「お金」に関する調査(ミレニアル世代の社会人女性対象) 

2017年12月26日
ミレニアル世代と呼ばれる社会人女性711人(今調査では18歳から35歳まで)に、ミュゼマーケティングが「お金」にまつわるアンケート調査を実施。

<トピックス>

・国民の平均年収額が上がっても、20代前半の6人に1人は年収250万円以下
・実家暮らし率は62%。18から35歳で「一人暮らしをしたい」人は約5割
・お店でもらえるポイントを「貯める派」は96%。3人に1人が家計簿をつけている
・「新商品」「限定品」の言葉に弱いが、「つい購入」による失敗談も多い
・「特別」な時間を過ごしたい友人とのランチ代は、平均1,000円から1,500円
・お金をかける場所、人、ものを見極め、工夫しながら暮らす

<調査結果>

国民の平均年収額が上がっても、20代前半の6人に1人は年収250万円以下

2016年の国税庁の調査によると、女性の平均年収は279万円で、20から24歳に限定すると241万円という結果。そこで、ミュゼマーケティングが「現在の年収」についてアンケート調査したところ、「250万円以下」と回答したのは全体の59%を占める413人でした。さらに20から24歳の回答に絞ると、その割合は64%と半数を超えます。

・100万円未満 7%
・100~150万円 16%
・150~250万円 36%
・250~350万円 27%
・350~450万円 10%
・450万円以上 4%

では、ミレニアル世代の貯蓄はどれほどなのか。一番多くの割合を占めたのは「50万円未満」で56%。その後は、「50〜100万円」が21%、「100〜300万円」が17%と続きます。50万円未満が大多数を占めるなかで、貯金額が「1,000万円以上」という、20代のエステ・美容関係、30代の医療関係で働く女性もいました。

・50万円未満 56%
・50~100万円 21%
・100~300万円 17%
・300~500万円 4%
・500~800万円 2%
・800~1,000万円 0%
・1,000万円以上 0%

実家暮らし率は62%。18から35歳で「一人暮らしをしたい」人は約5割

年収250万円以下、手取りにして10数万円となれば、一人暮らしで生計を立てるのは至難の業。女性ともなれば、防犯面、住環境などを考慮する必要があるため、住むエリアや物件のグレードはどうしても上がってしまいます。
今回、「現在の住まいは?」という質問に対して、半数以上を占めた回答は「実家暮らし」の62%で、「一人暮らし」に至っては18%に留まっています。別のミュゼマーケティング調査「32%の女性がいまの部屋に不満アリ。1,077人にリサーチした、理想の住まいと現実」をより詳細に調べたところ、実家暮らしの18から35歳のうち「一人暮らしをしたい」と答えた人は49%いました。このことからも、実家を出たくても出られないミレニアル世代が多いことがわかります。
お金を使う優先順位について聞いたところ、「食費:29%」に続き、「美容:20%」「洋服:18%」「趣味:18%」「交際費:16%」と、2位以下はほぼ同等。美容にも趣味にも同じくらいお金をかけ、どれもバランスよく充実させたいという女性の姿がうかがえます。

お店でもらえるポイントを「貯める派」は96%。3人に1人が家計簿をつけている

では、彼女たちは普段、買い物をするうえでどんな工夫や節約をし、どんなときに購買意欲が高まるのでしょうか。シチュエーション別に見てみると、その特徴が浮かび上がってきました。
まずは、金銭管理で欠かせないのが「家計簿」。最近は便利で簡単なスマホアプリなどもあるため、約63%の人が「つけている / つけていたことがある」と答えています。一人暮らしで、現在も「家計簿をつけている人」は30%でした。日々のやりくりを見える化しているようです。
また、コンビニやスーパー、アパレルなどで商品を購入したときにもらえる「ポイント」を貯めるかという質問に対し、96%が「貯める」と答える結果となりました。

