重労働市場の働き方改革へのニーズ把握調査(製造業、運輸業、運送業、設備業、加工業、建築業で働く男女20代以上対象) 

2018年02月07日
ユーピーアールは、運輸・運送、製造、加工、設備、建築業など、力仕事・重労働を伴う職業に就いている男女468人を対象に「働き方」に関する意識調査を実施しました。
彼らが今最も改善してほしい職場の課題は、「長時間労働」「兼業」「生産性」のどれでもなく「身体の不安(体力・筋力・ケガ)」。
とくに50代以上の中高年は身体への不安が強く、それさえ解消されれば7割以上が「今の職場でもっと長く働きたい」と回答。働き手不足に悩む業界の今後を左右する、本音が満載の調査結果となりました。

【調査結果】

■運輸・運送、製造、加工、設備、建築業でいま最も求められている「働き方改革」とは?

<今の職場で働くにあたって「最も不安なこと」解析結果>

20~40代は“収入への不安”、50代は「身体への不安(体力・筋力・ケガ)」が一位という結果になった。
具体的に何が不安なのかをフリーコメントでみると「年齢的な体力の衰え(60代男性)」「現場作業で事故に直結するので(50代男性)」「年齢と共に肉体労働がきつくなってきた(50代女性)」「自分自身がいつまで働けるかが不安(50代女性)」「定年後なので(60代男性)」といった声が多数寄せられた。

また、まだ身体の衰えを実感していない年代から、将来を見越して不安を募らせている方が多くみられたのが印象的だった。
「どうしても力仕事が発生するから、また怪我の可能性もある。(20代男性)」「力仕事なので体力低下したらどうなるか(30代男性)」「年齢を重ねると仕事につけなくなる(30代男性)」「体力や腕力がこの先維持できるか分からない(40代男性)」

さらに女性においては20代から身体への不安が強くみられた。「体をフルに使うので疲れやすい、気を抜くと、すぐに怪我をする(20代女性)」「重い荷物を移動するときも手伝ってもらえず、一人でやるしかない。(20代女性」。若年層女性の就業増にあたって、身体(体力/筋力/ケガ)の問題が、ひとつのボトルネックになっているのかもしれない。

■身体の不安がなくなれば「働き手不足」は解消できる!30~50代の7割が「今の会社で長く働きたい」

<「体力・筋力・ケガの不安が解決されたら今の職場でもっと長く働きたいか」の解析結果>

20代、30代、40代、50代以上で、将来に「身体的な不安(体力・筋力・ケガ)」を感じている方に、その不安が解消されたら今の職場でもっと長く働きたいと思うか?をきいたところ、30代、40代、50代のおよそ7割がそう思うと回答。身体の不安さえ解消すれば、今の職場で長く働きたいという意向が強く高まることがわかった。

■ネット通販問題で“働き手不足”が指摘された「運輸・運送業」では果たして?

<運輸・運送業の「体力・筋力・ケガの不安が解決されたら今の職場でもっと長く働きたいか」の解析結果>

設問3を「運輸・運送業」で働く方に絞って集計した結果、20代30代で約5割、40代で6割、50代以上になると約8割の方が、「身体的な不安(体力・筋力・ケガ)」が解消されたら今の職場でもっと長く働きたいと回答。昨年話題になった、Amazonや楽天、ZOZOTOWN等のネット通販の配送員不足問題に対してひとつの光明と言えそうだ。

つまり、身体が資本のブルーカラー系職種においては、収入や残業より何より、身体への不安(体力・筋力・ケガ)が解消されれば、就業希望者は現在よりも増える可能性が高いと言える。
特に、慢性的な働き手不足に悩む運輸・運送業の多くの企業にとって、安定的な働き手の確保につながるかもしれない。


<調査概要>
調査レポート名:『重労働市場の働き方改革へのニーズ把握調査』
調査対象:製造業、運輸業、運送業、設備業、加工業、建築業で働く男女20代以上

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