ったり、イメージソングで気分を盛り上げたいという声も寄せられました。そのほか、自由回答の中には「家族旅行を兼ねて観戦したい」(女性40代、秋田県)など、現地に出かけて熱い声援を直接送りたいという人もいました。

4割以上が「(金メダル)5個以上」-「長野を超えるメダルラッシュに沸く」と予想

最後に今大会で日本選手が獲得する「金メダル」の数を、皆さんに予想してもらったところ、「5個以上」と回答した人が最も多く40.3%。「スピードスケート500m、1000m、パシュート、ノルディック複合、フィギュアスケート」(男性40代、長野県)、「羽生結弦選手の連覇のほか、フィギュアスケート、ハーフパイプ、スピードスケートで5個くらい」(女性20代、宮城県)など、「フィギュア」「スノーボード」「スピードスケート」は手堅く5個獲得を占う声。さらに自由回答の中には「フィギュア2、ジャンプ2、スピードスケート4、ノルディック複合1、スノボ2」(男性50代、広島県)など、金10個以上のメダルラッシュと分析する人もいました。さらに「3個」「4個」という声も36.8%を数え、全体の8割近くの人びとが「3個以上」の金メダル獲得を予測する結果となりました。ちなみに冬季五輪で過去に日本が金メダルを獲得した総数は計10個。20年前の長野五輪(1998年)で5個を量産した後は、トリノ五輪(2006年)の荒川静香選手、ソチ五輪(2014年)の羽生結弦選手の各1個のみで、金メダル獲得がそう簡単でないことが判ります。各種目ともに選手層が充実する今大会は、長野五輪を超える結果が残せるのか大いに期待が高まります。


【調査概要】
調査対象:全国の20歳以上の男女
有効回答数:1,089人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2018年1月31日~2月6日

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