さらに、「多少遠くてもポイントのためにそのお店に行くことがある?」と質問したところ、4人に1人が「はい」と回答。堅実な女性が多いようです。

「新商品」「限定品」の言葉に弱いが、「つい購入」による失敗談も多い

年収250万円以下のミレニアル世代は、どんなときに購買欲が高まるのか。「お財布がついゆるんでしまうキーワード」上位は以下の結果に。

・新商品 22%
・限定品 15%
・ラスト1点 14%
・口コミサイトのランキング 12%
・店員のすすめ 12%

男性よりも買い物慣れしている女性は、ほかにないものを手にしたい欲求や刺激を求める性分。やはり新しいものや限られた商品に惹かれる傾向があるようです。アパレル店員から「残り1つです」と言われて、つい購入したくなったという経験を持つ女性も多いはず。
また、店頭だけでなく、いまやECサイトなどの充実によって、いつでもどこでも商品を買える時代。「手軽に買えるネット通販」でつい購入してしまう人は44%もいるようで、なかには失敗談を持つ人も。

「(試着ができないので)思っていたサイズではなかった」(20歳・販売員)
「(写真とは)色味が全然違った」(30歳・事務職)
「ブランドバッグをネットで買ったら、想像していたよりも小さかった」(23歳・学生)

店頭やネット通販でつい衝動買いをしてしまった日の月末や、友人・恋人とのつき合いで交際費がかさみ、「金欠」となったときの行動について聞いてみると、「食費を削る」という人が38%。その次に多いのが「仕事を増やす」(13%)、「クレジットカードに頼る」(17%)と続きます。なかには「服などを売る」「親に借りる」という意見も。

「特別」な時間を過ごしたい友人とのランチ代は、平均1,000円から1,500円

ミレニアル世代の特徴としてよくいわれるのが、「モノ」から「コト(体験)」への消費で、「モノ」を手に入れた先にある体験・ライフスタイルを求める傾向にあります。だから親しい友人や、恋人との時間は貴重なもの。そんな「交際費」についてもリサーチしてみました。
友人とのランチ代にかける予算で、半数以上を占めた回答は「1,000〜1,500円」(58%)。ある保険会社のランチ平均額の調査(2014年)によると、20代女性が529円、30代女性が522円だそうです。この数字と比べてみても、友人との食事は「ちょっと豪華にしたい」という気持ちが現れる結果となりました。

・500~800円 5%
・800~1,000円 26%
・1,000〜1,500円 58%
・1,500〜2,000円 11%

また、誕生日プレゼントにかける予算について調べてみると、友人と恋人では違いがあるようです。
「友人」「恋人(パートナー)」への誕生日プレゼントの平均額で、それぞれ一番多かったのは、友人に対しては「1,000〜5,000円(78%)」、恋人(パートナー)に対しては「5,000〜10,000円(33%)」でした。友人と恋人(パートナー)のプレゼント選びでは、約5,000円もの差が生まれたのです。より密な関係性でいたい人に対しては、より多くの予算をかけることがわかりました。

友達への誕生日プレゼントの平均額
・1,000円未満 3%
・1,000〜5,000円 78%
・5,000~1万円 16%
・1万~1万5,000円 2%
・買わない 1%

恋人・パートナーへの誕生日プレゼントの平均額
・1,000円未満 1%
・1,000〜5,000円 15%
・5,000~1万円 33%
・1万~1万5,000円 25%
・1万5,000円~3万円 18%
・買わない 4%

お金をかける場所、人、ものを見極め、工夫しながら暮らす

これまでの回答結果によって、自分に厳しく堅実なミレニアル世代の女性像が見えてきましたが、別の一面もあります。「よいものに出会ったとき、予算を越えて購入した経験がありますか?」という質問に対して、85%の人が「はい」と答える結果に。「本当に価値がある」と感じたものであれば、たとえ予算オーバーしても手に入れるようです。
今回の調査では、「お金をかけるポイント」を上手に見極め、いろいろな工夫をしながら生活するミレニアル世代女性のリアルな姿が見えてきました。
「ずっと使っていくものはよく考えて買うべきだと思ったし、お気に入りのものじゃないとテンションは上がらない」と、ある回答者がコメントしていることからも、購入プロセスだけではなく、その商品を手にしたあとの満足度も大事にしていることが見えてきます。


【ミュゼマーケティング調べ】

【調査概要】
調査日:2017年9月15日(金)~2017年9月30日(土)
調査方法:インターネット調査
調査人数:711名
調査対象:全国 18~35歳の女性

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