「バレンタイン」に関する意識調査(20代~30代の働く女性対象) 

2018年02月02日
マイナビが運営する『マイナビウーマン』は、「働く女性のマインド調査」を発表しています。今回は、20代~30代の働く女性に「バレンタイン」に関する意識調査を実施しました。

<調査結果>

【4人に1人が会社でバレンタインの「忖度チョコ」経験アリ!】
2017年の流行語となった「忖度」。働く女性が会社のバレンタインで忖度(“他人=男性”の気持ちを推しはかること)をした経験があるかを聞いたところ、25.0%が「ある」と回答。具体的には、「社長だけは高いものを」「あまり迷惑にならず安くもなく高くもないものを渡す」「冬になるとやたらチョコレートの話題を出す上司がいるので…」など、渡す相手の立場やお返しを考えた予算の割り振り、職場の暗黙の了解に配慮する女性たちの姿が浮き彫りになりました。

~エピソード~
◆毎年の慣例みたいになってるので、期待されてると思って渡す(26歳)
◆冬になるとやたらチョコレートの話題ばかり出す上司がいたので、女性職員全員で協力して準備した(38歳)
◆同僚が上司から、「今年もあなたのチョコ楽しみにしてるよ」という話を聞いて、本人は覚えていなかったらしく、去年あげたチョコのブランドや値段をまわりにききまくっていた(36歳)
◆あまり迷惑にならず安くもなく高くもないもの(34歳)
◆女子社員全員で、男性社員全員の物をお金を出し合って購入するが、社長だけは別で皆で用意する(36歳)

なお、会社でチョコレートをあげることに対しては71.0%が肯定的で、会社でのバレンタインそのものに対しては、「あり」という回答が多数派でした。また、会社で「義理チョコ禁止」のルールがあると回答したのは、13.9%でした。

【働く女性の84.1%がバレンタインチョコを購入。男性上司に贈るのは5人に1人】
84.1%の女性がバレンタインにチョコレートを「買う」と回答。渡す相手は、「夫・彼氏(57.1%)」がトップで、「親(25.0%)」、「男性の上司(21.0%)」の順となりました。上司よりも親に渡す方が多いという結果は、家族とはチョコレートを贈った後に一緒に食べることができるため、美味しさを一緒に分け合いたいと思っている人が多いからかもしれません。また、「夫・彼氏」へのチョコレートの予算は「1,000円以上~2,000円未満(29.7%)」が最も多く、続いて「2,000円以上~3,000円未満(18.9%)」「3,000円以上~5,000円未満(13.2%)」という結果でした。

【男性上司や同僚に送るチョコへのこだわりは少数。こだわる順番は「夫・彼氏」、「自分」、「親」】
「誰にあげるチョコレートを一番こだわりますか」と質問したところ、「夫・彼氏(59.4%)」が最も多く、次いで「自分(13.7%)」、「親(7.1%)」という結果でした。なお、会社の男性上司にあげる人は21.0%でしたが、こだわる人は2.4%とごく少数という結果でした。

◆まとめ◆
会社の人間関係に悩みがちな働く女性。さぞかし職場でのバレンタインの慣例にもうんざりしているのかと思いきや、7割の女性が、会社でのチョコのやり取りに肯定的という結果に。コメントでは「目上の人にはすこし良いものをあげる」など人間関係を円滑にする“ツール”として、チョコを活用している姿が浮き彫りになりました。会社での微妙な人間関係や立場の違いを観察し、バレンタインを活用するというのは、働く女性ならではのスタイルといえます。昨年の流行語大賞で話題となった「忖度」がバレンタインの職場でも見られるのかもしれません。


<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年12月11日(月)~12月20日(水)
調査対象:マイナビウーマン会員(22~39歳の働く女性)
回答者数:252人

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