“終活”に関する調査(40才代~70才以上男女対象) 

2018年01月23日
全国石製品協同組合(以下 全石協)は、近年、「人生の終わりをより良いものとするため、事前に準備を行うこと」として話題の“終活”について、一般消費者の浸透度の実態を把握するために、全国40代~70代以上 男女 2,206名を対象に「“終活”に関するアンケート調査」を実施いたしました。

【調査結果】

■「“終活”という言葉をご存知ですか?」について
“終活”について「知っている」が32.3%で、前年の23.4%から8.9ポイント上昇。「聞いたことがある」の27.2%(前年23.8%)を合わせると59.5%となり、「知らなかった」40.5%(前年52.8%)を上回る結果に。この一年間で“終活”という言葉の認知度が上がっていることがわかる。近年、マスメディアに“終活”という言葉が登場して以降、認知が着実に浸透されつつあることがわかる。

■「“終活”をやっていますか?」について
一方で、実際に“終活”を「やっている」人は、11.3%と昨年の10.9%からほぼ横ばいで、実施率はまだまだ低いことがわかる。

■「専門家に一番相談したい“終活”は何ですか?」について
「専門家に一番相談したい“終活”は何ですか?」の問いには、「エンディングノートをまとめる」が38.9%で最多、次いで「自分の荷物を片付けておく」が25.6%、「財産や相続をまとめておく」が18.1%とほぼ前年度と同じ傾向となった。

一方、実際に“終活”を行っている人に「専門家に一番相談したい“終活”は何ですか?」と尋ねたところ、「お墓の準備をしておく」が3.6%(前年度27.0%)で最多となり、“終活”をやっている方にとってお墓が高い関心事であることがわかった。前年度と比較し3.4ポイント低くはなっているものの、現実的な問題に取り組んだ際に、一番大きな問題であることは変わっていない。

《まとめ》

以上の結果から、“終活”という言葉に関して、この僅か一年間で一般消費者の間で浸透度が高まり、「知らなかった」を上回り過半数を占めました。具体的な“終活”の項目では、「エンディングノートをまとめること」の関心事が変わらず、最も高い結果となりました。また、終活をやっている方で「お墓の準備をしておく」ことの相談希望が最も多く、お墓に対する関心度が高いことが分かりました。


【調査概要】
調査対象:全国 40才代~70才以上 男女
調査期間:2017年11月22日~2017年11月27日(前回2016年11月1日~11月8日)
調査方法:インターネット調査
有効サンプル数:2,206名(前回2,045名)

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[PRTIMES]
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