花粉症患者1,000名にきく、症状と対策に関する調査 

2018年01月16日
マクロミルは、旬な情報や話題のネタについてアンケートを行い、ニュースレター「HoNote通信」として調査結果をお届けしています。
vol.97は、「花粉症」をテーマに、花粉症患者の方がつらいと感じている症状やその対策などについて調査しました。また、都道府県別の花粉症率ランキングなどもご紹介します。

【調査結果Topics】

・全国の花粉症率は40%
・“都道府県別 花粉症率ランキング”、高い県  1位「群馬県」 2位「山梨県」 3位「滋賀県」、低い県  1位「沖縄県」 2位「北海道」 3位「宮崎県」
・つらい症状トップ3は「鼻水」40%、「眼のかゆみ」23%、「鼻づまり」21%
・花粉対策に利用されるもの、「マスク」が最多で7割が利用。5位の「ヨーグルト」は3割で食品・飲料商品の中ではトップ
・花粉症対策の開始時期は、スギ花粉の飛散開始に比例? “症状が出てから対策”も全エリアで3割
・スギ花粉対策の平均予算は4,730円。最多の予算帯は「1,000円以上~3,000円未満」で46%

【調査結果】

全国の花粉症率は40%
全国の20,000人に対し、花粉症の症状の有無を尋ねたところ、症状がある人は40%でした。

“都道府県別 花粉症率ランキング”、高い県 1位「群馬県」 2位「山梨県」 3位「滋賀県」、低い県 1位「沖縄県」 2位「北海道」 3位「宮崎県」
花粉症患者が多い都道府県は1位「群馬県」51.7%、2位「山梨県」50.0%、3位「滋賀県」49.7%。また少ない順では1位「沖縄県」6.9%、2位「北海道」20.9%、3位「宮崎県」22.7%でした。

つらい症状トップ3は「鼻水」40%、「眼のかゆみ」23%、「鼻づまり」21%
スギ花粉による花粉症の症状がある1,000名に、スギ花粉飛散シーズンの症状を尋ねました。多いものは上位から「鼻水」94%、「くしゃみ」89%、「眼のかゆみ」81%。そして、最もつらい症状を尋ねると、上位から「鼻水」40%「眼のかゆみ」23%、「鼻づまり」21%と続きました。

花粉対策に利用されるもの、「マスク」が最多で7割が利用。5位の「ヨーグルト」は3割で食品・飲料商品の中ではトップ
スギ花粉症対策で2018年の対策として利用するものを尋ねました。最多は「マスク」で70%、次いで、つらい症状で2番目に多かった “眼のかゆみ”の対策と考えられる「目薬」が57%でした。「病院での診察、治療、処方箋医薬品など」38%、「アレルギー症状を抑える市販薬」33%と、病院や薬での対策が3位・4位と続きます。上位5番目につけたのは「ヨーグルト」で31%。食品や飲料では、飴やガム、お茶、サプリメントなども選択肢として挙げていますが、それぞれ15~7%で上位5位には入りませんでした。食品や飲料関連では、ヨーグルトが他の商品を引き離してします。

花粉症対策の開始時期は、スギ花粉の飛散開始に比例? “症状が出てから対策”も全エリアで3割
花粉症対策を開始する時期を尋ねました。全国を5エリアで区分して比較すると、スギ花粉の飛散開始が遅いエリア※2ほど花粉症対策も遅いことが分かります。また、花粉症対策の開始時期は決めずに“症状が出始めてから”対策を始めるという人も各エリアにおよそ3割いることが分かりました。

※2:日本気象協会が運営する天気予報専門メディア「tenki.jp(てんきじぇーぴー)」からの引用

スギ花粉対策の平均予算は4,730円。最多の予算帯は「1,000円以上~3,000円未満」で46%
それでは、スギ花粉症患者の皆さんは今年のスギ花粉飛散シーズンの花粉症対策にどの程度お金をかける予定なのでしょうか。平均予算は4,730円、最も多い予算帯は「1,000円以上~3,000円未満」で46%でした。


【調査概要】
① 全国20,000人にきく、花粉症実態把握調査
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国20~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法:平成27年国勢調査による、全国5エリア×性別×年代の人口動態割付(合計20,000サンプル)
調査期間:2017年12月28日(木)~2018年1月5日(月)

② スギ花粉症患者1,000名にきく、症状と対策に関する調査
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:①の調査ので、スギ花粉による花粉症の症状があると回答した人(マクロミルモニタ会員)
割付方法:平成27年国勢調査による、全国5エリア×性別×年代の人口動態割付(合計1,000サンプル)
調査期間:2018年1月10日(水)

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