がんに関するコミュニケーション実態調査 Part3(がん患者の時間の使い方) 

2018年01月16日
メディリードとこどもを持つがん患者のピア(仲間)サポートサービス「キャンサーペアレンツ」は、がん患者支援のきっかけを探るべく、共同でがん患者のコミュニケーション実態調査を実施。
第1回の「男性と女性の状況差」、第2回の「お子さんに自身のがんを伝えること」に続き、第3回となる今回は「がん患者の時間の使い方」に焦点を当て分析しました。

キャンサーペアレンツ会員を対象に、「がんに関するコミュニケーション実態に関する調査」を実施し、全国47都道府県に在住する30~60代の男女155人の回答を得ました。

【調査結果(レポートより一部抜粋)】

● 現在の就業状況をみると、ステージに限らず全体的に「フルタイム勤務」者が最も多い。2016年11月調査時と比較すると、特に現在ステージⅣの方においてフルタイム勤務者の割合が高い結果となった。<図1>

● がんになる前と現在を比較したそれぞれの行動にかける時間の変化をみると、治療やSNSの時間が増加。一方、仕事にかける時間が減少し、約4人に1人ががんになって仕事を辞めている。<図2>

● かける時間が変わったことのうち、大きく変わった(変えた)と思うものでは、治療関係が最多。次いで、仕事が約41%、SNSが約34%と続く。<図3>

●  がんになる前と現在を比較して、SNSの閲覧やSNS上でのコミュニケーションを新たに始めた・増えたと回答した割合は全体で60%と半数以上を占める。性別でみると男性よりも女性が多い。また、子どもがいる方の末子の年齢別では末子が13歳以上、現在のステージ別ではステージⅣの方に、SNSの利用が増えた割合が高い。<図4>


【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ
調査地域:キャンサーペアレンツ会員が在住する47都道府県
調査対象:キャンサーペアレンツ会員30~60代の男女
調査期間:2017年9月
有効回答数:155サンプル

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[メディリード]
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