ノートン サイバーセキュリティ インサイト レポート2017(20市場におよぶ18歳以上のデバイスユーザー対象) 

2018年02月14日
セキュリティソフト「ノートン」は、消費者意識調査「ノートン サイバーセキュリティ インサイト レポート2017」を発表し、ネット犯罪の最新動向を明らかにしました。今回の調査によると、調査対象国20ヶ国における過去1年間のネット犯罪の被害者総数は9億7,800万人にのぼりました。日本においては、ネット犯罪の被害を受けた人の数は1,774万人となり、その損失額は約2,289億円 (21億USドル)となりました。これらの金銭的損失のほとんどは賠償されていません。

また、今回の調査から、ネット犯罪の被害にあう人には共通の特徴がみられることが明らかになりました。このような人たちは、日常的に自宅や外出先で複数のモバイル機器を使っていますが、インターネットのセキュリティについては基礎的な知識さえ持っていません。例えば、複数のアカウントで同一のパスワードを使用していたり、他の人とパスワードを共有していたりします。また、ネット犯罪の被害にあった人のうち39%もの人が、「自分はハッカーによる攻撃からデータや個人情報を守れている」と考えており、33%が「自分がネット犯罪の被害者になる可能性は低いと思っていた」と答えています。

・調査対象地域:アメリカ、アラブ首長国連邦、イギリス、イタリア、インド、インドネシア、オーストラリア、オランダ、カナダ、シンガポール、スウェーデン、台湾、中国、ドイツ、日本、ニュージーランド、ブラジル、フランス、香港、メキシコ
・USドル=円の換算は1ドル=109円で計算

日本で最も多いネット犯罪被害は「詐欺メール」被害
過去1年間の間に日本人が体験したネット犯罪被害の上位3位は次の通りです。

・詐欺メール被害(詐欺メールをクリックしてしまった/詐欺メールにより個人情報や金融情報を流出した) 42%
・アカウントのパスワード盗難被害 37%
・PC、タブレット、スマートフォンのウイルス等への感染被害 34%

なお、「アカウントのパスワード盗難」(日本37%、世界平均34%)、「オンラインショッピングにおける詐欺」(日本33%、世界平均30%)、「自分を証明する個人情報の盗難」(日本18%、世界平均14%)については、日本の被害が世界平均を超えていることが判明しました。

なお、このようにネット犯罪が横行しているにも関わらず、調査対象の日本人の21%が、使用している機器に対して、パスワード管理やセキュリティソフトウェアの導入などの保護を全く行っていないと回答しています。

パスワードの管理方法で最も多いのは紙片での管理。また、パスワードの使いまわしも横行

パスワードの管理方法について聞いたところ、調査対象の日本人の約半数にのぼる48%(世界平均:34%)の人が複数のパスワードを紙に書き留めて管理していることが分かりました。また、日本人の13%(世界平均:19%)が、すべてのアカウントに同一のパスワードを使いまわしていることが分かりました。

パスワードを書き留めている紙を紛失した場合にはすべてのセキュリティ対策が無効となり、複数アカウントで同一のパスワードを使用することは、ひとつのパスワードが漏洩するだけで、すべてのアカウントがハッキングされる危険をはらんでいます。

なお、日本人のパスワードの管理方法で上位のものは次の通りです。

・複数のパスワードを使い、それを紙に書き留めている 48%
・複数のパスワードを、自己流の方法で記憶している 21%
・複数のパスワードを使い、それをPCやスマートフォンのファイルに保管している 18%
・すべてのアカウントに同一のパスワードを使っている 13%
・複数のパスワードを使い、ウェブブラウザに記憶させている 9%
・複数のパスワードを使い、パスワードマネージャーに保存している 6%


「ノートン サイバーセキュリティ インサイト レポート」について
「ノートン サイバーセキュリティ インサイト レポート」は、ノートンが調査会社に委託し、20市場におよぶ18歳以上のデバイスユーザー2万1549名を対象に実施したオンライン調査です。回答者全体の誤差は+/-3.1%でした。日本の調査結果は、18歳以上のユーザー約1,000人からの回答に基づいています。調査実施期間は2017年10月5日から10月24日です。

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